「2026年北中米W杯 グループG」
欧州の強豪・ベルギーが入ったグループG。
近年、アフリカでの強さを取り戻したエジプトに、アジアで安定した強さを見せるイラン。
そして、オセアニア王者のニュージーランド。
「死の組」とはいかないまでも、「各大陸の強豪」が集結したグループです。
また、このグループの大きな特徴のひとつが、「ラストW杯になる可能性が高いスター選手」が多いこと。
- デ・ブライネ(ベルギー)
- クルトワ(ベルギー)
- ルカク(ベルギー)
- サラー(エジプト)
- タレミ(イラン)
- クリス・ウッド(ニュージーランド)
彼らの最後の勇姿を目に焼き付けることも、このグループの楽しみのひとつになるでしょう。
この記事では、グループGの組み合わせや各国の特徴を、初心者の方にも分かりやすく解説します。
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グループGの組み合わせ
| 国名 (地域) | 出場回数 | 最高成績 |
|---|---|---|
| 🇧🇪ベルギー (欧州) | 15回目 (4大会連続) | 3位 |
| 🇪🇬エジプト (アフリカ) | 4回目 (2大会ぶり) | GL敗退 |
| 🇮🇷イラン (アジア) | 7回目 (4大会連続) | GL敗退 |
| 🇳🇿ニュージーランド (オセアニア) | 3回目 (4大会ぶり) | GL敗退 |
グループG 各国の愛称
- 🇧🇪ベルギー
→「赤い悪魔」 - 🇪🇬エジプト
→「ファラオ」 - 🇮🇷イラン
→「ティーム・メッリ」(意味:国民のチーム) - 🇳🇿ニュージーランド
→「オール・ホワイツ」
グループGの試合会場
今大会は、史上初となる3カ国共同開催。
アメリカ・カナダ・メキシコの合計16会場で試合が行われます。
大きな特徴としては、「移動距離のスケール」。
3カ国はいずれも世界最大級の国土面積を誇ります。
- 🇨🇦カナダ:約998万㎢(世界2位)
- 🇺🇸アメリカ:約983万㎢(世界3位)
- 🇲🇽メキシコ:約196万㎢(世界13位)
これらを合計すると約2,177万㎢。
日本(約38万㎢)と比較すると、”約57倍”という圧倒的な広さになります。
ここまで国土が広くなると、「単なる移動」という言葉では片付けることはできません。
・長距離移動による疲労
・時差によるコンディションのズレ
・地域ごとの気候差
上記のような、「ピッチ外の要素」も勝敗を左右する重要なポイントに。
この章では、「グループGで試合が開催される都市」に注目し、6〜7月の気温や標高など、
それぞれの違いを見ていきます。
シアトル(アメリカ)

アメリカ北西部・ワシントン州に位置し、スターバックスやAmazonの本社がある都市。
街の奥に望む”富士山のような山”は、コーヒー飲料でもお馴染みの「マウントレーニア」です。
カナダとの国境に近く、6〜7月の平均気温は15〜22℃前後。
気候的にはとても涼しく、「プレーしやすい環境」と言えるでしょう。
また、年間を通して雨が多い地域としても知られており、天候次第ではピッチが滑りやすくなる可能性も。
パスやボールタッチに影響が出るなど、技術面での適応力が求められる会場になりそうです。
シアトルでは、グループGの2試合が開催されます。
・6/16(火)AM4時 ベルギーvsエジプト(日本時間)
・6/27(土)AM12時 エジプトvsイラン(日本時間)
ロサンゼルス(アメリカ)

アメリカ西部・カリフォルニア州に位置する大都市で、映画産業の中心地「ハリウッド」を構えています。
そして、日本人にとっては、大谷翔平が活躍する「ドジャースの本拠地」としても馴染み深い場所です。
6〜7月の平均気温は25〜30℃前後と高く、今大会の開催都市の中でも暑さが際立つ会場。
気温の上昇により運動量が落ちやすく、試合終盤にはスタミナ面の差が勝敗を分ける可能性もあります。
グループBの他の開催地と比べると、最も暑さの影響を受けやすい”要注意の会場”と言えるでしょう。
ロサンゼルスでは、グループGの2試合が開催されます。
・6/16(火)AM10時 イランvsニュージーランド(日本時間)
・6/22(月)AM4時 ベルギーvsイラン(日本時間)
バンクーバー(カナダ)

カナダ西部に位置する港湾都市。
豊かな自然と都市機能が融合した人気の観光地で、北米屈指の景観を誇ります。
6〜7月の平均気温は15〜20℃前後と涼しく、今大会の開催都市の中でもトップクラスに快適な環境。
気温が上がりにくく、選手たちは最大限のパフォーマンスを発揮しやすくなるでしょう。
また、西海岸に位置しているため、同じく西側にあるアメリカ開催都市(シアトル、サンフランシスコなど)との移動距離が比較的短い点も特徴です。
移動によるコンディションへの影響が少ないことも、選手にとってはプラスに働きそうです。
バンクーバーでは、グループGの2試合が開催されます。
・6/22(月)AM10時 ニュージーランドvsエジプト(日本時間)
・6/27(土)AM12時 ニュージーランドvsベルギー(日本時間)
グループGの展望
実力・実績ともにベルギーが頭ひとつ抜けた存在。
黄金世代ほどの華やかさはないものの、各ポジションにワールドクラスの選手たちが揃っています。
2位争いを展開しそうなのがエジプトとイラン。
両国ともに「絶対的エース」を軸に、それぞれの強みを持っているという点で共通しています。
4大会ぶりのニュージーランドについては、まずは「W杯初勝利」を目指すことが現実的な目標になりそうです。
次にグループGの試合が行われる開催都市について。
一言で言えば「環境に恵まれているグループ」です。
シアトル・ロサンゼルス・バンクーバーの3会場はすべて西側の地域。
アメリカからカナダの国境をまたぐとはいえ、他のグループのような”酷暑”や”標高”に悩まされることは少なそうです。
ただし、移動距離で見ると最長のベルギーが約3,000kmに対して、最短のエジプトは約400kmと、負担の大きさには差が出そうなところ。
それでも、総合力で見ればベルギーの優位は揺るがないでしょう。
むしろ焦点となるのは、エジプトとイランによる2位争い。
そしてもうひとつ、このグループにおける最大の懸念は「イランがワールドカップに参加できるのか」という点です。
グループリーグ突破の条件
今大会からは、出場国の数が『32カ国→48カ国』に増加。
その影響で、決勝トーナメントには『32カ国』が出場できるようになりました。
グループ1位と2位は決勝トーナメントに進出。(ベスト32)
3位は他グループの3位と比較し、上位8位に入る成績の場合に決勝トーナメントに進出できます。
・グループGの1位
→A組・E組・H組・I組・J組の3位のいずれかと対戦
・グループGの2位
→D組の2位と対戦(トルコ?)
・グループGの3位
→B組1位 or I組1位と対戦(スイスorフランス?)
・グループGの4位
→GL敗退
グループG 各国の特徴・注目選手
この章では、グループGに入った4カ国についてご紹介します。
これまでのワールドカップでの実績やチームの特徴、注目選手を中心に、各国の強みをわかりやすく見ていきましょう。
ベルギー代表(欧州)
Embed from Getty Images- W杯出場回数:15回目
- 最高成績:3位(2018年)
- FIFAランク:9位
グループGの大本命。
欧州予選を無敗で突破し、4大会連続のワールドカップ出場権を獲得しています。
しかし、スコアを見るとウェールズとは激しく撃ち合い、北マケドニアとは2引き分け。
楽に勝ち上がったというよりは「激闘の末の無敗」といった印象です。
代表の主軸には、デ・ブライネ(ナポリ)、クルトワ(レアル・マドリード)、ルカク(ナポリ)など、”黄金世代の中心メンバー”がいまだ健在。
日本代表が”ロストフの悲劇”を味わった2018年大会のような“圧倒的なタレント力”はやや薄れたものの、チームとしての完成度は依然として高いまま。
世代交代もゆるやかに進行中で、特にジェレミー・ドク(マンチェスターC)には注目です。
彼のキレのあるドリブルは、今大会で大きな武器となりそうです。
エジプト代表(アフリカ)
Embed from Getty Images- W杯出場回数:4回目
- 最高成績:GL敗退
- FIFAランク:29位
アフリカ予選を8勝2分で突破。
ワールドカップでの実績は乏しいものの、アフリカ王者を決めるアフリカネーションズカップでは最多の7回の優勝を誇ります。
アフリカらしからぬ組織力が特徴で、3バックと4バックを状況に応じて使い分ける柔軟さも持ち合わせています。
メンバーの国内リーグの選手が中心となりますが、このチームには”別格の存在”がいます。
それこそが、モハメド・サラー(リヴァプール)とオマル・マルムシュ(マンチェスターC)。
特にサラーは「ファラオ(王)」と称される絶対的エース。
サラーのコンディションが良ければ、チーム全体のパフォーマンスは確実に上がります。
イラン代表(アジア)
Embed from Getty Images- W杯出場回数:7回目
- 最高成績:GL敗退
- FIFAランク:21位
難敵ウズベキスタンを抑え、アジア最終予選を首位突破。
2024年に行われたアジアカップでは、「日本がベスト8で敗れた相手」としての記憶に残っている方も多いでしょう。
主軸となるのは、ACLでお馴染みの国内強豪クラブやUAEでプレーする選手たち。
欧州で活躍する選手は数えるほどで、ネームバリューという点ではやや控えめです。
その中で絶対的な存在となるのが、メフディ・タレミ(オリンピアコス)。
インテルでのプレー経験を持つ、世界的にも名の通ったストライカーです。
そして、このチーム最大の武器が“フィジカルの強さ”。
「タレミを目掛けたロングボール」こそ、イラン代表の真骨頂です。
※アメリカと戦闘中のため、ワールドカップへの参加を辞退する可能性も。
ニュージーランド代表(オセアニア)
Embed from Getty Images- W杯出場回数:3回目
- 最高成績:GL敗退
- FIFAランク:85位
オセアニア予選を突破し、4大会ぶりのワールドカップ出場権を獲得。
オーストラリアがアジア連盟に加入後は、「オセアニアの絶対王者」に君臨。
今大会からは”オセアニアの出場枠”が設けられたことで、史上初のストレートインになりました。
とはいえ、実績・選手層の両面で見れば、グループGでは“格下”と見られる立場です。
チームの軸となるのは、クリス・ウッド(ノッティンガム・フォレスト)。
長年にわたってプレミアリーグでプレーしてきた、経験豊富な長身ストライカーです。
そのほかのメンバーは欧州下部リーグや中堅国のクラブが中心となっており、個の力で上回る相手とどう戦うかがポイントになりそうです。
前回出場した2010年大会では”3引き分け”で敗退。
今大会ではまず、「ワールドカップ初勝利」を目指します。
試合日程・放送予定
| 日時 | 対戦カード | 放送予定 |
|---|---|---|
| 6/16(火) 4:00~ | 🇧🇪ベルギー vs 🇪🇬エジプト (シアトル) | ・DAZN |
| 6/16(火) 10:00~ | 🇮🇷イラン vs 🇳🇿ニュージーランド (ロサンゼルス) | ・DAZN |
| 6/22(月) 4:00~ | 🇧🇪ベルギー vs 🇮🇷イラン (ロサンゼルス) | ・DAZN |
| 6/22(月) 10:00~ | 🇳🇿ニュージーランド vs 🇪🇬エジプト (バンクーバー) | ・DAZN |
| 6/27(土) 12:00~ | 🇪🇬エジプト vs 🇮🇷イラン (シアトル) | ・DAZN ・日本テレビ |
| 6/27(土) 12:00~ | 🇳🇿ニュージーランド vs 🇧🇪ベルギー (バンクーバー) | ・DAZN |
ワールドカップは「地上波」と「DAZN」で視聴できます。
地上波では、開幕戦・決勝戦、日本代表の試合など、注目カードを中心に放送予定。
一方、DAZNでは全104試合をライブ配信に加え、見逃し配信にも対応しています。
サッカーは大会ごとに視聴方法が異なるため、「この試合はどこで見れるの?」と迷うことも多いですよね。
そんな方のために、2026年ワールドカップだけではなく、欧州5大リーグやチャンピオンズリーグ(CL)、Jリーグの各種大会など、サッカーの放映権をまとめた記事を作成しています。
まとめ
”ベルギーがいる組”であり、”サラーがいる組”。
この2つの事実だけで、グループGの試合は”観る価値のある試合”になります。
また、環境面でのデメリットが少ないこともあり、「質の高い試合」が観れる可能性も高いでしょう。
そして、なによりも「イランが無事にワールドカップの舞台に立てること」を祈るばかりです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!



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