「左利きの万能型SB」
守備的な選手ですが、”すごく上手い”。
キック・トラップといった基礎技術に加え、サッカーIQも高い。
だからこそ、どこのポジションでもハイレベルでプレーします。
その価値は、”億超えの年棒”にもよく表れています。
今回は、中山雄太のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。

中山雄太について
- 名前:中山雄太(なかやま ゆうた)
- 生年月日:1997年2月16日
- 出身地:茨城県龍ヶ崎市
- 所属クラブ:FC町田ゼルビア
- ポジション:DF/MF
- 背番号:19番
- 身長:181cm
- 体重:76kg
- 利き足:左足
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:22試合0ゴール(2025年6月時点)
- 世代別:U-16~U-24
2017年J1リーグベストヤングプレーヤー
✨写真更新✨
— サッカーキング (@SoccerKingJP) December 5, 2017
ベストヤングプレーヤー賞は柏の中山が受賞「本当にビックリしました」https://t.co/7KIRNLLVjc …
🗣編集部より
「プロ3年目の #柏レイソル DF #中山雄太 は、今季30試合1得点を記録しました」 pic.twitter.com/MwlQ7HlxeT
2017年に、J1リーグベストヤングプレーヤー(新人王)を受賞しました。
高卒2年目にレギュラーを掴み、公式戦32試合に出場。
3年目にはレイソルに欠かせない戦力になり、新人王受賞に至りました。
文武両道
Embed from Getty Images中山選手は中学3年生から柏ユースでプレーしています。
ユースの選手なので、サッカーで忙しい毎日。
にも関わらず、中山選手は柏南高校(偏差値64)の出身。
「文武両道」という言葉がピッタリの選手です。
カタールW杯が・・・
2022年カタールW杯日本代表のメンバー入り。
そして、その直後の試合で”アキレス腱断裂”の大怪我・・・。
憧れの舞台が、スルリと逃げていってしまいました。
その後、リハビリを経て日本代表復帰も果たしています。
中山雄太の着用スパイク
メーカー:アシックス
中山選手は、アシックスの”DSライト”を着用しています。
DSライトシリーズは、アシックスの看板スパイク。
軽量で、尚且つクッション性に優れた天然皮革のスパイクです。
中山雄太のプレースタイル
Embed from Getty Images「万能型フットボーラー」
- ユーティリティ性
- 足元の技術
- 1vs1の強さ
ユーティリティ性の高さ
複数ポジションをこなせるユーティリティ性の高い選手。
- ボランチ
- CB(センターバック)
- SB(サイドバック)
中学時代には、トップ下やGKでもプレーしています。(参照:SOCCER DIGEST WEB)
足元の技術
足元の技術も魅力のひとつ。
相手が激しいプレスをかけてきても、トラップひとつで局面を打開。
また、左足のキック精度が優れており、キックの種類も豊富です。
長い距離でも、美しい弧を描きながら味方の足にピタリと収まります。
1vs1の強さ
対人能力も高く、1vs1では無類の強さを誇ります。
しかも、”攻守共に”という所がポイント。
股抜きで華麗に相手をかわしたかと思えば、鋭いスライディングで相手のボールを奪い取ります。
中山雄太の経歴
- 北文間スポーツ少年団
- 龍ヶ崎市立愛宕中学校
- 柏レイソルU-15
- 柏レイソルU-18
- 柏レイソル
- PECズヴォレ(オランダ)
- ハダースフィールドタウンFC(イングランド2部)
- FC町田ゼルビア
小学生時代
小学生時代は、北文間スポーツ少年団でプレーしています。
1年生の時に、地元のクラブでサッカーをスタート。
お兄さん、お姉さんもサッカーを習っており、兄弟や愛犬とも練習をしていたようです。
現在は、地元の”龍ヶ崎ふるさと大使”に就任しています。
中学生時代
中学時代は、愛宕中学校サッカー部でプレーしています。
1年生にしてAチームの公式戦に出場し、茨城県トレセンにも選出。
そして、柏レイソルU-15と試合をした際に、中山選手が大活躍。
後にCBでコンビを組む上島拓実選手は、「茨城県トレセンの中にズバ抜けて上手い選手がいた」と語っています。(参照:SOCCER DIGEST web)
この練習試合をきっかけに柏レイソルにスカウトされ、中学3年生から柏の下部組織でプレーしています。
高校時代
高校生時代は、柏レイソルU-18でプレーしています。
- 高校2年:トップチームとの2種登録
- 高校3年:柏ユースのキャプテンに就任
- 世代別日本代表に選出
エリート軍団の中でも実力を遺憾なく発揮。
その反面、温厚さゆえに試合中の声が少ないといった課題もあったようです。
柏ユース時代のチームメイト
・中村航輔(2歳先輩)
・秋野央樹(2歳先輩)
・小林裕介(2歳先輩)
・木村裕(2歳先輩)
・中谷進之介(1歳先輩)
・手塚康平(同期)
・大島康樹(同期)
・上島拓巳(同期)
・伊藤達哉(1歳後輩) など
柏レイソル
Embed from Getty Images2015年に柏レイソルに昇格します。
中山選手は高卒2年目にスタメンに定着。
翌年2017年にはJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞しています。
- 中村航輔
- 中谷進之介
- 中山雄太
3人の”N”を中心に、柏レイソルは強固な守備を展開していました。
柏時代の成績
・2015:1試合0ゴール
・2016:26試合2ゴール
・2017:30試合1ゴール(Jリーグ新人王)
・2018:19試合3ゴール
柏時代のチームメイト
・大谷秀和
・栗澤僚一
・中村航輔
・中谷進之介
・工藤壮人
・田中順也
・レアンドロ ドミンゲス
・大津祐樹
・伊東純也
・クリスティアーノ
・エドゥアルド など
2015年ACLベスト16で、”アジア最強”と謳われた広州恒大と対戦。
高卒1年目の中山選手が、ボランチのスタメンに大抜擢されました。
PECズヴォレ(オランダ)
Embed from Getty Images2019年1月にズヴォレに移籍します。
移籍当初は言葉の壁にもぶつかるも、次第にチームの主力に。
中心選手として、3年半の在籍で公式戦84試合に出場しました。
ズヴォレ時代の成績
・2018-19:4試合0ゴール(途中入団)
・2019-20:14試合2ゴール
・2020-21:32試合2ゴール
・2021-22:29試合1ゴール
ズヴォレでは、日本とオランダの両国にルーツを持つ、ファン・ウェルメスケルケン際選手と共にプレー。
ハダースフィールドタウンFC(英国2部)
Embed from Getty Images2022年7月にハダースフィールドタウンFCに移籍します。
移籍後即レギュラーに定着し、現地ファンからも認められる活躍を見せます。
順風満帆な生活を送る中、W杯直前の11月にアキレス腱断裂の大怪我。
2023年8月に復帰し、先発出場も果たしています。(参照:ゲキサカ)
ハダースフィールドでの成績
・2022-23:14試合2ゴール(怪我で長期離脱)
・2023-24:23試合0ゴール(3部リーグ降格)
FC町田ゼルビア
Embed from Getty Images2024年8月にFC町田ゼルビアに完全移籍します。
年棒は推定3億円。
同じ時期には相馬勇紀も加入しており、”2人日本代表のJリーグ入り”は移籍市場を賑わせました。
町田での成績
・2024年:6試合1ゴール(J1)

まとめ
「J1優勝を確定させるため」に町田に移籍するも、リーグ終盤戦を前に負傷離脱。
クラブも順位を落とし、2024年は悔しい1年になりました。
怪我さえ癒えれば、”J1トップのDF”であることは間違いなし。
日本代表復帰も見えてくるでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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