『2025年10月の日本代表メンバー』
アジアで圧倒的な強さを見せ、”史上最強”と称される日本代表ですが、9月のアメリカ遠征では1分1敗という散々な結果に。
怪我人の多さを差し引いても、「同格相手に勝てなかった」という事実は、チームへの不安が募る結果になりました。
しかし、さっそく名誉挽回のチャンスが訪れました。
- 10/10:🇵🇾パラグアイ戦
- 10/14:🇧🇷ブラジル戦
どちらも南米予選を勝ち抜き、2026年W杯出場権を獲得した強豪国。
そして、「W杯ベスト8以上」という目標を掲げる日本代表にとっては、まさにうってつけの対戦相手です。
なぜなら、パラグアイは2010年南アフリカW杯にて、日本のベスト8入りを阻んだ相手・・・。
当時とは大幅にメンバーが違うとはいえ、こういう強い相手に圧倒する試合が見たいところ。
そして、W杯最多優勝という実績を持つブラジルとの対戦も待っています。
前回対戦(2022年)では、”0-1”というスコア以上に力の差を見せつけられました。
というより、0勝11敗2分という通算成績が物語る通り、力の差を見せられ続けています。
この2連戦の結果次第で、”日本代表への期待度”が大きく左右しそうです。
今回は、2025年10月の日本代表メンバーをご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。


日本代表メンバー 27名
ポジション | 選手名 (所属クラブ) |
---|---|
GK | 鈴木彩艶 (パルマ[イタリア]) |
GK | 大迫敬介 (サンフレッチェ広島) |
GK | 早川友基 (鹿島アントラーズ) |
DF | 板倉滉 (アヤックス[オランダ]) |
DF | 渡辺剛 (フェイエノールト[オランダ]) |
DF | 瀬古歩夢 (ル・アーブル[フランス]) |
DF | 谷口彰悟 (シント=トロイデン[ベルギー]) |
DF | 鈴木淳之介 (コペンハーゲン[デンマーク]) |
DF | 長友佑都 (FC東京) |
DF | 安藤智哉 (アビスパ福岡) |
MF | 遠藤航 (リヴァプール[イングランド]) |
MF | 鎌田大地 (クリスタル・パレス[イングランド]) |
MF | 久保建英 (レアル・ソシエダ[スペイン]) |
MF | 堂安律 (フランクフルト[ドイツ]) |
MF | 佐野海舟 (マインツ[ドイツ]) |
MF | 藤田譲瑠チマ (ザンクトパウリ[ドイツ]) |
MF | 南野拓実 (モナコ[フランス]) |
MF | 伊東純也 (KRCヘンク[ベルギー]) |
MF | 田中碧 (リーズU[イングランド]) |
MF | 中村敬斗 (スタッドランス[フランス2部]) |
MF | 斉藤光毅 (QPR[イングランド2部]) |
MF | 望月ヘンリー海輝 (FC町田ゼルビア) |
MF | 相馬勇紀 (FC町田ゼルビア) |
FW | 上田綺世 (フェイエノールト[オランダ]) |
FW | 小川航基 (NEC[オランダ]) |
FW | 前田大然 (セルティック[スコットランド]) |
FW | 町野修斗 (ボルシアMG[ドイツ]) |
斉藤光毅がA代表初召集
Embed from Getty Images”パリ五輪世代の10番”を背負ったアタッカー。
2018年に16歳という若さでJリーグデビューを果たし、「三浦和良との35歳差ツートップ」で話題になりました。
あれから7年。
オランダ・英国2部・パリ五輪を経験し、ついにA代表初召集!
現在はQPR(英国2部)でプレー。
鋭いドリブル突破が持ち味で、「日本代表の新たな切り札」になる可能性を秘めています。

絶好調の鎌田大地
Embed from Getty Images現在、絶好調の3選手。
- 🇳🇱上田綺世→7試合6ゴール
- 🇩🇪堂安律→5試合2ゴール3アシスト
- 🇩🇪佐野海舟→9月のリーグ月間MVP候補
また、移籍問題で揺れていた中村敬斗も調子を上げてきています。
ただ、”いま1番ヤバい”のは鎌田大地ではないでしょうか。
2025年10月2日時点で、所属クラブのクリスタルパレスは公式戦18戦無敗という驚異的な記録を更新中。
その中盤に君臨し、毎試合のようにゲームをコントロールしています。
先日のリヴァプールとの大一番でも、圧巻のプレーを見せ、POTM(Player Of The Match)に選出。
「リヴァプール上手いやついる?」という有名なワードを、自らの力で伏線回収しました。

三笘薫が招集外
Embed from Getty Images9月のアメリカ遠征では、DF・MFに怪我人が続出。
苦しい台所事情となりましたが、今回は田中碧が復帰。
さらに、高井幸大もクラブの練習に復帰したという報道があるので、代表復帰の日も近いかもしれません。
そんな中で今回は、三笘薫が招集外。
ブライトンではスタメン出場が続いており、ゴールも決めてはいました。
ただ、いつものようなキレが見られず、試合を観戦したファンからは「コンディション悪い?」という心配な声も。
事情は明らかにはなっていませんが、王国ブラジルを相手にエース抜きで戦うという苦しい状況になります。

招集外となった主な選手
・DF:冨安健洋(無所属[元アーセナル])
・DF:伊藤洋輝(バイエルン[ドイツ])
・DF:町田浩樹(ホッフェンハイム[ドイツ])
・DF:高井幸大(トッテナム[イングランド])
・DF:菅原由勢(ブレーメン[ドイツ])
・MF:守田英正(スポルティング[ポルトガル])
・MF:三笘薫(ブライトン[イングランド])
Jリーグからは6人が招集
Embed from Getty Images今回の国内組は6名。
大迫・長友・望月の常連組に加え、早川・安藤の2選手が日本代表に定着しつつあります。
また、E-1選手権でMVP級の活躍を見せ、Jリーグでも別格のプレーを見せている相馬勇紀がA代表復帰を果たしています。
国内組の6名(Jリーガー)
・GK:大迫敬介(サンフレッチェ広島)
・GK:早川友基(鹿島アントラーズ)
・DF:長友佑都(FC東京)
・DF:安藤智哉(アビスパ福岡)
・MF:望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)
・MF:相馬勇紀(FC町田ゼルビア)
パラグアイ&ブラジル代表について
Embed from Getty Images日本代表が”大の苦手”とする南米勢との2連戦。
10月シリーズでは、パラグアイ・ブラジルと対戦します。
まず、パラグアイとの対戦といえば、2010年南アフリカW杯・決勝トーナメント1回戦。
PK戦の末に敗れ、ベスト8進出を逃したあの試合を思い出す方も多いでしょう。
あれから15年が経過し、メンバーはすっかり入れ替わり、いまの日本代表はヨーロッパ主要クラブでプレーする選手がほとんどです。
「あれ、日本の方が格上?」と思ってしまいそうですが、パラグアイは南米予選を勝ち抜いた強豪。
所属クラブの知名度以上に、組織的な守備と勝負強さが光ります。
“南米予選を突破した”という事実こそ、実力の証と言えるでしょう。
そして、なんと言っても注目はブラジル戦。
過去13試合で日本は2分11敗と、いまだ勝利なし。
かつてほどのスーパースター集団ではないと言われるものの、依然として世界トップクラスのタレントを擁します。
欧州のビッグクラブで活躍する選手がズラリと並び、そのクオリティは健在です。
パラグアイ代表
Embed from Getty Images- FIFAランク:37位
- 日本との戦績:5勝2敗4分
- W杯出場回数:9回(2026年大会を含む)
- W杯最高順位:ベスト8(2010年)
- 2026年W杯南米予選の順位:6位
主な有名選手
・サナブリア(クレモネーゼ[イタリア])
・クエンカ(ジェノア[イタリア])
・ディエゴ・ゴメス(ブライトン[イングランド])
・アルデレーテ(サンダーランド[イングランド])
・エンシソ(イプスウィッチ[イングランド]) など
ブラジル代表
Embed from Getty Images- FIFAランク:6位
- 日本との戦績:11敗2分
- W杯出場回数:23回(2026年大会を含む)
- W杯最高順位:優勝5回(1958年、1962年、1970年、1994年、2002年)
- 2026年W杯南米予選の順位:5位
主な有名選手
・ヴィニシウス(レアル・マドリード[スペイン])
・ロドリゴ(レアル・マドリード[スペイン])
・ミリトン(レアル・マドリード[スペイン])
・リシャルリソン(トッテナム[イングランド])
・カゼミーロ(マンチェスターU[イングランド]) など
※ネイマール、マルキーニョス、ラフィーニャらは招集外。
試合日程・会場・放送予定
日程 | 対戦相手 (会場) | TV放送 |
---|---|---|
10/10(金) 19:20~ | パラグアイ (吹田[大阪府]) | ・日本テレビ ・ |
10/14(火) 19:30~ | ブラジル (国立[東京都]) | ・テレビ朝日 ・ABEMA |
今回の代表戦は、どちらも”地上波での放送”があります!!
- パラグアイ戦→日本テレビ系列
- ブラジル戦→テレビ朝日系列
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まとめ
パラグアイ・ブラジルという南米の強豪との対戦に、三笘薫が不在。
さらに、久保建英も足首の状態が万全ではなく、想定以上に厳しい状況です。
更に、ここ最近は森保ジャパンへの風当たりも強まっており、2026年W杯本大会に向けて不安の声が広がりつつあります。
だからこそ、この10月シリーズは極めて重要。
結果以上に、“内容で納得させる”ことが求められる試合です。
南米勢との対戦を通じて、日本代表がどこまで通用するのか。
真価を測る試金石となる2連戦になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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