「JリーグNo.1ドリブラー」
2021年Jリーグでの出来事。
ドリブル成功数ランキングで、”断トツNo.1”。(参照:ゲキサカ)
数々の有名選手を抑えてのドリブルNo.1の称号を手に入れました。
金子拓郎がボールを持てば、1人・2人かわすのは当たり前!
今回は、金子拓郎のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。

金子拓郎ってどんな選手?
- 名前:金子拓郎(かねこ たくろう)
- 生年月日:1997年7月30日
- 出身地:埼玉県比企郡
- 所属クラブ:浦和レッズ
- ポジション:MF/FW
- 背番号:77番
- 身長:178cm
- 体重:75kg
- 利き足:左足
日本代表歴
- A代表:なし
- 世代別:なし(代表候補歴あり)
2019年ユニバーシアード日本代表
「学生のためのオリンピック」とも呼ばれるユニバーシアード。
この大会に”全日本大学選抜”として出場し、世界一に輝いています。
2019年全日本大学選抜から、ヨーロッパに渡った選手は5人以上。
大学サッカーが注目されるキッカケを作った世代と言っても、過言ではありません。
2019年全日本大学選抜
・三笘薫
・旗手怜央
・上田綺世
・角田涼太郎
・林大地
・高嶺朋樹
・森下龍矢 など
※青文字を押すと、その選手の”生い立ち”を確認できます。
クロアチア王者は”恩師の古巣”
初の海外挑戦の舞台は、ディナモ ザグレブ。
25回以上のリーグ優勝を誇る、クロアチアの超強豪クラブです。
OBを調べると、元・札幌の指揮官・ペトロビッチの名前も。
他にも、日本でも超有名な選手が過去に在籍。
・モドリッチ(クロアチア代表)
・ボバン(元・クロアチア代表)
・マンジュキッチ(元・クロアチア代表)
・リヴァコビッチ(クロアチア代表)
・三浦和良(元・日本代表) など
遠征帰りに練習参加
金子選手が初めてコンサドーレの練習に参加したのは、大学時代の北海道遠征帰りのこと。
コンサドーレとの練習試合を終え、遠征が終了。
東京に帰ろうとしたところ、「金子だけ残るように」という指示が。(参照:footbalista)
その足でコンサドーレの練習に参加し、”正式オファー”につながりました。
金子拓郎の着用スパイク
着用メーカー:MIZUNO(ミズノ)
金子選手が着用するのはミズノのスパイク。
”モレリアNEO3”シリーズを着用しています。
とても軽く、素足感覚を追求した天然皮革のスパイクです。
金子拓郎のプレースタイル
Embed from Getty Images「ドリブラー」
- 緩急の効いたドリブル
- 左足のキック精度
- 試合終盤でも落ちないスタミナ
金子選手といえば、”ドリブル”。
緩急が効いていて、タッチが細く、深い切り返し。
2020年代のJリーグで、トップクラスのドリブラーです。
また、試合終盤でも”ドリブルのキレ”が落ちないのが恐ろしいところ。
高いスタミナを武器に、90分に渡ってガンガン攻撃を仕掛けます。
金子拓郎の経歴
- 小川サッカースポーツ少年団
- クマガヤSC(小川町立東中学校)
- 前橋育英高校サッカー部(群馬県)
- 日本大学サッカー部
- 北海道コンサドーレ札幌
- ディナモ ザグレブ(クロアチア)
- コルトレイク(ベルギー)
- 浦和レッズ
小学生時代
小学生時代は、小川サッカースポーツ少年団でプレーしています。
兄の影響でサッカーを始め、父はチームのコーチ。(参照:毎日新聞)
プレーのダメ出しをされながらも、チーム活動以外でもドリブルの反復練習で技術を磨きます。
中学生時代
中学生時代は、クマガヤSCでプレーしています。
20人以上のプロを輩出する”名門”の15期生として入団。(参照:クマガヤSC公式HP)
金子選手の同期からは、計5人のプロサッカー選手が誕生しています。
クマガヤSC出身のサッカー選手
・吉田舜(現・浦和レッズ[14期生])
・加藤陸次樹(現・セレッソ大阪[15期生])
・松本泰志(現・サンフレッチェ広島[16期生])
高校生時代
Embed from Getty Images高校生時代は、前橋育英高校サッカー部でプレーしています。
2年生から試合に絡み、高校3年生からはスタメンに定着。
・高校2年:選手権準優勝
・高校3年:選手権ベスト8
高校時代のチームメイトからは、計25名のプロが誕生しています。(高卒・大卒含む)
・2学年先輩:1人
・1学年先輩:6人
・同期:5人
・1学年後輩:7人
・2学年後輩:6人
前橋育英高校時代のチームメイト
・渡邊凌磨
・鈴木徳真
・小泉佳穂
・吉田舜
・坂元達裕
・岡村大八
・岩下航
・角田涼太郎 など
日本大学
大学生時代は、日本大学サッカー部でプレーしています。
プロ候補生は”関東(or 関西)リーグ”でプレーしていることが多い中、日大は2017年に東京都1部に降格。
注目されにくい環境にも関わらず、圧倒的なドリブルで”金子拓郎”の名前は広まり、全日本大学選抜にも選出されます。
ちなみに、日本大学は2018年に関東リーグに復帰。
2023年現在は、”関東1部リーグ”で上位争いを演じています。
北海道コンサドーレ札幌
Embed from Getty Images2020年に北海道コンサドーレ札幌に入団します。
大学生の頃から特別指定選手としてプレーしていたこともあり、プロ入り後も難なくプレー。
得意のドリブルはもちろんのこと、”得点”もとれる「恐い選手」へと進化していきます。
札幌での成績
・2019:6試合0ゴール(特別指定選手)
・2020:31試合4ゴール
・2021:38試合7ゴール
・2022:27試合1ゴール
・2023:20試合8ゴール(途中退団予定)
ディナモ ザグレブ(クロアチア)
2023年7月にディナモ ザグレブ移籍します。
クロアチアリーグ6連覇中で、CL(チャンピオンズリーグ)の予選にも出場する強豪チームです。
コルトレイク(ベルギー)
Embed from Getty Images2024年7月にコルトレイクに移籍します。
札幌時代の同期でもある高嶺朋樹と再びチームメイトに。
浦和レッズ
2025年に浦和レッズに移籍します。
地元・埼玉県でのプレーは中学生以来のこと。
CWC(クラブW杯)では、GLの全3試合に出場。
まとめ
ヨーロッパでのプレーを経験し、1年半ぶりに日本に帰還。
”JリーグNo.1”とも言われたドリブルのキレ味は健在です。
あとは、”得点関与”が増えてくれば、更に”怖い選手”になっていくでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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