「左利きの大型CB」
日本サッカーに、”希少価値が高いCB”が増えています。
- 185cm超えの長身
- 足元の技術がある
- 左利き
その特徴を兼ね備える選手の1人が、町田浩樹です。
鹿島ユースで育ち、東京五輪に出場し、ヨーロッパへ。
いまや、「日本代表になくてはならない存在」です。
今回は、町田浩樹のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。


町田浩樹について
- 名前:町田浩樹(まちだ こうき)
- 生年月日:1997年8月25日
- 出身地:茨城県つくば市
- 所属クラブ:ホッフェンハイム(ドイツ)
- ポジション:DF
- 背番号:28番
- 身長:190cm
- 体重:80kg
- 利き足:左足
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:試合ゴール(2025年7月時点)
- 世代別:U-16~U-24
東京五輪日本代表
2021年東京五輪の日本代表メンバーの一員。
バックアップメンバーからの繰り上げでのメンバー入りでしたが、本戦2試合に出場。
ベスト4入りに貢献しています。
2018年ACL優勝
2018年にACLで優勝。
実は、アジアの頂点に立った経験があるんです。
とはいえ、町田選手がACLに出場するようになったのは翌年2019年から。
優勝したシーズンには出場機会がなかったものの、鹿島の持つ”勝者のメンタリティー”を全身で感じ、現在にも生かされているはずです。
睾丸が破裂!?
2026年W杯アジア最終予選での出来事。
すでにW杯出場を決めた日本代表は、アウェーでオーストラリアと対戦。
町田選手は素晴らしいパフォーマンスを見せていましたが、なぜかハーフタイムで交代。
「なぜ・・?」と思う采配だったのですが・・・。
実は、前半10分頃の接触で、”睾丸を破裂”してしまっていたのだとか。
つまり、大怪我を負った状態で30分以上プレーしていたんです。
1つ分かったことは、「町田浩樹は”常人離れしたメンタル”を持っている」ということ。
町田浩樹の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:プーマ
町田選手は、プーマの”KING(キング)”を着用しています。
町田浩樹のプレースタイル
Embed from Getty Images「万能型CB」
- 空中戦での強さ
- 正確なフィード
- 左SBもできる
町田選手はDFに必要な能力を兼ね備えた万能型DF。
特に、190cmの長身を生かした空中戦は大きな武器で、Jリーグ屈指のエアバトラーとして有名な選手でした。
キック精度にも定評があり、後方からのキックでゲームの状況は一変。
左SB(サイドバック)でもプレー可能で、得点に直結するクロスを繰り出します。
町田浩樹の経歴
- 手代木サッカークラブ
- 鹿島アントラーズつくばジュニア
- 鹿島アントラーズつくばジュニアユース
- 鹿島アントラーズユース
- 鹿島アントラーズ
- サン=ジロワーズ(ベルギー)
- ホッフェンハイム(ドイツ)
小学生時代
小学生時代は、手代木サッカークラブでプレーしています。
筑波大学蹴球部の選手が、サッカーを教えに来てくれるチーム。
町田選手は5歳の時にチームに加入し、小学4年生からは鹿島ユースに加入します。
中学・高校生時代
【ユース 高円宮杯CS優勝!】次はトップチームで活躍を! #antlers #kashima #premier18 左から、 町田浩樹選手、田中稔也選手、垣田裕暉選手、平戸太貴選手!ご声援、よろしくお願いします! pic.twitter.com/hIDKMKTMFy
— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) December 12, 2015
小学4年生からは、鹿島アントラーズ下部組織でプレーしています。
- 鹿島アントラーズつくばジュニア
- 鹿島アントラーズつくばジュニアユース
- 鹿島アントラーズユース
鹿島ユースの”黄金世代”の中心選手として活躍。
高校1年生から主力として活躍し、Jユースカップ、プレミアリーグで日本一を経験。
町田選手個人では世代別日本代表でもプレーし、高校3年時には2種登録選手としてトップチームにも帯同しています。
鹿島アントラーズ
Embed from Getty Images2016年に鹿島アントラーズに昇格します。
J1、天皇杯、ACLと複数タイトルを獲得するも、出場機会は限定的。
その後、プロ4年目(2019年)となるタイミングに主力選手に。
屈強な外国人選手にも当たり負けせず、「強さ・高さ」を武器にJリーグ屈指のCBへと成長します。
鹿島時代の成績
・2016:0試合0ゴール(J1、天皇杯優勝)
・2017:2試合0ゴール
・2018:8試合2ゴール(ACL優勝)
・2019:22試合1ゴール
・2020:21試合0ゴール
・2021:34試合5ゴール
サン=ジロワーズ(ベルギー)
Embed from Getty Images2022年1月にサン=ジロワーズに加入します。
シーズン途中での加入ながらも11試合に出場。
2部から昇格したばかりのチームながらも、リーグ戦では1位の成績。
しかし、プレーオフでは2位になり、優勝を逃すことに・・・。
その後は負傷に苦しむ時期もありましたが、2024-25シーズンに悲願のリーグ優勝を達成しています。
サン=ジロワーズでの成績
・2021-22:11試合0ゴール
・2022-23:7試合0ゴール(負傷により長期離脱)
・2023-24:31試合1ゴール(カップ戦優勝)
・2024-25:34試合1ゴール(リーグ優勝)
サン=ジロワーズでのチームメイト
・三笘薫
ホッフェンハイム
2025年6月にホッフェンハイムに完全移籍します。
移籍金は推定8億円。(参照:サッカーダイジェスト)
かつては宇佐美貴史も所属しており、クラブ史上2人目の日本人選手に。
まとめ
ベルギーでリーグ優勝を経験。
そして、”ブンデスリーガ(ドイツ)”にステップアップ。
強くて・上手くて・頭が良い。
まだまだ高みいきそうな”左利きのCB”です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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