「ドリブルで魅せる」
タッチが細かく、独特なリズムで相手をかわし、深い位置までエグっていく。
一瞬の仕掛けで、スタジアムの空気を変えられる選手です。
2022年には”Jリーグドリブル成功率No.1”にも輝いた実績の持ち主。
キレッキレのドリブルで、日立台(柏)を沸かせます。
今回は、大久保智明のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。


大久保智明ってどんな選手?
Embed from Getty Images- 名前:大久保智明(おおくぼ ともあき)
- 生年月日:1998年7月23日
- 出身地:東京都板橋区
- 所属チーム:柏レイソル
- ポジション:MF
- 背番号:未定
- 身長:170cm
- 体重:62kg
- 利き足:左
大久保智明のインスタグラムはこちら。
日本代表歴
- A代表:なし
- 世代別:なし
ヴェルディ育ち
小学4年生から高校3年生まで”東京ヴェルディの下部組織”でプレー。
ヴェルディユースといえば、サッカー経験者なら誰もが知る“超・名門”。
「ヴェルディ出身」と聞くだけで、「あ、この選手たぶん上手いな」とイメージしてしまう人も多いはずです。
そして、大久保智明もその一人。
繊細かつ細かいボールタッチなど、随所に”ヴェルディらしさ”が感じられます。
ショルツも嫌がるドリブル
Embed from Getty Images「JリーグNo.1 DF」と称されたこともある”アレクサンダー・ショルツ”。(現・FC東京)
2023年にはJリーグベストイレブンにも選出された、対人守備に定評のあるセンターバックです。
そんなショルツが口にしたのが、「トモ(大久保)が、いつも俺を抜いているよ」という言葉。
リーグ屈指の最強DFがそう語っているという事実こそが、大久保智明のドリブルの凄さ を何よりも証明しています。
かわいすぎる”ハムちゃんず”のダンス
和レッズの公式YouTubeで披露された、流行りのダンス。
コメント欄には「かわいい!!」の声が殺到しました。
もちろんダンスそのものも理由の一つですが、大久保智明の柔らかい雰囲気や愛されキャラも含めての反応だったのでしょう。
一緒に踊っていた小泉佳穂選手は、2025年に柏レイソルへ加入。
そして大久保選手も、2026年から柏でプレーすることが決まり、再びチームメイトとなります。
これは……新たなダンスが生まれる日も近い?

大久保智明の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:NB(ニューバランス)
大久保選手は、ニューバランスの”フューロン”を着用しています。
「驚くほど軽い」をキャッチフレーズとする、人工皮革のスパイクです。
大久保智明のプレースタイル
Embed from Getty Images「キレッキレのドリブラー」
- キレキレのドリブル
- 味方との連携プレー
- 豊富な運動量
最大の武器は、やはりキレのあるドリブル。
1人、2人をあっという間にかわし、スタジアムを熱狂させます。
この選手の凄さは、狭いスペースでも突破できること。
そして、サイドだけでなく、中央のエリアでも仕掛けられること。
味方との連携プレーも得意で、ワンツーを使った崩しにも長けています。
ドリブルで来るのか、それともパスで崩すのか――
相手選手からすれば、的を絞りにくい厄介な存在と言えるでしょう。
さらに、豊富な運動量も強みの一つ。
攻撃だけでなく守備でもよく走り、前線からのプレスにも献身的に参加します。
”即時奪還”を掲げるチームスタイルにおいて、大久保智明はまさに理想的なアタッカーです。
大久保智明の経歴
- ビートルイレブン
- 東京ヴェルディJr.
- 東京ヴェルディJr.ユース
- 東京ヴェルディユース
- 中央大学
- 浦和レッズ
小学生時代
小学生時代は、2つのクラブでプレーしています。
- ビートルイレブン
- 東京ヴェルディJr.
東京都板橋区を拠点とする ビートルイレブン でサッカーをスタート。
小学4年生からは狭き門を突破し、東京ヴェルディJr. に入団します。
大久保選手本人からの申し出により、現在は ビートル11のアンバサダー を務めています。(参照:ビートル11公式HP)
中学・高校生時代
中学・高校生時代は、東京ヴェルディの下部組織でプレーしています。
- 東京ヴェルディJr.ユース
- 東京ヴェルディユース
中学・高校時代ともに”背番号7番”を背負う主力選手。
高校1年生からU-18プレミアリーグのメンバーに名を連ねるなど、早い段階から高い評価を受けていました。
一方で、高校3年時にはレギュラーの座を奪われる時期も。(参照:Number)
負傷による公式戦欠場も響き、トップ昇格は見送りという結果に。
東京Vユース時代のチームメイト
・三竿健斗(2学年先輩)
・井上潮音(1学年先輩)
・神谷優太(1学年先輩)
・渡辺皓太(同期)
・深澤大輝(同期)
・藤本寛也(1学年後輩)
・谷口栄斗(1学年後輩)
・森田晃樹(2学年先輩)
・綱島悠斗(2学年先輩) など
大学生時代
大学生時代は、中央大学サッカー部でプレーしています。
1年時にプレーしたのは2ndチーム。
2年生からトップチームに昇格し、一気に大学サッカー注目選手へと上り詰めます。
居残り練習では”上島拓巳と1vs1”を繰り返し、ドリブルの精度は日に日に上昇。(参照:4years)
その結果、大学3年の7月には浦和レッズ入団が内定し、トップチームの活動にも帯同しています。
中央大学時代のチームメイト
・渡辺剛(2学年先輩)
・上島拓巳(2学年先輩)
・加藤陸次樹(1学年先輩)
・深澤大輝(同期) など
浦和レッズ
Embed from Getty Images2021年に浦和レッズに入団します。
プロ入り1~2年目はリカルド監督の元、主に”ジョーカー”としての役割を全う。
途中出場で試合の流れを変え、2022年には”ドリブル成功率リーグNo.1”という実績を残しています。
翌年は右SHのスタメンに定着するも、2025年からは出場機会が激減していました。
浦和での成績
・2021年:18試合1ゴール(J1、天皇杯優勝)
・2022年:23試合1ゴール(J1、ACL優勝)
・2023年:30試合1ゴール(J1)
・2024年:23試合2ゴール(J1)
・2025年:16試合1ゴール(J1)
柏レイソル
2026年に柏レイソルに完全移籍します。
指揮官を務めるのは、浦和時代にも師事したリカルド・ロドリゲス監督。
両者が同じチームでタッグを組むのは、2022年以来2度目となります。
勝手知ったる恩師の元、”大久保智明のドリブル”が再び輝きを放つことになるでしょう。
まとめ
昨季スタメン出場したのは、たったの3試合。(2025年)
ベンチで過ごす時間が多く、本人にとっては”不完全燃焼の1年”になりました。
そして迎える今季は、プロ入り後初となる移籍。
再起を期すシーズンとなります。
恩師・リカルド ロドリゲス監督の指揮のもと、キレッキレのドリブル で日立台を沸かせてくれるでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!



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