「脅威的なサッカーIQ」
かつて京都橘高校のエースとして、高校サッカー選手権を沸かせたMF。
強靭なパワーや、爆発的なスピードがある選手ではない。
ただ、それを補って余りあるほどの”頭の良さ”。
状況を見て正しいプレーを選択し、味方のためにスペースを開ける。
サッカーの質を1段階上げることができる選手です。
今回は、仙頭啓矢のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。

仙頭啓矢ってどんな選手?
- 名前:仙頭啓矢(せんとう けいや)
- 生年月日:1994年12月29日
- 出身地:大阪府枚方市
- 所属クラブ:FC町田ゼルビア
- 背番号:8番
- ポジション:MF
- 身長:171cm
- 体重:64kg
- 利き足:右
仙頭啓矢のインスタグラムはこちら。
後輩・小屋松知哉
小屋松知哉は高校時代の1学年後輩。
そして、プロでも複数回にわたって同じチームでプレー。
- 京都サンガF.C
- サガン鳥栖
- 柏レイソル
高校時代を含めると、4回もチームメイトになっています。

京都府の銭湯とコラボ
京都サンガF.C在籍時のこと。
京都府内の銭湯とコラボし、PRを行なっています。
”仙頭が銭湯をPRする”というユニークな企画です。
スーパー仙頭
数あるゲーフラの中でも、非常に面白いゲーフラ。
「スーパー仙頭」。(参照:Qoly)
シンプルなところが良い。
そして、どこのクラブに行っても掲載されているのがすごい!
仙頭啓也の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:アディダス
仙頭選手は、アディダスの”コパ”を着用しています。
とても柔らかく、ボールタッチのしやすさが特徴の天然皮革のスパイクです。
仙頭啓也のプレースタイル
Embed from Getty Images仙頭選手は非常に頭が良い選手。
自らの生かし方、味方の生かし方を熟知しています。
サッカーIQの高さ
サッカーIQが非常に高く、ゲームの流れを読んで最適なプレーを選択します。
- どのタイミングで仕掛けるのか
- 時間を使うべきか
縦に急ぐだけでなく、あえて時間を作ることでチームの攻撃にリズムをもたらします。
また、ポジショニング良さも抜群で、ボールを受ける上手さも光ります。
パス精度の高さ
仙頭選手はパス精度が非常に高いです。
狭いエリアにいる味方に”針の穴を通すかのような正確なパス”を供給し、一瞬でチャンスを作り出します。
ロングキックの精度も抜群で、相手からのプレスを受けても一気に局面を打開します。
ユーティリティ性の高さ
真ん中寄りのポジションを本職とする仙頭選手ですが、サイドでのプレーも対応可能です。
中盤であればどのポジションでもプレーできます。
また、高校・大学時代はFWとしてもプレー。
どんなフォーメーションにも対応できる、非常にありがたい存在です。
仙頭啓也のこれまでの経歴
- FCジョカーレ
- ガンバ大阪門馬Jr.(枚方市立小倉小学校)
- FCグリーンウェーブU-15(枚方市立渚西中学校)
- 京都橘高校サッカー部
- 東洋大学サッカー部
- 京都サンガF.C
- 横浜F.マリノス
→京都サンガF.C(レンタル) - サガン鳥栖
- 名古屋グランパス
- 柏レイソル
- FC町田ゼルビア
小学生時代
小学生時代はFCジョカーレでサッカーを始めます。
大阪府枚方市を拠点とするクラブでプレー。
高学年になると、ガンバ大阪門馬ジュニアに籍を移しています。
荒木隼人選手もガンバ大阪門馬の出身です。
中学生時代
中学生時代は、FCグリーンウェーブU-15でプレーしています。
勝敗ばかりでなく、楽しみながらプレーし、発想力を鍛えることをテーマとするチーム。
サッカーIQの高さは、中学生時代に磨かれたのかもしれません。
高校生時代
高校生時代は、京都橘高校サッカー部でプレーしています。
高校3年時の選手権では、全国大会準優勝。
小屋松選手と揃って5ゴールをあげ、得点王に。
日本高校選抜にも選出され、全国区の選手へと駆け上がります。
京都橘高校はもともとは女子校で、2000年に共学になりました。
大学生時代
大学生時代は、東洋大学サッカー部でプレーしています。
関東2部ながらも、総理大臣杯では全国ベスト8に。
まだまだ”サッカー”では知名度が低かったチームを、”強豪”へと引っ張り上げています。
東洋大学出身の選手
・馬渡和彰
・坂本達裕
・松本健太
・松崎快
・新井悠太
京都サンガF.C
Embed from Getty Images2017年に京都サンガF.Cでプロキャリアをスタートし、3年間プレーします。
3年間でJ2で99試合に出場し、2019年5月にはJ2月間MVPを受賞。
この時期に、主戦場をFWからMFへと移します。
京都での成績
・2017年:24試合5ゴール(J2)
・2018年:39試合1ゴール(J2)
・2019年:36試合10ゴール(J2)
・2020年:19試合6ゴール(J2[途中加入])
※2020年はレンタルでの復帰。
横浜F.マリノス
Embed from Getty Images2020年に横浜F.マリノスに移籍します。
J2で結果を残してのステップアップとなりましたが、選手層の厚いマリノスでは定位置を掴めず。
わずか半年の在籍で、レンタルで京都サンガに復帰することになります。
京都での成績
・2020年:3試合0ゴール(J1[途中退団])
サガン鳥栖
Embed from Getty Images2021年にサガン鳥栖に移籍します。
J1全38試合に出場し、チームも7位でフィニッシュ。
しかし、財政難の影響でスタメン選手のほとんどが退団。
仙頭選手もそのうちの一人。
1年でサガン鳥栖を退団します。
鳥栖での成績
・2021年:38試合3ゴール(J1)
名古屋グランパス
Embed from Getty Images2022年に名古屋グランパスに移籍。
鳥栖時代に引き続き、2年連続でリーグ戦全試合に出場。
主にトップ下を任され、パスセンスを活かして攻撃に貢献。
1年での退団になりましたが、大きなインパクトを残しました。
名古屋での成績
・2022年:34試合2ゴール(J1)
柏レイソル
Embed from Getty Images2023年に柏レイソルに移籍します。
- ボランチ
- サイドハーフ
- トップ下
様々なポジションでプレーし、”独特なリズム”でチャンスを演出します。
ただ、途中出場の機会が多かったこともあり、またしても”1年での退団”を決断しています。
柏での成績
・2023年:26試合0ゴール(J1・天皇杯準優勝)
FC町田ゼルビア
Embed from Getty Images2024年にFC町田ゼルビアに移籍します。
J1初挑戦となるシーズンに加入。
開幕戦から”キャプテン”を務め、町田旋風の中心人物に。
町田での成績
・2024年:35試合1ゴール(J1)

まとめ
どこか”渡り鳥”のような印象のある選手で、すでに7クラブ目。
仙頭啓矢のすごいところは、”どのクラブでも主力級の活躍”をしていること。
パス1つ・トラップ1つが非常に上手く、適応能力も抜群です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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