「2026年北中米W杯 グループB」
北中米ワールドカップの組み合わせが決まった際に、こう思いませんでしたか?
「グループB弱くない?」。
優勝候補が不在どころか、グループリーグ突破経験があるのはスイスだけ。
欧州中堅国が、「1強」という見方さえできるグループ。
しかし、裏を返せば、グループリーグ突破国の予測は困難。
どのチームにもチャンスがある、”混戦グループ”とも言えるでしょう。
そして、4カ国のうち、”3カ国が赤色のユニフォーム”ということもあり、「2ndユニフォームの出番」が一際多いグループになるでしょう。
この記事では、グループBの組み合わせや各国の特徴を、初心者の方にも分かりやすく解説します。
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グループBの組み合わせ
| 国名 (地域) | 出場回数 | 最高成績 |
|---|---|---|
| 🇨🇦 カナダ (北中米) | 3回目 (2大会連続) | GL敗退 |
| 🇧🇦 ボスニアヘルツェゴビナ (欧州) | 2回目 (3大会ぶり) | GL敗退 |
| 🇶🇦 カタール (アジア) | 2回目 (2大会連続) | GL敗退 |
| 🇨🇭 スイス (欧州) | 13回目 (6大会連続) | ベスト8 |
グループB 各国の愛称
- 🇨🇦 カナダ
→「カナックス」(意味:カナダ国民) - 🇧🇦 ボスニア・ヘルツェゴビナ
→「ズマイェビ」(意味:竜) - 🇶🇦 カタール
→「アラン・ナービ」(意味:マルーン色) - 🇨🇭 スイス
→「リ・ナティ」(意味:スイス国民)
グループBの展望
優勝候補や開催国が入る「ポット1」からは、「カナダ」が入ったグループB。
カナダには開催国としての”地の利”があるのは間違いありませんが、他グループのポット1と比較すると「ラッキーなグループ」と言えるでしょう。
また、今大会の出場権を危なげなく獲得したのは、欧州予選を無敗で突破したスイスのみ。
カタールはアジア4次予選経由、ボスニアヘルツェゴビナは欧州プレーオフ経由で、言い換えれば「なんとか出場権を獲得した国」が並びます。
棘のある言い方をするならば、「今大会で最もレベルが低いグループ」と言っても過言ではありません。
ただし、裏を返せば、「どのチームにも突破のチャンスがある」ということ。
実力差が拮抗しているからこそ、1試合の結果で一気に情勢が変わる”予想が難しいグループ”です。
また、開催地の面でも快適な環境が揃っています。
会場となるバンクーバー(カナダ)、トロント(カナダ)、サンフランシスコ(アメリカ西部)、シアトル(アメリカ西部)は、いずれも6月の平均気温は20℃前後。
暑さが気になるのはロサンゼルス(アメリカ西部)のみで、第2節に「スイスvsボスニア」が開催されます。
他グループのような高温多湿や高地といった過酷な条件は少なく、純粋な”実力勝負”になりやすい環境です。
グループリーグ突破の条件
今大会からは、出場国の数が『32カ国→48カ国』に増加。
その影響で、決勝トーナメントには『32カ国』が出場できるようになりました。
グループ1位と2位は決勝トーナメントに進出。(ベスト32)
3位は他グループの3位と比較し、上位8位に入る成績の場合に決勝トーナメントに進出できます。
・グループBの1位
→E組・F組・G組・I組・J組の3位のいずれかと対戦
・グループBの2位
→A組の2位と対戦
・グループBの3位
→D組1位 or E組1位と対戦(アメリカ・トルコなど or ドイツ?)
・グループBの4位
→GL敗退
グループB 各国の特徴・注目選手
この章では、グループBに入った4カ国についてご紹介します。
これまでのワールドカップでの実績やチームの特徴、注目選手を中心に、各国の強みをわかりやすく見ていきましょう。
カナダ代表
Embed from Getty Images- W杯出場回数:3回目
- 最高成績:GL敗退
今大会の開催国。
これまでに1986年大会、2022年大会の2回の出場歴があるものの、通算成績は6試合で6敗。
自国開催のワールドカップで「まずは勝ち点1を」という状況は、2002年大会時の日本代表と重なる部分があります。
ただし、現在のカナダは当時とは大きく異なります。
近年は急速にレベルアップを遂げており、スピードを活かしたダイナミックな攻撃が特徴。
2025年12月に全十字靭帯断裂から復帰したアルフォンソ・デイビス(バイエルン)や、ジョナサン・デイビッド(ユベントス)らを筆頭に、欧州トップレベルで活躍する選手も増えてきました。
一方で、チーム全体を見るとチャンピオンシップ(イングランド2部)やMLS所属の選手が多数。
それでも、開催国としての後押しは大きく、勢いに乗れば一気にグループ突破まで駆け上がる可能性も。
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表
Embed from Getty Images- W杯出場回数:2回目
- 最高成績:GL敗退
欧州予選グループHでは、オーストリアに次いで2位。
欧州プレーオフ決勝で強豪イタリアを倒し、3大会ぶり2度目の出場権を勝ち取りました。
ただし、「前半で10人になったイタリア」を相手に、PK戦までもつれ込んだのも事実です。
それでも、このチームには明確な武器があります。
それが、”高さ”。
空中戦やセットプレーは大きな得点源であり、拮抗した試合では一発で流れを変える力を持っています。
注目選手は、40歳を迎えた現在もなおボスニアのエースとして君臨するエディン・ジェコ。
プレミアリーグ制覇の経験もある偉大な男が、”得点源”としても”引き締め役”としてもチームに活力を与えます。
カタール代表
Embed from Getty Images- W杯出場回数:2回目
- 最高成績:GL敗退
潤沢な資金を投じ、急成長を見せるアジアの新興勢力。
アジアカップでは2019年大会、2023年大会と2連覇を達成したものの、その成長にはやや陰りも見え始めています。
実際に、今大会のアジア最終予選(3次予選)では4位となり、アジア4次予選の末にW杯出場権を獲得。
前回大会は自国開催だったこともあり、「予選を突破してのワールドカップ出場」は今回が初めてです。
その意味では、カタールの真価が問われる大会になるでしょう。
代表メンバーは、全員が自国リーグでプレー。
国としての強化体制は整っているものの、国際舞台での経験値という点では不安も残ります。
今大会では「格下扱い」を受ける立場ではあるものの、「ゆるめのグループB」に入れたことは幸運。
決勝トーナメントに進出できれば、世界からの評価が大きく変わる可能性を秘めています。
スイス代表
Embed from Getty Images- W杯出場回数:13回目
- 最高成績:ベスト8
伝統的に「強固な守備」が持ち味の欧州中堅国。
今大会の欧州予選でも、スウェーデンが同居するグループを「6試合2失点」という守備力で首位通過しています。
また、守備力を生かしたロースコアの試合が多い傾向がありますが、今予選では14得点という得点力も披露。
もはや、現在のスイスは”守備だけのチーム”ではありません。
メンバーの大半が欧州5大リーグのクラブに所属しており、国内クラブ所属選手はごく少数。
ジャカ(サンダーランド)やアカンジ(インテル)など、世界的な実力を持つ選手も複数在籍しています。
ワールドカップでは「ベスト16の常連」という立ち位置ですが、狙うは約72年ぶりの「W杯ベスト8」。
攻守ともに大きな弱点が少なく、安定感という点ではこのグループで一歩抜けた存在です。
試合日程・放送予定
| 日時 | 対戦カード | 放送予定 |
|---|---|---|
| 6/13(土) 4:00~ | 🇨🇦カナダ vs 🇧🇦ボスニア | DAZN |
| 6/14(日) 4:00~ | 🇶🇦カタール vs 🇨🇭スイス | DAZN |
| 6/19(金) 4:00~ | 🇨🇭スイス vs 🇧🇦ボスニア | DAZN |
| 6/19(金) 7:00~ | 🇨🇦カナダ vs 🇶🇦カタール | DAZN |
| 6/25(木) 4:00~ | 🇨🇭スイス vs 🇨🇦カナダ | DAZN |
| 6/25(木) 4:00~ | 🇧🇦ボスニア vs 🇶🇦カタール | DAZN |
ワールドカップは「地上波」と「DAZN」で視聴できます。
地上波では、開幕戦・決勝戦、日本代表の試合など、注目カードを中心に放送予定。
一方、DAZNでは全104試合をライブ配信に加え、見逃し配信にも対応しています。
サッカーは大会ごとに視聴方法が異なるため、「この試合はどこで見れるの?」と迷うことも多いですよね。
そんな方のために、2026年ワールドカップだけではなく、欧州5大リーグやチャンピオンズリーグ(CL)、Jリーグの各種大会など、サッカーの放映権をまとめた記事を作成しています。
まとめ
今大会No.1の”渋い”グループ。
初心者の方には勧めにくく、サッカー好きにとっても優先順位は高くないでしょう。
ただ、期待されていなかったグループほど、面白い展開になるのも事実です。
特に、DFとしてプレーするサッカー少年・少女たちには、ぜひとも「スイスの組織的守備」を見てもらいたいところ。
また、開催国としてどれほどの熱量を生み出すのか、「カナダサッカーの盛り上がり」にも注目です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


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