「2026年北中米W杯 グループJ」
前回大会王者のアルゼンチンがいるグループ。
世界最高のプレーヤーであるリオネル・メッシにとっては6回目の出場で、おそらく最後のワールドカップになります。
この事実だけで、グループJの試合を見る価値は十分。
世界中の人々が”アルゼンチンの試合”を楽しみにしているでしょう。
では、対抗馬になるのは?
最有力候補は欧州中堅国のオーストリアで、次点にアルジェリア。
初出場のヨルダンは、未知数の存在です。
この記事では、グループJの組み合わせや各国の特徴を、初心者の方にも分かりやすく解説します。
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グループJの組み合わせ
| 国名 (地域) | 出場回数 | 最高成績 |
|---|---|---|
| 🇦🇷アルゼンチン (南米) | 19回目 (14大会連続) | 優勝 (3回) |
| 🇩🇿アルジェリア (アフリカ) | 5回目 (3大会ぶり) | ベスト16 (2014年) |
| 🇦🇹オーストリア (欧州) | 8回目 (7大会ぶり) | 3位 (1954年) |
| 🇯🇴ヨルダン (アジア) | 初出場 | – |
グループJ 各国の愛称
- 🇦🇷アルゼンチン
→「アルビセレステス」(意味:白&空色) - 🇩🇿アルジェリア
→「レ・フェネック」(意味:砂漠の戦士たち) - 🇦🇹オーストリア
→「ヴンダーチーム」(意味:奇跡のチーム) - 🇯🇴ヨルダン
→「ナシャーマー」(意味:勇敢な人々)
グループJの試合会場
今大会は、史上初となる3カ国共同開催。
アメリカ・カナダ・メキシコの合計16会場で試合が行われます。
大きな特徴としては、「移動距離のスケール」。
3カ国はいずれも世界最大級の国土面積を誇ります。
- 🇨🇦カナダ:約998万㎢(世界2位)
- 🇺🇸アメリカ:約983万㎢(世界3位)
- 🇲🇽メキシコ:約196万㎢(世界13位)
これらを合計すると約2,177万㎢。
日本(約38万㎢)と比較すると、”約57倍”という圧倒的な広さになります。
ここまで国土が広くなると、「単なる移動」という言葉では片付けることはできません。
・長距離移動による疲労
・時差によるコンディションのズレ
・地域ごとの気候差
上記のような、「ピッチ外の要素」も勝敗を左右する重要なポイントに。
この章では、「グループJの試合が開催される都市」に注目し、6〜7月の気温や標高など、
それぞれの違いを見ていきます。
カンザスシティ(アメリカ)

アメリカ中西部に位置する都市で、「バーベキュー文化」や「ジャズの街」として知られています。
6〜7月の平均気温は25〜32℃前後と高く、日中は強い日差しにさらされることも。
一方で湿度は控えめで、気温の割にはプレーしやすい環境と言えるでしょう。
ただし、時間帯によっては一気に暑さが増すため、試合時間によってコンディションに差が出る可能性もあります。
カンザスシティでは、グループJの2試合が開催予定。
・6/17(水)AM10時00分 アルゼンチンvsアルジェリア(※日本時間)
・6/28(日)AM11時00分 アルジェリアvsオーストリア(※日本時間)
サンフランシスコ(アメリカ)

アメリカ西部・カリフォルニア州に位置する都市で、IT企業が集まる「シリコンバレー」の玄関口として知られています。
海に面した立地の影響もあり、年間を通して冷涼な気候が特徴。
6〜7月の平均気温は15〜20℃前後と比較的涼しく、真夏でも気温が大きく上がりにくい環境です。
一方で、海風の影響を受けやすく、「強風」がプレーに影響を与える可能性も。
ロングボールやセットプレーの精度に差が出るなど、思わぬ形で試合展開を左右する要素となるかもしれません。
サンフランシスコでは、グループJの2試合が開催されます。
・6/17(日)PM1時 オーストリアvsヨルダン(日本時間)
・6/23(火)PM0時 ヨルダンvsアルジェリア(日本時間)
ダラス(アメリカ)

アメリカ南部・テキサス州に位置する大都市。
金融やIT産業が発展した「全米有数の経済都市」でありつつ、「カウボーイ文化」との融合が見られる、観光地としても人気の都市です。
6〜7月の平均気温は30℃前後まで上がることが多く、日差しが強く、厳しい暑さになるのが特徴。
移動・練習等では暑さとの戦いになりますが、試合は別物。
スタジアムには開閉式の屋根と空調が完備されており、ピッチ上では猛暑の影響を受けにくいでしょう。
事前のコンディション調整に成功できれば、試合当日はハイパフォーマンスが期待できる環境です。
ダラスでは、グループJの2試合が開催予定。
・6/23(火)AM2時00分 アルゼンチンvsオーストリア(※日本時間)
・6/28(日)AM11時00分 ヨルダンvsアルゼンチン(※日本時間)
グループJの展望
前回大会王者のアルゼンチンが入ったグループJ。
他の3カ国は数大会ぶりのワールドカップ出場や、初出場の国々。
今大会の中でも、「1強」が際立つグループかもしれません。
本命は、やはりアルゼンチン。
戦力、経験、層の厚さを考えても、グループ突破の最有力と言えるでしょう。
2位争いを演じそうなのがオーストリアとアルジェリア。
オーストリアはブンデスリーガ(ドイツ)でプレーする選手が多く、戦力面ではアルゼンチンに次ぐ陣容です。
対するアルジェリアは、スタメンには欧州5大リーグのプレーヤーが並んでおり、2025年アフリカネーションズカップではベスト8に進出。
個の能力は高いものの、選手の質・層の厚さではオーストリアに分がある印象もあります。
ワールドカップ初出場となるヨルダンは近年急速に力をつけており、2024年のアジアカップで初の準優勝。
とはいえ、今大会では”格下”に括られる存在になるでしょう。
また、グループJの試合会場となるのは3都市。
- カンザスシティ
- サンフランシスコ
- ダラス
最も暑いダラスには空調付き室内スタジアムがあり、サンフランシスコは涼しい気候。
やや暑さがあるのはカンザスシティのみで、天候面が結果を左右する可能性は低そうです。
グループリーグ突破の条件
今大会からは、出場国の数が『32カ国→48カ国』に増加。
その影響で、決勝トーナメントには『32カ国』が出場できるようになりました。
グループ1位と2位は決勝トーナメントに進出。(ベスト32)
3位は他グループの3位と比較し、上位8位に入る成績の場合に決勝トーナメントに進出できます。
・グループJの1位
→H組の2位と対戦(ウルグアイ?)
・グループJの2位
→H組の1位と対戦(スペイン?)
・グループJの3位
→B組・D組・G組・K組・L組の1位のいずれかと対戦
・グループJの4位
→GL敗退
グループJ 各国の特徴・注目選手
この章では、グループJに入った4カ国についてご紹介します。
これまでのワールドカップでの実績やチームの特徴、注目選手を中心に、各国の強みをわかりやすく見ていきましょう。
アルゼンチン代表(南米)
Embed from Getty Images- W杯出場回数:19回目
- 最高成績:優勝3回(1978年、1986年、2022年)
- FIFAランク:3位(2026年4月時点)
前回大会王者のアルゼンチンは、南米予選を首位で突破。
2位に勝ち点9差をつけ、得失点は”+21”という圧倒的な強さを見せています。
メンバー構成は、「欧州の強豪クラブと南米の才能が共存するチーム」といったイメージ。
豪華な顔ぶれが並びますが、最注目選手はもちろんリオネル・メッシ(マイアミ)です。
全盛期のような”独走ドリブル”は影を潜めたものの、現在は司令塔としても世界No.1。
そして、子供の頃にメッシに憧れてきたフリアン・アルバレス(アトレティコ・マドリード)やマクアリスター(リヴァプール)といったスター選手たちが、「メッシのため」に走ります。
また、次世代のスター候補であるニコ・パス(コモ)とマスタントゥオーノ(レアルマドリード)にとっては、ワールドカップデビューとなる可能性も。
ベテラン・中堅・若手が揃った完成度の高いチームが狙うのは、史上3カ国目となる「ワールドカップ2連覇」です。
アルジェリア代表(アフリカ)
Embed from Getty Images- W杯出場回数:5回目
- 最高成績:ベスト16(2014年)
- FIFAランク:28位(2026年4月時点)
予選の同組には強豪が不在だったこともあり、危なげなく首位通過。
2014年以来、3大会ぶりのワールドカップ出場を決めました。
その2014年大会では、のちに大会王者となるドイツを相手に延長戦までもつれ込む激戦を演じており、その実力は侮れません。
世界的に知られる選手では、アイト=ヌーリ(マンチェスターC)やベンタレブ(リール)。
さらに、37歳にして主将を務めるマフレズ(アル・アハリ)は、レスターやマンチェスターシティでプレミア制覇も経験したドリブラーです。
主軸には欧州5大リーグの選手が揃う一方、下部リーグ所属の選手も複数おり、選手層にはやや不安も。
メンバーの豪華さでは、強豪・準強豪国に一歩劣る印象です。
また、「北アフリカの技巧派集団」と呼ばれており、個人技には優れる反面、連携面には課題も残します。
「ハマれば強い曲者」というイメージがしっくりくるチームです。
オーストリア代表(欧州)
Embed from Getty Images- W杯出場回数:8回目
- 最高成績:3位(1954年)
- FIFAランク:24位(2026年4月時点)
ボスニアと同組だった欧州予選を首位通過し、1998年大会以来のワールドカップ出場権を獲得。
派手さはないものの、実は”知る人ぞ知る名選手”が揃う実力国です。
隣国のドイツ(ブンデスリーガ)でプレーする選手が多く、中にはアラバ(レアル・マドリード)やアルナウトビッチ(ズベズタ)といった経験豊富なべテランも健在。
組織力の高さには定評があり、特に脅威となるのは”前線からのハイプレス”。
ユーロ2024では、フランス・オランダ・ポーランドと同組になるも、首位突破してベスト16に進出。
強豪相手にも一泡吹かせるだけの実力は十分あります。
ヨルダン代表(アジア)
Embed from Getty Images- W杯出場回数:初出場
- 最高成績:-
- FIFAランク:63位(2026年4月時点)
アジア最終予選(3次)グループBを2位で通過し、ヨルダン史上初のワールドカップ出場を決めました。(首位通過は韓国)
2024年に行われたアジアカップでは決勝戦に進出するなど、近年着実に力をつけています。
ただし、ネームバリューで劣るのも事実。
フランスでプレーするムサ・ターマリ(レンヌ)を除けば、多くの選手がアジアのクラブでプレーしており、ワールドカップの舞台でどこまで戦えるかは未知数です。
ワールドカップの舞台でどれだけ戦えるのかは未知数です。
武器は、堅守速攻。
強豪相手に、「守り抜いてカウンター」の戦いが基本になるでしょう。
番狂わせを起こせるかどうかに注目です。
試合日程・放送予定
| 日時 | 対戦カード | 放送予定 |
|---|---|---|
| 6/17(水) 10:00~ | 🇦🇷アルゼンチン vs 🇩🇿アルジェリア (カンザスシティ) | ・DAZN |
| 6/17(水) 13:00~ | 🇦🇹オーストリア vs 🇯🇴ヨルダン (サンフランシスコ) | ・DAZN |
| 6/23(火) 2:00~ | 🇦🇷アルゼンチン vs 🇦🇹オーストリア (ダラス) | ・DAZN |
| 6/23(火) 12:00~ | 🇯🇴ヨルダン vs 🇩🇿アルジェリア (サンフランシスコ) | ・DAZN |
| 6/28(日) 11:00~ | 🇩🇿アルジェリア vs 🇦🇹オーストリア (カンザスシティ) | ・DAZN |
| 6/28(日) 11:00~ | 🇯🇴ヨルダン vs 🇦🇷アルゼンチン (ダラス) | ・DAZN |
ワールドカップは「地上波」と「DAZN」で視聴できます。
地上波では、開幕戦・決勝戦、日本代表の試合など、注目カードを中心に放送予定。
一方、DAZNでは全104試合をライブ配信に加え、見逃し配信にも対応しています。
サッカーは大会ごとに視聴方法が異なるため、「この試合はどこで見れるの?」と迷うことも多いですよね。
そんな方のために、2026年ワールドカップだけではなく、欧州5大リーグやチャンピオンズリーグ(CL)、Jリーグの各種大会など、サッカーの放映権をまとめた記事を作成しています。
まとめ
前回王者のアルゼンチンに、組織力のオーストリア。
個人技を楽しむアルジェリアに、初挑戦のヨルダン。
それぞれに明確な特徴があるチームですが、やっぱりアルゼンチンが大本命。
個人的には、「メッシのプレーが観られる」ということだけでも、グループJの試合を観る理由として十分です。
6度目のW杯で、どんな物語を残すのか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!



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