【10分でわかる】ウズベキスタンってどんな国?|2026年サッカーW杯出場国

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ウズベキスタンの国旗の画像
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「ウズベキスタンってサッカー強い?」

「アジアの強豪」と言えば、どこの国をイメージしますか?

  • 日本
  • 韓国
  • イラン
  • オーストラリア
  • サウジアラビア

多くの人があげるのは、上記の5カ国でしょう。

しかし、ここ最近で急激に力をつけ、2026年にW杯初出場を勝ち取った国があります。

その国こそがウズベキスタン

「アジアの強豪入り」どころか、日本・韓国・イランと同じく「アジアの最上位」に入ってきそうなくらいの勢いです。

この記事では、ウズベキスタンのサッカーだけでなく、「どんな国?」という視点でも解説しています。

「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。

【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。

初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。

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目次

ウズベキスタンってどんな国?

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  • 国名:ウズベキスタン共和国(中央アジア)
  • 首都:タシケント
  • 国土面積:448,900㎢
  • 人口:約3,700万人
  • 言語:ウズベク語/ロシア語

旧・ソ連から独立

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ウズベキスタン1991年旧ソ連から独立した、中央アジアの内陸国

南部には広大な砂漠地帯が広がり、年間を通して雨が少なく乾燥した気候が特徴です。

夏場は気温が40℃を超えることも。

シルクロードの中心地

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古代から「シルクロードの要所」として栄えた国で、サマルカンドブハラといった都市は世界遺産にも登録されています。

青いモザイクで彩られたイスラム建築は観光名所としても有名で、かつては多くの商人や文化が交差した歴史もあり。

「温厚な人が多い」というウズベキスタン人の気質は、こういった多文化の交流が影響しているのかもしれません。

シルクロードとは?

古代から中世において、東西をつなぎ文化や経済を発展させた“世界最古の国際ルート”

「中国〜中央アジア〜中東〜ヨーロッパ」へと続く長い交易ルートで、(シルク)をはじめとする多くの品々や文化、人の交流が行われていました。

親日国家

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ウズベキスタンは「親日的な国」としても知られています。

その背景には、第二次世界大戦後に抑留された日本人技術者たちが、現地の復興や建築に尽力した歴史があります。

現在も教育・医療・インフラなどの分野で日本との協力関係が続き、日本語を学ぶ若者も多く、友好的な感情が根付いています。

格闘技が人気

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ディヨラ・ケルディヨロワが2024年パリ五輪女子柔道で金メダルを獲得。

サッカーと並んで人気なのが格闘技

五輪でも柔道・ボクシング・レスリングでメダリストを輩出しており、フィジカルの強さは世界トップクラスです。

みなさんの記憶にも新しい「2024年パリ五輪での阿部詩の敗戦(レスリング)も、その対戦相手はウズベキスタン人のディヨラ・ケルディヨロワでした。

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ウズベキスタンってサッカー強いの?

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  • 愛称:ホワイトウルブス(白い狼)
  • FIFAランキング:55位(2025年10月時点)
  • W杯出場回数:1回(2026年に初出場予定)
  • W杯最高成績:-

ウズベキスタン代表の特徴

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2026年にW杯初出場。

プレーオフではなく、「アジア3次予選を突破してのストレートイン」で出場権を勝ち取りました。

2025年10月にはカンナバーロ監督(元・イタリア代表DF)が就任するなど、W杯に向けての強化も順調です。

また、強化が進んでいるのはA代表だけではありません。

アンダーカテゴリーでは更に優秀な成績を残しており、特にU-23アジア杯での成績は目覚ましいもの。

その成績は日本を超えるほどで、実際に2018年、2022年大会にはウズベキスタンに敗北。

2024年決勝戦ではウズベキスタンを倒し、日本がリベンジを果たしています。

  • 2018年:優勝(ベスト8で日本が0-4で敗北)
  • 2020年:ベスト8
  • 2022年:準優勝(ベスト4で日本が0-2で敗北)
  • 2024年:準優勝(決勝戦で日本が1-0で勝利)

日本との対戦成績

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6勝1敗3分(日本から見て)

W杯アジア最終予選で、3回も同じグループになったことがある国。

  • 1998年大会:1勝1分
  • 2010年大会:1勝1分
  • 2014年大会:1敗1分

そのほとんどが”1点差での決着”で、「アジアの難敵」というイメージを持つ人も多いはず。

中でも印象的な試合は、ウズベキスタン(タシケント)で行われた南アフリカW杯アジア最終予選。

岡崎慎司のヘッドW杯出場を勝ち取った一戦は、日本サッカーの歴史の中でも有名な試合の1つです。

注目選手・監督

ウズベキスタン代表選手の多くは自国リーグでプレーしています。

欧州でプレーしている選手は数人ですが、その数は確実に増えています。

現段階でビッグクラブに所属するのはクサノフのみ。

また、2020年代にセリエAのローマでプレーしていたショムロドフも世界的に有名な選手です。

いまは欧州組は少数となっていますが、この勢いが続くようであれば、”世界的なプレーヤー”も増加していくでしょう。

カンナバーロ

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選手歴
・ACパルマ
・インテル
・ユヴェントス
・レアル・マドリード など

監督歴
・広州恒大
・中国代表
・ウディネーゼ など

クサノフ

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  • 生年月日:2004年2月29日
  • 所属クラブ:マンチェスターシティ(イングランド)
  • ポジション:DF
  • 身長:186cm
  • 体重:84

ショムロドフ

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  • 生年月日:1995年6月29日
  • 所属クラブ:バシャクシェヒル(トルコ)
  • ポジション:FW
  • 身長:190cm
  • 体重:76kg

※セリエA(ASローマなど)でのプレー歴あり。

ファイズラエフ

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  • 生年月日:2003年10月3日
  • 所属クラブ:バシャクシェヒル(トルコ)
  • ポジション:MF
  • 身長:170cm
  • 体重:59kg

ウズベキスタンのリーグは強いの?

名称:ウズベキスタンスーパーリーグ

Jリーグ開幕の1年前の1992年に創設されたリーグで、トップカテゴリーには14クラブが所属。

ACLを観戦する方なら、ブニョドコルパフタコールといったクラブ名は聞いたことがあるのではないでしょうか?

特に、ブニョドコルにはリバウド(元・ブラジル代表)ルイス・ガルシア(元・スペイン代表)したこともあり、世界的にも知られるクラブです。

ただ、近年は同じく西地区サウジアラビアカタールのクラブが世界的スター選手を次々と獲得。

そんな背景もあり、ACL上位進出はなかなか難しい状況です。

しかし、「自国選手の育成力」においては、むしろ他の西アジア勢を上回っていると言えるでしょう。

蹴り道FOOTBALLでは、『サッカーの放映権』についてまとめた記事を書いています。

「この国はリーグはどこで観れるの?」という疑問に解決できる内容になっています。

ぜひ一度ご覧になってください。

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まとめ

悲願のW杯出場を実現し、着実に進化を続けているウズベキスタン代表

欧州クラブでプレーする選手も増加傾向で、まるでひと昔前の日本サッカーを見ているような勢いがあります。

さらに、若い世代でも優秀な成績を残しており、「若い世代も順調に育っている」という点を考慮すると、今後は”日本代表の最大のライバル”になる可能性も。

同じアジアという地域に、強敵が増えたということは間違いありません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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