「日本代表のボランチ」
ピッチの中央に位置し、攻守を司る重要なポジション。
サッカーという競技において、「すべての能力が要求される」と言っても過言ではなく、チームの生命線であることは間違いありません。
そして、そのボランチというポジションは、日本代表にとっては最激戦区の1つ。
欧州のトップクラスでプレーしている選手が多く、期待の若手も続々と頭角を表しています。
今回は、日本代表としてプレーするボランチの各選手の所属クラブごとに、「欧州5大リーグ」・「欧州リーグ」・「Jリーグ」・「今後日本代表に入りそうな選手」に分けてご紹介していきます。
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第2次森保JAPANに選出された日本代表ボランチ
| 選手名 | 所属クラブ |
|---|---|
| 遠藤航 | リヴァプール (イングランド) |
| 守田英正 | スポルティングCP (ポルトガル) |
| 川辺駿 | サンフレッチェ広島 (日本) |
| 鎌田大地 | クリスタルパレス (イングランド) |
| 旗手怜央 | セルティック (スコットランド) |
| 伊藤敦樹 | KAAヘント (ベルギー) |
| 田中碧 | リーズU (イングランド) |
| 川村拓夢 | ザルツブルグ (オーストリア) |
| 佐野海舟 | マインツ (ドイツ) |
| 熊坂光希 | 柏レイソル (日本) |
| 川﨑颯太 | マインツ (ドイツ) |
| 藤田譲瑠チマ | ザンクトパウリ (ドイツ) |
| 佐野航大 | NECナイメヘン (オランダ) |
まずは、第2次森保JAPANで招集されたセンターバックを一覧で見てみましょう。
2022年カタールW杯終了後、2023年3月に発足した”第2次森保JAPAN”。
発足から現在までの3年間で、13人のボランチが日本代表に招集されました。(2026年3月現在)
ワールドカップ出場の経験がある4人に加え、若手選手の台頭も目立つポジション。
攻守の要として安定感が求められる一方で、世代交代も進んでおり、今後の競争にも注目です。
※Jリーグ組のみで臨んだ E-1選手権 を含めると、下記の4選手も招集されています。
・稲垣祥
・田中聡
・宇野禅斗
・大関裕翔
欧州5大リーグでプレーする日本代表ボランチ
まずは、欧州5大リーグでプレーする日本代表ボランチを見ていきましょう。
プレミアリーグ(イングランド)とブンデスリーガ(ドイツ)でプレーする選手がそれぞれ複数人いることもあり、層の厚さは日本代表の歴史の中でも最高レベル。
また、2025-26シーズンにおいては、鎌田大地と佐野海舟が圧巻のパフォーマンスを見せています。
遠藤航
Embed from Getty Images日本代表キャプテン。
W杯2大会出場・五輪2大会出場に加え、世界的強豪のリヴァプールでプレーしており、代表・クラブともに世界最高峰の舞台を経験しています。
まさに、日本代表にとっては「精神的支柱」とも言うべき存在です。
心配な点は、リヴァプールの監督交代以降は出場機会が激減していることと、2026年2月に怪我を負ってしまったこと。
鎌田大地
Embed from Getty Imagesクリスタルパレスの攻撃を操る天才ゲームメーカー。
攻撃のタクトを振るい、凡人には見えないコースに正確にパスを配給。
メンタルの強さは異次元で、「メンタルという概念がなさそう」というレベルです。
2022年W杯では、個人で見ると不本意な結果に終わったこともあり、今大会に懸ける想いは強いでしょう。
田中碧
Embed from Getty Images「止める・蹴る」の基礎能力が抜群に優れたボランチ。
三笘薫とは小学生時代から親交があり、2022年W杯スペイン戦では”三笘の1mm”経由で値千金の逆転ゴールを決めています。
チャンピオンシップ(英国2部)時代には主役級の活躍を見せていたものの、プレミアリーグ昇格後は状況が激変。
複数試合連続で出場なしという状況が続いています。
佐野海舟
Embed from Getty Images守備で魅せる潰し屋系ボランチ。
現在、最も乗っている選手で、”奪う→運ぶ”を1人で完結させるなど、ブンデスリーガ(ドイツ)においても際立ったプレーを見せています。
来夏のビッグクラブ移籍の可能性はもちろん、日本代表でのスタメン定着も近いかもしれません。
同じく日本代表の佐野航大は実の弟。
川﨑颯太
Embed from Getty Imagesパリ五輪日本代表。
ピッチのどこにでもいるかのような運動量が持ち味で、攻守に渡ってハードワークを欠かしません。
現在は京都からマインツ(ドイツ)に期限付き移籍中ですが、出場機会は限定的。
また、日本代表には2023年に初選出されるも、怪我の影響で国際Aマッチデビューは飾れず。
藤田譲瑠チマ
Embed from Getty Imagesパリ五輪日本代表のキャプテン。
パスワークの中心になれると同時に、ボール奪取能力にも長けているのが特徴。
2025年夏にザンクトパウリ(ドイツ)に完全移籍し、シーズン開幕からスタメン出場を続けています。
日本代表には「招集されるも出場できず」ということが続いていましたが、最近は出場時間も増加傾向です。
欧州リーグでプレーする日本代表ボランチ
続いては、欧州でプレーする日本代表ボランチを見ていきましょう。
リーグ全体のレベルとしては欧州5大リーグに劣るものの、チャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)に出場する強豪クラブでプレーしている選手が勢揃い。
中でも注目すべきは、「佐野海舟の弟」としても有名な「佐野航大」で、オフシーズンには強豪クラブによる争奪戦になると予想されています。
守田英正
Embed from Getty ImagesカタールW杯日本代表。
”ポルトガルBIG3”のひとつであるスポルティングCPの主力として、リーグ2連覇やCLベスト8を経験。
日本代表の中でも、攻守のバランス感覚においては特筆すべきものがあり、ゲーム展開に問わずチームに落ち着きを与えられる選手です。
旗手怜央
Embed from Getty Images東京五輪日本代表。
スコットランド王者の中盤に君臨すると同時に、FW~DFまでこなせるユーティリティプレーヤー。
レアル・マドリード(スペイン)相手にも華麗なプレーを披露するなど、その実力は本物です。
しかし、2022年カタールW杯では無念のメンバー落ちを経験し、現在も完全には日本代表に定着できていない状況です。
伊藤敦樹
Embed from Getty Images2023年に日本代表デビュー。
幼少期から浦和サポーターで、中学生からは浦和ユースで育ち、浦和の選手として日本代表に招集されました。
現在はベルギーの強豪であるKAAヘントの主力として活躍中ですが、渡欧後は日本代表から遠ざかっています。
川村拓夢
Embed from Getty Images2024年元日に日本代表デビューを果たし、初ゴールも記録。
広島在籍時には約60mの超ロングシュートを決めたことからもわかる通り、視野の広さは抜群です。
2024年にオーストリアの絶対王者であり、育成にも定評のあるザルツブルグに完全移籍を果たすも、度重なる怪我の影響で本領発揮には至っていません。
佐野航大
Embed from Getty Imagesオランダで躍動する”攻撃”を強みとするボランチ。
ボランチ・トップ下・サイドを器用にこなし、FWやサイドバックにも対応可能です。
市場価値の上がり方は、兄(佐野海舟)に勝るとも劣らない勢いで、2026年1月には「プレミアのクラブからオファーがあった」という噂も。
逆転でのW杯メンバー入りも、十分にありえるでしょう。
Jリーグでプレーする日本代表ボランチ
続いては、Jリーグでプレーする日本代表ボランチについて。
日本代表における最激戦区ということもあり、多くの選手が欧州でプレーしています。
その中で、Jリーグでプレーしている選手はわずか2人。
Jリーグをよく見る人であれば、”彼らの上手さ”をよく知っているでしょう。
川辺駿
Embed from Getty Images元日本代表の青山敏弘から”広島の6番”を継承したボランチ。
ゲームメイク能力に優れると同時に、敵の包囲網をスルスルと突破していくドリブルも魅力のひとつです。
ピッチに立つことはなかったものの、ウルブス(イングランド)への移籍は日本人サッカーファンを大いに驚かせました。
熊坂光希
Embed from Getty Images2025年に起こした”柏旋風”の中心人物。
185cmという体格の良さに加え、トラップひとつでスタジアムを沸かせるほどの高い技術を持っています。
2025年6月に日本代表に初選出されるも、代表での練習中に靭帯断裂の大怪我を負い、A代表デビューはお預けに。
サプライズ候補のボランチ
最後に、2026年W杯における「サプライズ候補」であり、今後の日本代表を担っていく可能性のあるボランチをご紹介します。
ここで紹介する選手たちは、全員がパリ五輪世代。
2030年W杯を迎える頃には、選手としての全盛期を迎えていることでしょう。
山本理仁
Embed from Getty Imagesパリ五輪日本代表。
正確なパスと視野の広さで攻撃のリズムを作り出すゲームメーカー。
海外移籍直後の2シーズンは本来の力を発揮できていなかったものの、現在は強豪クラブからも注目される存在に。
田中聡
Embed from Getty Images2025年E-1選手権で日本代表デビュー。
2026年1月に2度目の海外移籍を決断し、すぐにデュッセルドルフ(ドイツ2部)の中心人物に。
ボール奪取能力に優れ、舌を巻くほどの運動量を誇ります。
欧州市場における人気銘柄になっており、ドルトムントをはじめとするドイツ国内・外の強豪クラブからの関心を受けているようです。
松木玖生
Embed from Getty Images高校時代には”青森山田のKING”として、主要タイトルすべてを獲得。
プロ入り後は、高卒1年目のJ1開幕戦からスタメン出場を飾るなど、その姿はまるで漫画の主人公。
球際の強さと左足からの強烈なシュートが武器で、中盤ながらもゴールという結果を残せる選手です。
今季開幕当初は出番が少なかったものの、気づけばサウサンプトンの中心人物に。
福井太智
Embed from Getty Images10代でバイエルン・ミュンヘンに加入した才能豊かなMF。
ボランチのみならず、トップ下やサイドなど、複数ポジションをこなせる器用さも魅力のひとつです。
現在はアロウカ(ポルトガル)でスタメン出場を続けており、”ポルトガルBIG3”への移籍の噂もあがっています。
ワールドカップはどこで観れる?
Embed from Getty Images2026年6月に開催する北中米ワールドカップ。
4年に1度開催される”サッカー界で最も大きな大会”で、われらが日本代表は史上初のベスト8以上を目標に掲げています。
では実際に、彼らのプレーはどこで観られるのでしょうか?
W杯はもちろん、Jリーグや欧州各国の放送予定については、以下の記事にまとめていますので、ぜひ1度チェックしてみてください。
👉 【2026年度最新】サッカーの放映権まとめ|配信サービス別に解説

まとめ
「中盤を制するものは、ゲームを制す」。
中田英寿・小野伸二・中村俊輔・稲本潤一など、世界への道を切り開いてきた往年の日本代表選手たち。
彼らが「中盤の選手」として高い評価を受けたことで、日本人MFへの需要は年々増加。
その流れもあって、日本サッカー界では次から次へと”良いボランチ”が誕生。
そして現在、日本代表のボランチは「過去最高レベル」と言っても過言ではないほど、層の厚いポジションになりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


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