【10分でわかる】パラグアイってどんな国?|2026年サッカーW杯出場国

当ページのリンクには広告が含まれています。
パラグアイの国旗の画像
  • URLをコピーしました!

「パラグアイってどんな国?」

南米大陸の中央に位置するパラグアイ

日本からは移動に30時間以上かかり、距離的には“ものすごく遠い国”です。

しかし、実は 日系人が約1万人も暮らしている など、意外な縁も。

さらに、サッカーでも日本とは何度も対戦している間柄。

それでも、やっぱり多くの日本人が思い出すのは ”2010年W杯の悔しいPK負け” ではないでしょうか。

この記事では、パラグアイのサッカーだけでなく、「どんな国なのか?」という視点から、歴史・文化・産業の魅力までをわかりやすくご紹介します。

「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。

【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。

初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。

あわせて読みたい
【2026年サッカーW杯】出場国一覧と出場枠まとめ|開催国・予選突破国を更新中 『2026年W杯 出場国一覧』 2026年W杯の出場国が続々と決まり始めています。 日本代表は、2025年3月にアジア予選を突破し、開催国以外では“世界最速”で本大会への切符を...
目次

パラグアイってどんな国?

Embed from Getty Images
  • 国名:パラグアイ共和国(南米)
  • 首都:アスンシオン
  • 国土面積:407,000㎢
  • 人口:約700万人
  • 言語:スペイン語/グアラニー語

南米の内陸国

Embed from Getty Images

1811年にスペインから独立し、”パラグアイ共和国”が誕生。

その立地は、まさに「南米のおへそ」

南米大陸の中心部に位置し、海に面していない内陸国です。

太平洋・大西洋・カリブ海という3つの大海に囲まれる南米大陸において、海に面していないのは”パラグアイ””ボリビア”の2カ国だけ。

【ボリビアについて詳しく】

あわせて読みたい
【10分でわかる】ボリビアってどんな国?|2026年サッカーW杯大陸間プレーオフ進出 「ボリビアってどんな国?」 南米の国、ボリビアをご存じでしょうか? 「ウユニ塩湖がある国」と聞けば、「あぁ〜!」と思い出す人もいるかもしれません。 ただ、日本で...

”イタイプダム”で水力発電が100%

Embed from Getty Images

パラグアイは、世界でも珍しい “電力のほぼ全てを水力発電でまかなう国”

その割合はなんと”ほぼ100%”

特に有名なのが、ブラジルとの国境を流れるパラナ川に建設された イタイプ水力発電所

“世界最大級の発電量”を誇り、ここで生まれた電力は国内だけでなく、ブラジルにも大量に供給されています。(両国が共同管理)

パラグアイ国内の電力消費量よりも、発電量の方が圧倒的に多いため、「電力を輸出して収入を得る」というスタイルが確立しています。

観光名所はどこなのか?

Embed from Getty Images

パラグアイは、観光地としての派手さはありませんが、自然と歴史を静かに味わえる”穴場の国” として知られています。

まず、先述した イタイプ・ダム はパラグアイを代表する名所のひとつ。

巨大な水力発電施設ならではの迫力を間近で見られ、見学ツアーも人気です。

世界遺産を挙げるなら、「ラ・サンティシマ・トリニダード・デ・パラナ遺跡」「ヘスス・デ・タバランゲ遺跡」

長い名前の2つの遺跡は、17〜18世紀(1600~1700年代)に先住民と宣教師が築いた独自の文化を感じられる場所です。

そして、超有名観光地としてよく名前が挙がる イグアスの滝

パラグアイから近い位置にありますが、正確には ブラジルとアルゼンチンの国境沿い にあり、訪れるには一度ブラジル側へ入国する必要があります。

そのため”パラグアイ観光のついでに寄れる世界遺産”として人気があります。

約1万人の日系人

日本とパラグアイの直線距離は 約18,000km。

地球の半周分で、移動時間は30時間以上かかる遠い国。

そして、日本との関わりも大きくはなさそうなイメージがありますが・・・。

実はパラグアイには、約1万人の「日系人」 が生活しています。(参照:JICA

日系移住の歴史は意外と古く、1936年 に最初の移住がスタート。

戦後には本格的な移住が進み、農業を中心とした共同体が各地に広がりました。

パラグアイってサッカー強いの?

Embed from Getty Images
  • 愛称:ラ・アルビロハ(意味:白と赤)
  • FIFAランキング:39位(2025年11月時点)
  • W杯出場回数:9回(2026年大会を含む)
  • W杯最高成績:ベスト8(2010年)

パラグアイ代表の特徴

Embed from Getty Images

パラグアイ代表といえば、まず挙げられるのが 「守備の固さ」

激しい球際、組織的なブロック、体を張った守備は南米でもトップクラス。

2026年W杯南米予選でも、その持ち味がしっかり発揮され、“2位タイとなる少ない失点数” で予選を突破。

派手さはないものの、粘り強さと規律のある守備が魅力のチームです。

そして、パラグアイといえば、”チラベルト”を思い浮かべる人も多いのでは?

GKながらFK・PKを任されるという異色の存在で、“ゴールを決めるゴールキーパー”として世界的に話題になりました。

Embed from Getty Images

日本との対戦成績

Embed from Getty Images

通算戦績:5勝2敗5分(日本から見て)

これまでに12回対戦し、日本が大きく勝ち越し。

しかし、多くの日本国民が思い出すのは”2010年W杯の苦い記憶”ではないでしょうか?

ベスト16で実現した”日本vsパラグアイ”は、120分間戦ってスコアレス。

PK戦の末、パラグアイに敗れました。

大会前の岡田JAPANに対しては批判の声がほとんどで、「これまでで1番期待できないW杯」とも言われていました。

そんな逆境を跳ね除たことで、”W杯フィーバー”に渦巻いた日本列島。

だからこそ、あの敗戦は今でも心に残る“悔しすぎる一戦”です。

注目選手

Embed from Getty Images

欧州5大リーグの選手は10人弱。

ただ、代表メンバーの多くは、ブラジル・アルゼンチン・アメリカといった 中南米のクラブが中心 です。

南米らしく「戦うサッカー」をベースにしたリーグで揉まれている選手が多く、そこに欧州組のスピードや個の能力が加わることで、チームに厚みが生まれています。

もちろん、自国リーグ から選ばれている選手も数人おり、国内で評価を高めた選手がそのまま代表へステップアップするケースも少なくありません。

フリオ・エンシソ

Embed from Getty Images
  • 生年月日:2004年1月23日
  • 所属クラブ:ストラスブール(フランス)
  • ポジション:MF
  • 身長:173cm
  • 体重:64kg

※2022-2025年はブライトンに所属。

ディエゴ・レオン

Embed from Getty Images
  • 生年月日:2007年4月3日
  • 所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
  • ポジション:DF
  • 身長:177cm
  • 体重:82kg

ディエゴ・ゴメス

Embed from Getty Images
  • 生年月日:2003年3月27日
  • 所属クラブ:ブライトン(イングランド)
  • ポジション:MF
  • 身長:183cm
  • 体重:77kg

オマル・アルデレテ

Embed from Getty Images
  • 生年月日:1996年12月26日
  • 所属クラブ:サンダーランド(イングランド)
  • ポジション:DF
  • 身長:188cm
  • 体重:77kg

アントニオ・サナブリア

Embed from Getty Images
  • 生年月日:1996年3月4日
  • 所属クラブ:クレモネーゼ(イタリア)
  • ポジション:FW
  • 身長:180cm
  • 体重:70kg

パラグアイのリーグは強いの?

Embed from Getty Images

名称:リーガ・パラグアージャ

1906年に創立された歴史あるリーグで、トップカテゴリーには12クラブが参加。

南米の中では中堅クラスのリーグですが、強豪クラブの実力は高く、特に オリンピア は“国内で頭一つ抜けた存在”。

南米No.1クラブを決める コパ・リベルタドーレス では、通算3回の優勝(南米5位タイ) を誇る名門です。

実は、このリーグには過去に多くの日本人が挑戦しており、その数は 30名弱

有名な選手では、武田修宏、廣山望、福田健二、森本貴幸 などがパラグアイでプレーしたことがあります。

蹴り道FOOTBALLでは、『サッカーの放映権』についてまとめた記事を書いています。

「この国はリーグはどこで観れるの?」という疑問に解決できる内容になっています。

ぜひ一度ご覧になってください。

【2025-26年度 サッカーの放映権】

あわせて読みたい
【2025年最新】サッカーの放映権|DAZN・U-NEXT・WOWOW・ABEMA比較 『サッカーの放映権』 サッカーの試合を観たいけれど、「どの配信サービスを契約すればいいの?」と迷ったことはありませんか? Jリーグ、欧州5大リーグ、チャンピオン...

まとめ

南米大陸の中では”3番手グループ”という位置付け。

決して強豪とまでは言えない国ですが、それは「強豪ひしめく南米だからこそ」という話。

実際には、堅い守備はもちろん、球際の強さ小さなスペースでのテクニックなど、南米らしいクオリティをしっかり持った実力国。

そして、日本人としては「W杯の舞台でのリベンジ」はぜひ果たしたい相手です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

あわせて読みたい
【2025-26年】海外組日本人サッカー選手一覧|5大リーグ+CL・EL・ECL 『2025-26年 海外組』 2025-26シーズンの欧州サッカーが開幕しました! 今季、5大リーグでプレーする日本人選手は20人。 CL・EL・ECLといった欧州カップ戦に出場するの...
あわせて読みたい
【10分でわかる】ウルグアイってどんな国?|2026年サッカーW杯出場国 「ウルグアイってどんな国?」 南米を代表するサッカー強豪国のひとつがウルグアイです。 W杯初代王者として歴史に名を刻み、世界的な知名度も抜群。 その一方で、世代...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次