「2026年北中米W杯 グループC」
「サッカー王国ブラジル」と「新興勢力モロッコ」。
グループCの最注目は間違いなくこの2カ国で、今大会屈指の好カードです。
残る2カ国は、”久々のワールドカップ出場”となるチーム。
欧州予選を勝ち抜いたスコットランドは、”通好みの選手”が多く在籍する中堅国。
3月には日本とも対戦しており、「どんなサッカーをするのか」はすでにイメージできている方も多いかもしれません。
では、ハイチはどうでしょうか?
52年ぶりのW杯出場となる”北中米の小国”は、まさに未知数の存在。
同じ感想を持った方は、ぜひこのまま記事を読み進めてみてください。
この記事では、グループCの組み合わせや各国の特徴を、初心者の方にも分かりやすく解説します。
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グループCの組み合わせ
| 国名 (地域) | 出場回数 | 最高成績 |
|---|---|---|
| 🇧🇷 ブラジル (南米) | 23回目 (23大会連続) | 優勝 (5回) |
| 🇲🇦 モロッコ (アフリカ) | 7回目 (3大会連続) | ベスト4 (2022年) |
| 🇭🇹 ハイチ (北中米) | 2回目 (13大会ぶり) | GL敗退 |
| 🏴 スコットランド (欧州) | 9回目 (7大会ぶり) | GL敗退 |
グループC 各国の愛称
- 🇧🇷 ブラジル
→「セレソン」(意味:選ばれし者たち)、「カナリア軍団」 - 🇲🇦 モロッコ
→「アトラスのライオン」 - 🇭🇹 ハイチ
→「レ・グレナディエール」(意味:精鋭歩兵) - 🏴 スコットランド
→「タータンアーミー」(スコットランドサポーターの愛称)
グループCの試合会場
今大会は、史上初となる3カ国共同開催。
アメリカ・カナダ・メキシコの合計16会場で試合が行われます。
大きな特徴としては、「移動距離のスケール」。
3カ国はいずれも世界最大級の国土面積を誇ります。
- 🇨🇦カナダ:約998万㎢(世界2位)
- 🇺🇸アメリカ:約983万㎢(世界3位)
- 🇲🇽メキシコ:約196万㎢(世界13位)
これらを合計すると約2,177万㎢。
日本(約38万㎢)と比較すると、”約57倍”という圧倒的な広さになります。
ここまで国土が広くなると、「単なる移動」という言葉では片付けることはできません。
・長距離移動による疲労
・時差によるコンディションのズレ
・地域ごとの気候差
上記のような、「ピッチ外の要素」も勝敗を左右する重要なポイントに。
この章では、「グループCで試合が開催される都市」に注目し、6〜7月の気温や標高など、
それぞれの違いを見ていきます。
ニューヨーク(アメリカ)
Embed from Getty Imagesアメリカ東部に位置する、国内最大の都市。
金融系大企業の本社がズラリと立ち並び、「世界経済の中心地」とも言える場所です。
6〜7月の平均気温は25〜30℃前後で、湿度が高く、蒸し暑さが特徴です。
日本の夏に近いコンディションで、体力の消耗が激しくなる可能性も。
ニューヨークでは、「ブラジルvsモロッコ」という大一番が開催されます。
・6/14(日)AM7時 ブラジルvsモロッコ(日本時間)
ボストン(アメリカ)
Embed from Getty Imagesアメリカ北東部に位置する、歴史ある港町。
ハーバード大学やMIT(マサチューセッツ工科大学)など、超有名大学が集まる”学術都市”として知られています。
6〜7月の平均気温は22〜28℃前後で、他の開催都市と比べると比較的涼しく、過ごしやすい気候。
海風の影響もあり、湿度はやや控えめで、コンディションを保ちやすい環境です。
ボストンでは、グループCの2試合が開催予定。
・6/14(日)AM10時 ハイチvsスコットランド(日本時間)
・6/20(土)AM7時 スコットランドvsモロッコ(日本時間)
フィラデルフィア(アメリカ)
Embed from Getty Imagesアメリカ東部に位置する、歴史ある都市。
独立宣言が採択された地として知られ、アメリカ建国の象徴的な役割を持つ街です。
6〜7月の平均気温は25〜32℃前後で、湿度が高く、蒸し暑さが際立つ気候。
風が通りにくく、暑さがこもりやすいため、体力の消耗が激しくなる環境です。
フィラデルフィアでは、グループCの1試合が開催予定。
・6/20(土)AM9時30分 ブラジルvsハイチ(※日本時間)
マイアミ(アメリカ)
Embed from Getty Imagesアメリカ南東部のフロリダ州に位置する「美しいビーチ」で有名なリゾート都市。
サッカー界では、リオネル・メッシやルイス・スアレスといったスター選手が加入したことで、「インテル・マイアミの本拠地」として世界中の注目を集めました。
年間を通して温暖で、6〜7月の平均気温は30〜34℃前後。
高温に加えて湿度も非常に高く、過酷な気候が特徴。
体感温度はさらに高くなりやすく、今大会でも屈指の”消耗戦”が予想される会場です。
また、スコールも多く、試合展開に影響を与える可能性もあります。
マイアミでは、グループCの1試合が開催予定。
・6/25(木)AM7時 スコットランドvsブラジル(※日本時間)
アトランタ(アメリカ)
Embed from Getty Imagesアメリカ南東部に位置する、ジョージア州の中心都市。
近年は企業の進出も進み、経済・文化の両面で発展を続ける都市として知られています。
また、サッカーファンにとっては、「アトランタ五輪で日本がブラジルを破った場所」としても有名でし。
6〜7月の平均気温は28〜33℃前後で、湿度も高く、蒸し暑さが特徴。
非常に過酷な環境ですが、アトランタには「屋根付きのドーム型スタジアム」があります。
空調が効くため、他の開催都市と比べるとコンディションの影響を受けにくいでしょう。
アトランタでは、グループCの1試合が開催予定。
・6/25(木)AM7時 モロッコvsスコットランド(※日本時間)
グループCの展望
全盛期のような輝きは放てていないブラジルと、強豪国への仲間入りを果たしたモロッコ。
第1節で実現する『ブラジルvsモロッコ』という対戦カードは、今大会のグループリーグにおいての最注目試合のひとつです。
それと同時に、2強が飛び抜けて強いという点も事実。
多くのメディアが、「ブラジルとモロッコの突破は固い」と予想しています。
残る2カ国は、28年ぶりのW杯出場となるスコットランドと、52年ぶりの出場となるハイチ。
スコットランドには欧州5大リーグで活躍している選手も多く、持ち前の熱い守備を展開できるなら、強豪相手にも「もしかしたら・・・」を起こす可能性があります。
対するハイチは、世界大会での実績が乏しく、まさに”未知数”。
これらの点を踏まえると、
- 首位争い→ブラジル & モロッコ
- 3位争い→スコットランド & ハイチ
と予想するのが妥当と言えるでしょう。
グループリーグ突破の条件
今大会からは、出場国の数が『32カ国→48カ国』に増加。
その影響で、決勝トーナメントには『32カ国』が出場できるようになりました。
グループ1位と2位は決勝トーナメントに進出。(ベスト32)
3位は他グループの3位と比較し、上位8位に入る成績の場合に決勝トーナメントに進出できます。
・グループCの1位
→F組の2位と対戦(日本のグループ)
・グループCの2位
→F組の2位と対戦(日本のグループ)
・グループCの3位
→A組1位 or I組1位と対戦(メキシコ or フランス?)
・グループCの4位
→GL敗退
グループC 各国の特徴・注目選手
この章では、グループCに入った4カ国についてご紹介します。
これまでのワールドカップでの実績やチームの特徴、注目選手を中心に、各国の強みをわかりやすく見ていきましょう。
ブラジル代表
Embed from Getty Images- W杯出場回数:23回目
- 最高成績:優勝(1958年、1962年、1970年、1994年、2002年)
世界最多のワールドカップ優勝5回という実績を誇るサッカー王国。
しかし、最後に優勝したのは2002年日韓W杯のことで、あれから24年の月日が経ちました。
振り返ると、ペレ・ジーコ・ロマーリオ・ロナウド・ロナウジーニョ・カカなど、「サッカーに詳しくない人でも知っている」というレベルのスーパースターがいました。
ブラジルにとっての最後のスーパースターはネイマールかもしれません。(今大会でのメンバー入りは厳しそう)
そうは言っても、ビッグクラブの主力級が揃うスター軍団であることはいまも同じ。
相手を嘲笑うかのような華麗なテクニックと、流れるような連携。
ヴィニシウス(レアル・マドリード)やラフィーニャ(バルセロナ)を筆頭に、個人技でゴールをこじ開けられる選手が勢揃いしています。
ただ、かつてのような”絶対的エース不在”という点は、今のブラジルにおけるひとつの課題と言えるでしょう。
モロッコ代表
Embed from Getty Images- W杯出場回数:7回目
- 最高成績:ベスト4(2022年)
2022年カタールW杯で”モロッコ旋風”を起こし、アフリカ史上初となるベスト4進出。
2025年アフリカネーションズリーグでは、「決勝戦の2ヶ月後に優勝する」というハプニングはありましたが、アフリカ王者に輝いたことは紛れも無い事実です。
メンバーを見ても、「世界一のサイドバック」と称されるアクラフ・ハキミや、レアル・マドリードのブラヒム・ディアスなど、ビッグクラブの主力が複数人在籍。
一方で、欧州中堅国や自国リーグでプレーしている選手も多く、所属クラブだけで見れば「まだまだ」という印象もあります。
しかし、チームとしての完成度は非常に高く、「堅守速攻」の鋭さは世界トップクラス。
また、2025年U-20W杯優勝など、下の世代が育っている点もモロッコの大きな強みです。
個の爆発力を持つブラジルに対し、組織力で対抗できる数少ないチームと言えるでしょう。
ハイチ代表
Embed from Getty Images※ホームユニフォームは青色。
- W杯出場回数:2回目
- 最高成績:GL敗退
13大会ぶり(52年ぶり)にワールドカップ出場権を獲得。
その事実だけ聞くと、「出場枠が増えた恩恵を受けた」というイメージをしてしまいますが、それは間違い。
というのも、北中米予選では、W杯常連国のコスタリカやホンジュラスを抑え、首位で予選を通過しています。
メンバーを見ると、ベルガルド(ウォルバーハンプトン)やデルクロワ(元・バーンリー)といったプレミアリーグ経験者に加え、リーグアン(フランス)でプレーする選手も複数人在籍。
とはいえ、世界大会の経験が乏しく、「FIFAランク83位の国」ということも事実。
今大会において、格下認定されている国のひとつです。
ただし、対戦国にとっては「未知数だからやりにくい」という存在かもしれません。
スコットランド代表
Embed from Getty Images- W杯出場回数:9回目
- 最高成績:GL敗退
7大会ぶり(28年ぶり)のワールドカップ出場を果たした欧州の中堅国。
欧州予選では、デンマークやギリシャといった強敵を抑えて首位突破。
”魂のこもったプレー”が持ち味で、球際では熱く・激しく闘います。
メンバー構成としては、主力級の選手たちはプレミアリーグやセリエAなどの欧州5大リーグでプレー。
ナポリでプレーするマクトミネイやギルモア、リヴァプールのロバートソンなどは世界的に名の通った名選手です。
ただし、メンバーの半数弱はプレミアシップ(英国2部)などの選手で構成されており、「総力戦」という面ではやや見劣りする印象もあります。
それでも、守備の強度と運動量で相手に勝ることができれば、強豪相手にも勝機を見出せる可能性も。
個人的に注目したいのは、少年時代に”中村俊輔”に憧れたキーラン・ティアニーの活躍です。
試合日程・放送予定
| 日時 | 対戦カード | 放送予定 |
|---|---|---|
| 6/14(日) 7:00~ | 🇧🇷ブラジル vs 🇲🇦モロッコ (ニューヨーク) | DAZN |
| 6/14(日) 10:00~ | 🇭🇹ハイチ vs 🏴スコットランド (ボストン) | DAZN |
| 6/20(土) 7:00~ | 🏴スコットランド vs 🇲🇦モロッコ (ボストン) | DAZN |
| 6/20(土) 9:30~ | 🇧🇷ブラジル vs 🇭🇹ハイチ (フィラデルフィア) | DAZN |
| 6/25(木) 7:00~ | 🏴スコットランド vs 🇧🇷ブラジル (マイアミ) | DAZN |
| 6/25(木) 7:00~ | 🇲🇦モロッコ vs 🇭🇹ハイチ (アトランタ) | DAZN |
ワールドカップは「地上波」と「DAZN」で視聴できます。
地上波では、開幕戦・決勝戦、日本代表の試合など、注目カードを中心に放送予定。
一方、DAZNでは全104試合をライブ配信に加え、見逃し配信にも対応しています。
サッカーは大会ごとに視聴方法が異なるため、「この試合はどこで見れるの?」と迷うことも多いですよね。
そんな方のために、2026年ワールドカップだけではなく、欧州5大リーグやチャンピオンズリーグ(CL)、Jリーグの各種大会など、サッカーの放映権をまとめた記事を作成しています。
まとめ
6度目の優勝を目指すブラジルと、前回大会の”ベスト4以上”を狙うモロッコ。
「グループCの2強」とされる両国の対戦は、”暑さ”が際立つニューヨークで開催されます。
奇しくも、両国ともに暑さには慣れている国。
コンディション面での大きな差は生まれにくく、ハイレベルな戦いが期待できるでしょう。
そして、グループCは「日本代表(グループF)」にとっても注視すべき存在です。
なぜなら、日本代表が1位または2位で決勝トーナメントに進出した場合、グループCの1位または2位と対戦する可能性があるためです。
日本人にとっては、「グループC=グループFの次に注目すべきグループ」と言えるでしょう。
どのチームが勝ち上がってくるのか、その行方は日本の戦いにも大きく影響してきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


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