「2022年J1MVP」
かつてはJ3リーグでプレーしていた選手。
J3→J2→J1と着実にステップアップし、2022年にはJ1リーグMVPに。
そして今は、”海外組”として活躍中。
今回は、岩田智輝のプレースタイルと経歴をご紹介します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
2022年度Jリーグの表彰選手については、こちらをご確認ください。
【2022年度Jリーグ・最終結果】
岩田智輝について
Embed from Getty Images- 名前:岩田智輝(いわた ともき)
- 生年月日:1997年4月7日
- 出身地:大分県宇佐市
- 所属クラブ:バーミンガム ユナイテッド(英国2部)
- ポジション:MF/DF
- 利き足:右足
- 背番号:24番
- 身長:178cm
- 体重:77kg
岩田智輝のインスタグラムはこちら。
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:4試合0ゴール
- 世代別:U-16~U-22(東京五輪世代)
J3からJ1MVPに
2022年J1リーグMVPに輝いた岩田智輝選手。
名前の通り”輝き”を放った岩田選手ですが、実はプロ入り1年目はJ3でプレーしています。
J3でのプレー経験のある選手のMVP獲得は史上初。
現在はくすぶっている選手たちに、希望を与える活躍を見せました。
DFでのMVP獲得は、2006年の闘莉王さん以来です。
イニエスタと一触即発
2019年J1リーグ第22節 大分トリニータvsヴィッセル神戸。
激しい当たりが売りの岩田選手は、世界的名手・イニエスタにタックル。
プレー後に、一触即発の状態になりました。
イニエスタ選手は温厚な性格でも有名で、「イニエスタがキレた!」と海外でも話題に。
筋肉モリモリ
筋肉モリモリで、マリノス所属時は”ハマのハルク”という異名も。
週5日の筋トレの成果もあり、競り合いの強さに磨きがかかっています。
マリノスサポーターから個人チャント(応援歌)を作ってもらった岩田選手。
原曲は、『キン肉マン Go Fight!』です。
岩田智輝の着用スパイク
メーカー:プーマ
岩田選手は、プーマの”フューチャー”を着用しています。
フィット感に優れ、一瞬のクイックネスに優れたスパイクです。
岩田智輝のプレースタイル
Embed from Getty Images「日本屈指のファイター」
- 強靭なフィジカル
- 対人能力の高さ
- ユーティリティ性の高さ
欧州でも通用するフィジカルの強さ。
対人守備では無類の強さを誇り、相手の攻撃の芽を摘み取ります。
フィジカルの強さを攻撃面でも生かし、キープ力も日本屈指。
また、ユーティリティ性も高く、DFでもMFでも日本代表として活躍できる実力です。
岩田智輝の経歴
- 四日市南SSC(宇佐市立四日市南小学校)
- 大分トリニータU-15宇佐(宇佐市立西部中学校)
- 大分トリニータU-18(大分東明高校)
- 大分トリニータ
- 横浜F.マリノス
- セルティック(スコットランド)
- バーミンガム(英国2部)
小学生時代
小学生時代、四日市南SSCでプレーしています。
OBには西川周作選手(浦和レッズ)、松原健選手(横浜F.マリノス)も。
特に、松原選手の自宅は徒歩1分のご近所さんで、小さい頃から一緒にサッカーをしていました。(引用:横浜F.マリノスHPより)
中学生時代
中学生時代、大分トリニータU-15宇佐でプレーしています。
岩田選手は、大分トリニータU-15宇佐が輩出した初のJリーガーです。
高校生時代
高校生時代は、大分トリニータU-18でプレーしています。
16歳から世代別日本代表に選出され、高校3年時には2種登録で天皇杯にも出場。
ユーティリティ性はこの頃から高く、GK以外のすべてのポジションでのプレーを経験しました。
大分トリニータ
Embed from Getty Images2016年に大分トリニータに入団します。
J3でJリーグデビュー。
- プロ1年目:J3
- プロ2年目:J2
- プロ4年目:J1
5年間プレーした大分では、チームと共に順調にステップアップ。
世代別日本代表にも継続して招集されており、2019年のコパアメリカではA代表デビューも果たしています。
大分時代の成績
・2016:23試合1ゴール(J3)
・2017:12試合0ゴール(J2)
・2018:20試合0ゴール(J2)
・2019:27試合4ゴール(J1)
・2020:30試合2ゴール(J1)
横浜F.マリノス
Embed from Getty Images2021年に横浜F.マリノスに移籍します。
2年間でリーグ66試合に出場。
Jリーグ制覇、リーグMVPを獲得し、「カタールW杯日本代表に招集されるのでは・・・?」という声も囁かれるほどの存在に。
マリノスの大スポンサーである日産の車を愛用し、時折インスタにも登場しています。
マリノス時代の成績
・2021:34試合0ゴール
・2022:32試合2ゴール(Jリーグ優勝、MVP)
セルティック(スコットランド)
Embed from Getty Images2023年1月にセルティックに加入しました。(期限付き移籍)
マリノス時代の恩師・ポステコグルー監督の元への移籍。
しかし、監督が交代したこともあり、次第に出場機会は限定的に。
セルティックでの成績
・2022-23:13試合0ゴール(リーグ優勝[途中入団])
・2023-24:19試合1ゴール(リーグ優勝・CL出場)
セルティックでプレーしている日本人選手
・前田大然
・古橋亨梧
・旗手怜央
・小林友希
※青文字を押すと、その選手の詳細を確認できます。
バーミンガム(英国2部)
2024年8月にバーミンガム ユナイテッドに移籍します。
三好康児との入れ替わりでの加入。(三好はドイツへ)
”英国3部リーグベスト11”に輝く活躍を見せ、リーグ優勝&2部昇格に貢献しています。
バーミンガムでの成績
・2024-25年:40試合6ゴール(英国3部優勝&ベスト11)
まとめ
2024年にセルティックからバーミンガムに移籍。
古豪とはいえ、”英国3部”に所属していたクラブです。
「そこで良いの?」という印象も受ける移籍でしたが・・・。
彼の経歴を見ればわかる通り、「着実にステップアップしてくる選手」です。
そして案の定、2025年夏には”英国2部”に上がってきました。
チームの中心選手として、”2年連続の昇格”ができるような活躍を期待しています!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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