「日本代表のサイドバック」
SB(サイドバック)は、サッカーの中でも特に”走る距離”が多いポジションです。
攻撃では誰よりも早く駆け上がり、守備では真っ先に帰陣する。
90分の試合の中で、フィールド(約110m)の端から端まで何度も往復することになります。
さらに”クロスの質”や、味方を引き立たせる”走りの質”まで要求される、非常に過酷なポジションです。
過酷なのに、スポットライトを浴びることは非常に少ない。
だからこそ、”サイドバックの上手さ”がわかるようになれば、あなたもサッカー通の仲間入りを果たしているでしょう。
この記事では、日本代表のSBについて、
「欧州リーグ」・「Jリーグ」に分け、それぞれでプレーする選手たちをご紹介します。
また、まだ日本代表には招集されていませんが、「次世代を担う若手SB」も併せてご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。



第2次森保JAPANに選出されたサイドバック
| 選手名 | 所属クラブ |
|---|---|
| 長友佑都 | FC東京 (日本) |
| 中山雄太 | FC町田ゼルビア (日本) |
| 森下龍矢 | ブラックバーン (英国2部) |
| 毎熊晟矢 | AZ (オランダ) |
| 橋岡大樹 | KAAヘント (ベルギー) |
| 菅原由勢 | ブレーメン (ドイツ) |
| 三浦颯太 | 川崎フロンターレ (日本) |
| 望月ヘンリー海輝 | FC町田ゼルビア (日本) |
| バングーナガンデ佳史扶 | FC東京 (日本) |
| 半田陸 | ガンバ大阪 (日本) |
| 関根大輝 | キール (ドイツ2部) |
まずは、第2次森保JAPANで招集されたサイドバックを一覧で見てみましょう。
2022年カタールW杯終了後、2023年3月に発足した”第2次森保JAPAN”。
約4年間の間に、11人のSBが日本代表に招集されました。
そして、2026年北中米W杯では長友佑都、菅原由勢が日本代表メンバー入りを果たしました。
日本代表には”サイドバック”がない?
いま、日本人サイドバックにとっては、”大問題”が起きています。
2010年代には長友佑都、内田篤人、酒井宏樹、酒井高徳の4人が 欧州5大リーグ で主力を務め、「サイドバック王国」と呼ばれていた日本代表。
しかし、現在の日本代表には”サイドバック”というポジションがありません。
日本代表は2024年途中から”4バック→3バック”にフォーメーションを変更。
それに伴い、ウィングバック という”より攻撃的な役割”を担うことになりました。
そして、ポジションを争うのはサイドでのプレーを得意とする攻撃陣。
ライバルは三笘薫や堂安律、伊東純也といった錚々たる顔ぶれになっています。
ここまで読んで、「サイドバックってなくなるの?」と思う方もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
世界的には4バックを採用しているチームも多く、サイドバックとして活躍している選手も数多くいます。
今後、日本代表の監督が代わる際に”4バック”を採用するのであれば、サイドバックの選手が日本代表入りする可能性もグッと高まるはずです。
日本代表として活躍するサイドハーフの選手たちについては、こちらの記事にまとめています。
→【日本代表のサイドアタッカーの一覧】
2030年W杯を目指す日本代表サイドバック
| 選手名 | 所属クラブ |
|---|---|
| 望月ヘンリー海輝 | FC町田ゼルビア (日本) |
2026年9月時点で、2030年W杯に向けた日本代表に招集されたSBは望月ヘンリーのみ。
怪我人の続出に伴い、追加招集という形で日本代表入りを果たしました。
ただし、SBではなく、CBで計算されている可能性も。
また、同じくJリーグから召集された中野就斗に関しては、”サイドアタッカー”にて紹介しています。
4バックが採用された際は、以下の3選手がサイドバックで起用されました。
・鈴木淳之介
・中野就斗
・伊東純也
欧州5大リーグでプレーする日本代表サイドバック
この章では、世界のトップである”欧州5大リーグ”でプレーする選手たち。
3人の選手が大きな舞台で活躍していますが、いずれも2030年W杯に向けた日本代表には選外。
その事実が、サイドバックで日本代表に入ることの難しさを物語っています。
菅原由勢
Embed from Getty Images主なポジション:右サイドバック
10代でオランダに渡ったムードメーカー。
抜群のタイミングでのオーバーラップで攻撃に厚みをもたせ、ボール保持においても起点になれる選手です。
2026年夏にカリアリにレンタル移籍し、セリエAに初挑戦。
これまでにイングランド・ドイツ・イタリアと、欧州5大リーグの3つでプレーしています。
※2026年北中米W杯日本代表に選出。

橋岡大樹
Embed from Getty Images主なポジション:右サイドバック
東京五輪日本代表。
プレミアリーグやチャンピオンズリーグなど、世界最高峰の舞台を経験したサイドバック。
いとこは東京五輪に出場した橋岡優輝(ハードル)で、親族揃ってワールドクラスの身体能力を有しています。
2026年8月にボルシアMG(ドイツ)に完全移籍。

小杉啓太
Embed from Getty Images主なポジション:左サイドバック
ロス五輪世代日本代表。
プロ入り前に、湘南ユースからユールゴーデン(スウェーデン)に入団。
2024-25シーズンにはカンファレンスリーグ(ECL)でベスト4進出を果たし、準々決勝ではボレーシュートを決めています。
2026年冬にフランクフルト(ドイツ)に移籍。
監督交代後に出場機会が激増し、堂安律と共にスタメン出場を続けています。

欧州でプレーする日本代表サイドバック
2026年現在、欧州でプレーしている日本代表サイドバックは5人。
特に、攻撃面での強みを持つ森下龍也と畑大雅の2選手は、ウィングバックへの適正も間違いなし!
中山雄太
Embed from Getty Images主なポジション:左サイドバック、センターバック、ボランチ
東京五輪日本代表。
2022年カタールW杯では日本代表入りを果たしたものの、メンバー発表後の試合で大怪我(アキレス腱断裂)を負い、夢の舞台を辞退するという悔しい経験も。
2024年に町田に復帰し、クラブに初タイトルをもたらした後に2026年夏に欧州再挑戦。
現在は、セルビアの名門であるレッドスターでプレーしています。

森下龍矢
Embed from Getty Images主なポジション:左サイドバック
ワルシャワ(ポーランド)ではサイドバックのみでなく、アタッカーとしても活躍。
2024-25シーズンには公式戦51試合で”14ゴール14アシスト”という、FWとして日本代表に招集されてもおかしくないほどの得点力を見せました。
現在はブラックバーン(イングランド2部)でプレーしていますが、大学生時代には「就職活動も経験した」という苦労人です。

毎熊晟矢
Embed from Getty Images主なポジション:右サイドバック
FWとしてプロ入りし、長崎時代にサイドバックに転向。
その後は、2022年にJ1初挑戦、2023年には日本代表初召集 & J1リーグベストイレブンに選出されるなど、瞬く間に飛躍を遂げました。
現在プレーするAZアルクマール(オランダ)でもスタメンに定着していたものの、2025年には負傷による長期離脱を経験しています。

関根大輝
Embed from Getty Images主なポジション:右サイドバック
大学4年時に柏レイソルに入団し、夏にはパリ五輪出場・日本代表初招集という”超・スピード出世”を見せたサイドバック。
日本代表初召集の際は、「柏での試合後に、家にパスポートを取りに帰った」というエピソードも。
スタッド・ランス(フランス)でも定位置を確保していますが、クラブの2部リーグ降格に伴い、日本代表への招集機会も減少しています。
※26-27シーズンはキール(ドイツ2部)にレンタル移籍。

畑大雅
Embed from Getty Images主なポジション:左サイドバック
2025年夏に湘南からシント=トロイデン(ベルギー)に渡ったサイドバック。
桁外れのスピードを持ち、突破力の高さは抜群です。
アメリカ人とのクォーターで、趣味はNBA観戦。

Jリーグでプレーする日本代表サイドバック
続いては、Jリーグでプレーする日本代表サイドバックを5人紹介します。
一般的には、「海外組>Jリーグ組」というイメージを持たれますが、このポジションにおいてはその定説が必ずしも当てはまるとは言えません。
長友佑都という経験豊富な選手に加え、望月ヘンリー海輝などの将来性抜群の選手も。
長友佑都
Embed from Getty Images主なポジション:左サイドバック
W杯5大会連続出場中を果たしたレジェンド。
インテル(イタリア)では8シーズンに渡ってプレーするなど、現役選手の中でも「世界の舞台」を最もよく知る人物です。
「長友がいるだけでチームが明るくなる」という驚異的なコミュニケーション能力が特徴で、メディア受けも抜群。
2026年9月に靭帯断裂という大怪我を負いましたが、この男ならピッチに戻ってきてくれるはず!
※2026年北中米W杯日本代表に選出。

三浦颯太
Embed from Getty Images主なポジション:左サイドバック
2024年元日に日本代表デビューを果たしたサイドバック。
川崎フロンターレに入団する前の代表招集だったこともあり、実質的には”J2クラブ(甲府)からの日本代表”になりました。
左足のキックが正確で、高精度なクロスから数多くのゴールを生み出します。

望月ヘンリー海輝
Embed from Getty Images主なポジション:右サイドバック、センターバック
2024年に、大卒1年目で日本代表に初選出された 192cmの大型サイドバック。
細かな技術ではまだ粗さも残るものの、フィジカルの強さや初速の速さは一級品。
「日本代表に呼ばれ続けている」という点からも、ポテンシャルの高さは誰もが認めるところです。
ちなみに、性格は「超」がつくほど謙虚。

バングーナガンデ佳史扶
Embed from Getty Images主なポジション:左サイドバック
2023年に、21歳という若さで日本代表デビュー。
大きな飛躍を予感させたものの、怪我の影響で「1年以上」の期間に渡って公式戦に出場できなかった時期も。
左足のキックは正確無比で、セットプレーでは大きなチャンスを作り出します。

半田陸
Embed from Getty Images主なポジション:右サイドバック
パリ五輪日本代表。
「ローマ(イタリア)移籍の噂」が立ったという事実からも、能力の高さは折り紙つき。
攻守における対人能力に加え、”攻守の切り替えの速さ”は国内でもトップクラスです。

日本代表入りが期待される若手サイドバック
続いては、日本代表入りが期待される若手サイドバックをご紹介します。
まだ日本代表への招集はないものの、すでに海外で実績を積んでいる選手たちです。
2030年W杯の頃には、日本代表に名を連ねていても不思議ではないメンバーです。
松田隼風
Embed from Getty Images主なポジション:左サイドバック、右ウィングバック
2023年に水戸からハノーファー(ドイツ)へと移籍。
2ndチームからトップチームに昇格し、現在はドイツ2部リーグで”1部昇格”を狙える順位につけています。
元々は左サイドバックを本職としていましたが、現在は右ウィングバックで起用されています。

髙橋ニコ
Embed from Getty Images主なポジション:左サイドバック
バルセロナ生まれで、アカデミー時代にはバルセロナのアカデミーでプレー。
セレッソ大阪時代にはリーグ戦20試合に出場しており、20代前半としては十分すぎる経験を積んでいます。
海外志向も強く、現在はキール(ドイツ2部)にレンタル移籍中。

福田心之助
Embed from Getty Images主なポジション:右サイドバック
無尽蔵のスタミナでピッチを駆け回るダイナモ。
対人守備での強さはもちろんのこと、オーバーラップのタイミングも抜群。
攻撃面での能力を考えると、”1つ前のポジション”で起用しても面白いかも?
これまで年代別を含め日の丸とは無縁でしたが、欧州での活躍次第ではチャンスが巡ってきそうです。

濃野公人
Embed from Getty Images主なポジション:右サイドバック
2024年に大卒1年目でJ1ベストイレブンに選出された攻撃的サイドバック。
シーズン9ゴールを記録するなど、オフェンス力の高さは日本人随一。
2026年夏に”欧州”ではなく、”アメリカ”に移籍したことが少し意外でしたが・・・。
MLSは南米・北中米の代表クラスの選手が多数プレー。
むしろ、”対人プレー”には磨きがかかる可能性も。

その他のポジションの日本代表選手たち
この記事では、”日本代表クラスのサイドバック”についてご紹介しました。
「他のポジションには、どんな選手がいるの?」
そんな疑問をお持ちの方に向けて、ゴールキーパーからフォワードまで、日本代表選手たちをポジション別にまとめています。
気になるポジションをタップして、ぜひチェックしてみてください。
日本代表についてもっと深く知れば、代表戦がさらに面白くなるはずです!
→ ゴールキーパー|センターバック|ボランチ|サイドハーフ|トップ下|フォワード
サッカーの試合はどこで観れる?
Embed from Getty Images日本代表の選手たちのプレーが見たい。
そう思っても、「どこで見れるのかがわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
当サイトでは、”どの媒体でどのリーグが観れるのか”をまとめた記事を作成しています。
Jリーグや欧州各国リーグ、代表戦まで網羅していますので、ぜひ1度チェックしてみてください。
👉 【2026年度最新】サッカーの放映権まとめ|配信サービス別に解説

まとめ
4バックから3バックへの変更。
日本代表から”サイドバック”というポジションは消え、代わりに”ウィングバック”というより攻撃的な役割が求められるようになりました。
サイドバックを本職とする選手にとっては、「本来のポジションがない」という難しい状況に直面しています。
とはいえ、世界的に見れば4バックを採用するチームも多く、サイドバックの需要そのものがなくなったわけではありません。
ただし、日本代表として試合に出場するためには、ウィングバックというポジションで結果を残す必要があります。
2030年W杯に向けて、日本代表の座を掴むのは誰なのか。
サイドを巡る激しいポジション争いに注目です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!



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