「オランダってどんな国?」
オランダと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、色鮮やかな”チューリップ畑”や、のどかな”風車の風景”。
国土の一部が“海より低い場所”にあるという独特の地形を持つ、ヨーロッパでも個性の強い国です。
そして、サッカーの実績も十分。
W杯での優勝こそないものの、準優勝は3回。
メンバーも”ビッグクラブの主力だらけ”で、その選手層の厚さは「さすがオランダ」と言いたくなるレベルです。
この記事では、オランダのサッカーだけでなく、「どんな国なのか?」という視点から、歴史・文化・産業の魅力までをわかりやすくご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。

オランダってどんな国?
Embed from Getty Images- 国名:オランダ王国(西ヨーロッパ)
- 首都:アムステルダム
- 国土面積:41,850㎢
- 人口:約1,800万人
- 言語:オランダ語
海よりも低い”水の都”
Embed from Getty Imagesオランダは、ヨーロッパの北西に位置する、国の大きさは”九州と同じくらい”。
その最大の特徴の1つが、なんといっても “海抜の低さ” です。
国土の約4分の1が海抜0m以下にあり、場所によっては 海より低い位置 に街が広がっているほど。(参照:meiji)
国名の英語表記は「Nederland」。
これはオランダ語で “低地の国” を意味します。
こうした独特の地形と、水と共に生活してきた歴史から、オランダは“水の都”としても世界的に知られています。
Embed from Getty Imagesチューリップと風車の国
Embed from Getty Imagesオランダは、花の輸出量が世界No.1 を誇る“花の国”。
その象徴が「チューリップ」です。
16世紀(1500年代)にトルコから伝えられ、オランダの気候・土壌・栽培技術と相性が良かったことで一気に普及。
いまでは“オランダを代表する花”として知られています。(参照:DIAMOND online)
そして、もう一つの象徴が風車。
低地が多く洪水の危険が高かったオランダでは、水をくみ出し、土地を守るために風車が活用されてきました。
この“水と戦うための技術”がオランダ文化を形作り、現在も国内発電の大部分を 風力発電 が占めています。
ゴッホが生まれたアート大国
Embed from Getty Imagesゴッホ作:「ひまわり」の画像。
オランダは、世界に名を残す芸術家を多数輩出したアート大国 です。
私自身、芸術には決して詳しい方ではありませんが、ゴッホの代表作「ひまわり」、フェルメールの名画「真珠の耳飾りの少女」は、誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
このように、一般の人でも知っているレベルの“超有名画家” を多く生み出しているのがオランダ。
アムステルダムには、世界的に有名な アムステルダム国立美術館 とゴッホの作品を多く収蔵する ゴッホ美術館 があり、世界中から多くの観光客が訪れます。
Embed from Getty Imagesフェルメール作:「真珠の耳飾りの少女」の画像。
ハイネケンなどの大企業
Embed from Getty ImagesCL(チャンピオンズリーグ)を見ていると、必ず目に入るのが”ハイネケンのCM”。(契約は2027年まで)
F1のスポンサーも務めるなど、スポーツ業界への投資を惜しまない、世界No.2の売上を誇るビール会社 です。(参照:DEALLAB)
そのハイネケンの本社は、オランダの首都アムステルダムにあります。
他にも、髭剃り機で有名なフィリップスや、石油ブランドのShellなど、日本でもよく知られた大企業がオランダに本社を構えています。
幸福度は世界上位
Embed from Getty Images国民の幸福度ランキングでは世界の上位に入るオランダ。(参照:ELEMINIST)
その背景にあるのが、圧倒的なワークライフバランスの良さ。
日本の年間労働時間が1,714時間に対し、オランダは1,378時間。(参照:somu-lier)
月に換算すると、
- 143時間(日本)
- 115時間(オランダ)
となり、1ヶ月で 約28時間の差 が生まれます。
帰宅時間が早ければ、自然と家族と過ごす時間も増加。
さらに、「子どもらしさ」や「個性」を尊重する教育環境も整っており、オランダは “子どもが世界一幸せな国” とも言われています(参照:LIFULL HOME’S)
オランダってサッカー強いの?
Embed from Getty Images- 愛称:オランイェ(オレンジ軍団)
- FIFAランキング:7位(2025年11月時点)
- W杯出場回数:12回(2026年大会を含む)
- W杯最高成績:準優勝3回(1974年,1978年,2010年)
オランダ代表の特徴
Embed from Getty Images- ルート・フリット
- ライカールト
- ファン・バステン
- クライファート
- ファン・ニステルローイ
- ファン・ペルシー
- スナイデル
- ロッベン など
どの時代にも、どのポジションにも、“強烈な個の力”を持った選手が必ず現れるのがオランダの魅力。
そのため、いつの大会でも 「優勝候補の一角」 として名前が挙がる”世界屈指のタレント軍団”です。
一方で、安定感にはやや欠ける面もあり、2002年の日韓W杯、2018年ロシアW杯では欧州予選で敗退。
出場すらできない大会があることも事実です。
とはいえ本大会へ進めば話は別。
ほぼ確実にグループリーグ突破に成功し、毎回のように上位進出を果たす実力です。
トータルフットボールの発祥地
Embed from Getty Imagesオランダ代表を語るうえで欠かせないのが、「トータルフットボール」。
1970年代に世界へ衝撃を与えた戦術で、その中心にいたのが ヨハン・クライフ です。
「すべての選手が攻守に関わり、ポジションを流動的に入れ替える」。
当時の常識を覆すこのスタイルを武器に、アヤックス、そしてオランダ代表は一気に世界のトップのレベルに。
1974年W杯では、“トータルフットボール”を武器にオランダは準優勝。
クライフは「ピッチ上の監督」と呼ばれるほどの影響力を持ち、バルセロナの哲学にも大きな影響を与えています。
日本との対戦成績
Embed from Getty Images通算戦績:1分2敗(日本から見て)
過去3試合で、1度も勝てていない国。
もっとも印象的なのは、2010年南アフリカW杯グループリーグ第2節。
日本は0-1で敗れましたが、内容的にはスコア以上の完敗。
その大会で“準優勝”まで駆け上がるオランダの強さが際立つ一戦でした。
その後の 2013年の親善試合(ベルギー) では、2-2の引き分けに。
鮮やかな連携から生まれた本田圭佑の同点ゴールは、“記憶に残る名シーン”として語り継がれています。
注目選手
Embed from Getty Images「ビッグクラブのスタメン選手でも、”オランダ代表ではベンチ”」ということが起きるほどのサッカー強豪国。
メンバーの所属クラブを見れば一目瞭然。
イングランド、スペイン、イタリアなど、欧州主要リーグの強豪クラブに所属する選手がズラリと並びます。
もはや、「欧州5大リーグでプレーしているのは当たり前」という領域です。
自国リーグの選手も数名いますが、いずれも”オランダBIG3”の選手たち。
また、近年オランダ代表に定着している”ユスティン・クライファート”も注目株の1人。
この選手の父は、1990年代~2000年代前半にかけてオランダ代表のエースだった”パトリック・クライファート”です。
ファン・ダイク
Embed from Getty Images- 生年月日:1991年7月8日
- 所属クラブ:リヴァプール(イングランド)
- ポジション:DF
- 身長:195cm
- 体重:92kg
フレンキー・デヨング
Embed from Getty Images- 生年月日:1997年5月12日
- 所属クラブ:バルセロナ(スペイン)
- ポジション:MF
- 身長:181cm
- 体重:74kg
タイアニ・ラインデルス
Embed from Getty Images- 生年月日:1998年7月29日
- 所属クラブ:マンチェスター・シティ(イングランド)
- ポジション:MF
- 身長:185cm
- 体重:73kg
コーディ・ガクポ
Embed from Getty Images- 生年月日:1999年5月7日
- 所属クラブ:リヴァプール(イングランド)
- ポジション:FW
- 身長:193cm
- 体重:76kg
シャビ・シモンズ
Embed from Getty Images- 生年月日:2003年4月21日
- 所属クラブ:トッテナム(イングランド)
- ポジション:MF
- 身長:179cm
- 体重:70kg
メンフィス・デパイ
Embed from Getty Images- 生年月日:1994年2月13日
- 所属クラブ:コリンチャンス(ブラジル)
- ポジション:FW
- 身長:179cm
- 体重:78kg
※マンチェスターUやバルセロナでのプレー歴あり。
オランダのリーグは強いの?
Embed from Getty Images名称:エール・ディビジ
1956年に創設されたリーグで、トップカテゴリーには18クラブが参加。
レベルとしては世界TOP7に入るリーグで、”欧州5大リーグに次ぐレベル”と言えるでしょう。
歴史的に見ても、「スター選手が若手時代に過ごしたリーグ」として知られており、その育成力の高さから「さらに上を目指す若手」が数多くプレーしています。
特に強豪として知られるのは、”オランダBIG3”と呼ばれる以下の3クラブ。
この3クラブは欧州でも存在感が強く、過去には 欧州王者に輝いたクラブもあるほどの名門です。
現在は5大リーグにやや及ばないものの、EL・ECLでは優勝を狙える実力を持っています。
また、小野伸二を筆頭に、本田圭佑や吉田麻也などの日本代表のレジェンドたちもプレーしてきたオランダ。
2025-26シーズンも、8人の日本人選手がプレーしています。
詳しくは、【オランダでプレーする日本人選手】をチェックしてきてください!
※蹴り道FOOTBALLでは、『サッカーの放映権』についてまとめた記事を書いています。
「この国はリーグはどこで観れるの?」という疑問に解決できる内容になっています。
ぜひ一度ご覧になってください。

まとめ
「サッカー強豪国」であることに、異論の余地はありません。
個々の能力も高く、戦術面でも世界のトレンドを変えた歴史あり。
そして、どの時代にもスター選手が次々と誕生するのは”才能”と”育成”の両方が優れているからこそ。
ただし、「超・強豪国か?」と問われると、少し評価が分かれるところ。
その理由は、おそらく “W杯優勝という最後の1ピース” が欠けているから。
もしその栄冠を手にする日が来れば、オランダは名実ともに“世界最高峰のサッカー大国”になるでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!



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