「フィールドの魔術師」
”テクニシャン”という言葉では足りないくらいに”上手い選手”。
メンタルも強く、W杯が懸った試合で”エジルキック”を見せたり・・・。
いや、「強い」というか、「メンタルがおかしい!」というレベルかもしれません。
欧州で活躍できるのも納得!!
今回は、鎌田大地のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。
鎌田大地について
Embed from Getty Images- 名前:鎌田大地(かまだ だいち)
- 生年月日:1996年8月5日
- 出身地:愛媛県伊予市
- 所属クラブ:クリスタル パレス(イングランド)
- ポジション:MF
- 背番号:18番
- 身長:184cm
- 体重:76kg
- 利き足:右足
鎌田大地のインスタグラムはこちら。
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:42試合11ゴール(2025年7月時点)
- 世代別:U-22~U-23(リオ五輪世代)
主な出場歴
・2022年:カタールW杯
W杯出場を手繰り寄せた”エジルキック”
Embed from Getty Images「2026年W杯出場」に王手が懸った、アジア最終予選のバーレーン戦。
均衡を破ったのは、”鎌田大地の右足”でした。
素晴らしい連携で抜け出し、GKとの1vs1。
ここで選択したのは、まさかの”エジルキック”。
「わざとボールをバウンドさせる」という超高難易度の技を、勝負所で披露しました。
鎌田大地の弟もプロサッカー選手
鎌田選手には、5歳年下の弟がいます。
なんと、弟もプロサッカー選手。
- 名前:鎌田大夢(かまだ ひろむ)
- 所属クラブ:ベガルタ仙台
- ポジション:MF
- 背番号:32
- 生年月日:2001年6月23日
- 出身地:愛媛県伊予市
- 身長:168cm
- 体重:60kg

奥さんが美人で話題に
Embed from Getty Images海外移籍前のJリーグ最後の試合。
当時所属していたサガン鳥栖で鎌田選手の退団セレモニーが行われました。
鎌田選手本人と同じくらいに注目を集めたのは、”鎌田選手の奥さん”。
ネットでは「かわいい!」、「美人!」というコメントの嵐。
”奥さんが主役の座を奪ってしまう勢い”の注目ぶりでした。
「鎌田大地」と検索すると、予測変換では「嫁」、「奥さん」というワードが出てきます。
実は鎌田は勉強もできる
Embed from Getty Images高校時代、授業中は寝ていた鎌田選手。
本人曰く、「関関同立に合格できるレベルだった」とのこと。
隠れて努力をしていたのかもしれませんが、”サッカーも勉強も天才肌”の可能性も多いにあります。
こちらのエピソードは、Numberの動画にて語られています。
知る人ぞ知る”YouTube”
Embed from Getty Images- ファンに本音を語りたい
- 取材を受けるのが面倒
様々な想いから作られた”鎌田大地チャンネル”。
画角はやたらと引きだし、投稿頻度はほぼ年数回。
鎌田っぽさが全開のチャンネルで、”オフシーズンの楽しみの1つ”になっているサッカーファンも増加中です。
鎌田大地の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:ナイキ
鎌田選手は、ナイキの”ファントム”を着用しています。
ファントムシリーズは、ボールタッチに定評があるシューズ。
シューズの表面に加工を施し、”パス・トラップ・シュート”の精度を高める人工皮革のスパイクです。
鎌田大地のプレースタイル
Embed from Getty Imagesイギリアメディアが発表した「攻撃的MFトップ10」にランクイン。
2023年夏には、”ビッグクラブ間での鎌田争奪戦”が起きたほどの選手です。
そんな鎌田選手の大きな強みは、以下の3点。
- 観客を魅了するテクニック
- 得点に絡める選手
- 大舞台での強さ
観客を魅了するテクニック
日本代表随一のテクニシャン。
足に吸い付いているかのようなボールタッチを披露します。
ドリブルでは相手の重心の逆をつき、スルスルと複数人をかわしてチャンスを作り出します。
「見ていて楽しい。」
鎌田選手は、観客にワクワクを与える”ファンタジスタ”です。
ゴールに絡める選手
ゴール・アシストの多さも特徴です。
Jリーグデビュー当初から、「なんでそれを通せるの?」というパスを連発。
海外移籍後はシュートの意識が強くなり、バイエルン・ミュンヘンやアーセナルといった強豪相手にもゴールを決めています。
キックが上手い、ドリブルが上手いでは終わりません。
その技術を、ゴールに繋げる力があります。
大舞台での強さ
2021-22シーズンに、ヨーロッパリーグ(EL)優勝を経験。
ELには2シーズン出場し、23試合11得点。
大舞台で”約2試合に1点”という驚異的なスタッツを残しています。
ヨーロッパリーグとは
ヨーロッパの強豪クラブのみが出場できる大会。
チャンピオンズリーグ(CL)に次いでレベルが高いです。
鎌田大地の経歴
- キッズFC(伊予市立伊予小学校)
- ガンバ大阪ジュニアユース(岸和田市立北中学校)
- 東山高校(京都府)
- サガン鳥栖
- フランクフルト
シント=トロイデン(レンタル移籍) - フランクフルト(復帰)
- ラツィオ(イタリア)
- クリスタル パレス(イングランド)
小学生時代
小学生時代は、愛媛県伊予市のキッズFC(現・ゼブラキッズFC)でプレーしています。
愛媛県で優勝経験もある強豪チームで、東俊希(広島)も所属していました。
中学生時代
中学時代は、ガンバ大阪ジュニアユースでプレーしています。
大阪にある祖母の家に住み、J下部組織のレベルの高い環境で腕を磨きました。
当時の鎌田選手は身長が150cmほど。
さらに怪我をしがちな3年間。
AチームとBチームをいったりきたりで、ユースへの昇格も逃してしまいます。
G大阪Jr.ユースの同期
・井手口陽介
高校時代
高校時代は、東山高校サッカー部でプレーしています。
1年生の頃から出場機会を得ていた鎌田選手。
冬の選手権への出場は逃しますが、高校2年生にしてプレミア得点王になるなど、その才能を開花させます。
東山高校の福重監督は、鎌田選手のお父さんの大学時代の後輩。
お父さんもMFとしてプレーしていました。
サガン鳥栖
Embed from Getty Images2015年に、サガン鳥栖に入団します。
1年目の5月にはJリーグ初出場初ゴールを記録。
ルーキーイヤーからレギュラーの座を掴み、2年半の在籍でJ1で65試合に出場しています。
無名の高卒選手が、毎試合のように”えげつないプレー”を披露。
『サガン鳥栖・鎌田大地』の知名度は一気に高まりました。
鳥栖時代の成績
・2015:21試合3ゴール
・2016:25試合7ゴール
・2017:16試合3ゴール(途中退団)
Jリーグでの活躍が評価され、U-22日本代表に選出されます。
フランクフルト(ドイツ)
2017年に、フランクフルトに移籍します。
Jリーグから4大リーグへの移籍。
大きな期待を受けるも、出場したのはわずか数試合のみ。
1年プレーした後、ベルギーにレンタル移籍します。
フランクフルトでの成績
・2017-18:3試合0ゴール
シント=トロイデン(ベルギー)
Embed from Getty Images2018年8月に、シント=トロイデンに移籍します。
レギュラーポジションを掴み、MFながらも得点を量産。
日本人が多くプレーするリーグで、”日本人トップクラスの成績”を残します。
シント=トロイデンでの成績
・2018-19:34試合12ゴール
2018-19シーズンに所属していた日本人選手
・鎌田大地
・遠藤航
・冨安健洋
・関根貴大
・木下康介
フランクフルト(ドイツ)
Embed from Getty Images2019年8月にフランクフルトに復帰します。
ヨーロッパリーグに2年連続で出場し、強豪相手にハットトリックを記録する活躍も。
- 2021-22:EL(ヨーロッパリーグ)優勝
- 2022-23:CL(チャンピオンズリーグ)出場
選手としての価値は、試合を重ねるごとに高まっています。
フランクフルト(復帰後)の成績
・2019-20:28試合2ゴール
・2020-21:32試合5ゴール
・2021-22:32試合4ゴール
・2022-23:32試合9ゴール
長谷部誠と共に、2人の日本人がフランクフルトの地で躍動しました。
ラツィオ(イタリア)
Embed from Getty Images2023年8月にラツィオに移籍します。
名将サッリに獲得を熱望され、主力選手としてCLにも出場。
しかし、いつしかベンチの時間も長くなり・・・。
監督交代後にスタメンに復帰するも、自らの希望で退団を決意しています。
ラツィオでの成績
・2023-24年:29試合2ゴール
クリスタル パレス
2024年7月にクリスタル パレスに完全移籍します。
恩師・グラスナー(元フランクフルトの監督)との再タッグが実現。
移籍1年目で”FA杯優勝”をピッチで経験しています。
クリスタルパレスでの成績
・2024-25年:34試合0ゴール(FA杯優勝)

まとめ
「鎌田はどこに移籍するのか?」
日本のみならず、ヨーロッパでも大きな話題になった”鎌田大地の移籍先”。
- W杯出場
- EL優勝
- CL出場
この経歴をさらに高めるために、今シーズンはプレミアリーグでの上位進出を目指します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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