「フランスってどんな国?」
フランスといえば、エッフェル塔にヴェルサイユ宮殿。
ルーブル美術館をはじめ、芸術の分野でも世界を牽引し、「世界三大料理」と称されるほど食も豊か。
とにかく魅力が多く、話題性には事欠かない先進国です。
そして、もちろんサッカーも例外ではありません。
プラティニ、ジダンといったレジェンド達がフランスサッカーの歴史を築き、エンバペやデンベレがエースの座を継承。
いま、”最も強い国のひとつ”であることに疑いの余地はありません。
この記事では、フランスのサッカーだけでなく、「どんな国なのか?」という視点から、歴史・文化・産業の魅力までをわかりやすくご紹介します。
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初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。

フランスってどんな国?
Embed from Getty Images- 国名:フランス共和国(ヨーロッパ)
- 首都:パリ
- 国土面積:551,500㎢(海外領土は除く)
- 人口:約6,900万人
- 言語:フランス語
ナポレオンが率いた大国
Embed from Getty Imagesフランスは、欧州屈指の国土を誇る大国です。
国土面積は約551,695㎢。
日本のおよそ1.5倍の広さで、EU加盟国の中では最大の面積を持っています。
さらにフランスは、本土以外にも”海外県・海外領土”と呼ばれる地域を世界各地に抱えており、それらを含めると国土面積は約643,800㎢にまで広がります。
では、なぜフランスはこれほど多くの領土を持つのでしょうか?
その背景を語るうえで欠かせない人物が、ナポレオン です(1769年生〜1821年没)。
フランス革命後の混乱を収束させたナポレオンは、強力な中央集権国家を築き、フランスをヨーロッパ最強の軍事大国へと押し上げました。
その影響力はヨーロッパ全域に及び、その後のフランスが「大国」として振る舞う土台が築かれたと言えるでしょう。
一方、アフリカやアジア、カリブ海地域に広がる海外領土については、19〜20世紀にかけての植民地政策が大きく関係しています。
現在は独立しているものの、ベトナム、カンボジア、セネガル、モロッコなどはかつてフランスの統治下にありました。
Embed from Getty Images移民国家
Embed from Getty Images上記の写真は、”フランス代表”の集合写真です。
「フランス人」と聞くと、白い肌の人々を思い浮かべる人も多いかもしれません。
しかし、写真を見てわかる通り、「むしろ黒人選手の方が多い」というのが事実。
実はフランス代表には、多様なバックグラウンドを持つ選手が数多く名を連ねています。
その背景にあるのが 移民の受け入れ です。
先述の通り、フランスはかつて、アフリカやアジアを中心に広い地域を統治していました。
20世紀以降は、旧植民地との関係から多くの移民や難民を受け入れを実施。
そうした人々の子や孫の世代がフランス社会に根づき、現在では 多民族国家 としての姿が当たり前になっています。
歴史を振り返っても、ジネディーヌ・ジダン、カリム・ベンゼマといったレジェンドたちは、アフリカにルーツを持つ選手でした。
そして現代でも、キリアン・エムバペ、ウスマン・デンベレといったアフリカ系の選手たちが”フランス代表のエース”を務めています。
その一方、黒人選手が増えすぎた結果、「フランス代表=アフリカ代表」と言われてしまうこともあり、その発言には賛否の声が集まっています。(参照:GLOBE +)
芸術・美食の国
フランスといえば、「芸術 と 美食 の国」として知られています。
まず、芸術の象徴とも言える存在が ”ルーブル美術館” です。
館内には数えきれないほどの名作が収蔵されており、その規模と質は世界でもトップクラス。
そのルーブル美術館に加え、オルセー美術館、ポンピドゥ・センターの2施設を含む3か所は、「フランス3大美術館」と称されています。(参照:JTB)
一方、食事の分野でもフランスは特別な存在です。
フランス料理は、イタリア料理・中華料理と並び、世界三大料理のひとつ に数えられています。
「フランス料理=高級」というイメージが強いですが、マカロンやエクレアといったスイーツも世界中で大人気です。
※マカロンの発祥地はイタリアで、フランスで発展しました。
ファッションの最先端「パリ・コレクション」
ファッションが好きな人にとって、「フランス=パリ・コレクション」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
世界4大コレクションのひとつに数えられる”パリコレ”は、世界中の注目を集めるファッションの最先端。
日本の芸能人はもちろん、世界中のトップモデルやセレブたちがパリに集結し、そのシーズンを象徴するファッションを披露します。
いや、「流行を作り出している」と言った方が正しいかもしれません。
またフランスは、誰もが一度は耳にしたことのある 高級ブランドの発祥地 でもあります。
- ルイ・ヴィトン
- シャネル
- エルメス
- セリーヌ
- カルティエ
- サンローラン など
これらはいずれも、世界的な知名度と長い歴史を誇るフランス発祥のブランドです。
「一度は身につけてみたい」。
そう感じさせるブランドがフランスに集まっているという点も、この国が長年にわたりファッションの中心地であり続けている理由なのでしょう。
観光客数世界No.1
Embed from Getty Images※エッフェル塔の画像。
美術館にファッション、美味しい料理。
これだけでも、「一度は行ってみたい国」と言われる理由は十分でしょう。
それに加えて、世界遺産が50件以上存在しており、その数は世界でも5本の指に入るほどの多さです。
こうした背景もあり、フランスは長年にわたって 観光客数世界No.1 の座をキープしています。
代表格と言えるのが、フランス・パリの象徴とも言える”エッフェル塔”。
17世紀にルイ14世が築いた絶対王政の栄華を現代に伝える”ヴェルサイユ宮殿”や、海に浮かぶ修道院としてお馴染みの”モン・サン=ミッシェル”など。
Embed from Getty Images※モン・サン=ミッシェルの画像。
フランスってサッカー強いの?
Embed from Getty Images- 愛称:レ・ブルー
- FIFAランキング:3位(2026年1月時点)
- W杯出場回数:17回(2026年大会を含む)
- W杯最高成績:ベスト8(1998年,2018年)
フランス代表の特徴
Embed from Getty ImagesW杯優勝回数は2回。
1998年大会では自国開催という大きなプレッシャーの中でW杯初優勝を果たし、この大会を境に、「フランス=超強豪国」というイメージが定着した印象があります。
歴史を振り返っても、プラティニ や ジダン といった時代を彩るスターを輩出。
そして現在は、世界最高峰のFWである エンバペ を筆頭に、2025年にバロンドールを初受賞したデンベレなど、”サッカー界の顔”とも言えるスター選手がズラリ。
また、近年のフランス代表がすごいのは”選手層の厚さ”です。
世界トップ層の人数は、おそらく世界No.1。
「欧州5大リーグでエース級の選手でも、フランス代表に入れない」というケースも珍しくはありません。
さらに恐ろしいのは、強烈な若手が次から次へと頭角を表すこと。
ベテラン・中堅・若手のそれぞれに”一流プレーヤー”が揃っています。
Embed from Getty Images※2018年ロシアW杯で優勝した際の写真。
日本との対戦成績
Embed from Getty Images通算戦績:1勝4敗1分(日本から見て)
フランス戦といえば、2001年の”サンドニの悲劇”を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
敵地での親善試合で、日本代表は0-5の大敗。
内容はスコア以上に厳しく、ぬかるんだピッチの中で「戦えていたのは 中田英寿 だけ」という、非常に残酷な現実を突きつけられた一戦です。
そんな惨敗から11年後に、再びフランスのスタジアムで両国は対戦。
フランスの猛攻に遭いながらも、耐えて・耐えて・耐え続けた日本代表。
そして、試合終盤のロングカウンターから香川真司が決め、1-0の勝利。
敵地にて、”フランスからの初勝利”をあげました。
なお、W杯での「日本vsフランス」はいまだ実現していません。
もし本大会で対戦することになれば、どんな試合が繰り広げられるのでしょうか。
フランス代表は恐ろしく強い相手ではありますが、「フランスとの真剣勝負」と考えると、とてもワクワクします。
注目選手
Embed from Getty Images世界最高のプレーヤーの1人である”キリアン・エンバペ”を筆頭に、「強烈な個の力」を持った選手が勢揃い。
GKからFWまで、全ポジションにワールドクラスの選手が揃っていますが、やはり際立つのは”攻撃陣の破壊力”。
どのクラブも喉から手が出るほど欲しがる、「個人技で局面を打開できる選手」ばかり。
膠着した状態であっても、一瞬のプレーで試合を動かしてしまう怖さがあります。
キリアン・エンバペ
Embed from Getty Images- 生年月日:1998年12月20日
- 所属クラブ:レアル・マドリード(スペイン)
- ポジション:FW
- 身長:178cm
- 体重:75kg
ウスマン・デンベレ
Embed from Getty Images- 生年月日:1997年5月15日
- 所属クラブ:パリ・サンジェルマン(フランス)
- ポジション:FW
- 身長:178cm
- 体重:67kg
オーレリアン・チュアメニ
Embed from Getty Images- 生年月日:2000年1月27日
- 所属クラブ:レアル・マドリード(スペイン)
- ポジション:MF
- 身長:187cm
- 体重:81kg
ジュール・クンデ
Embed from Getty Images- 生年月日:1998年11月12日
- 所属クラブ:バルセロナ(スペイン)
- ポジション:DF
- 身長:180cm
- 体重:75kg
ミカエル・オリーズ
Embed from Getty Images- 生年月日:2001年12月12日
- 所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
- ポジション:FW
- 身長:184cm
- 体重:76kg
シェルキ
Embed from Getty Images- 生年月日:2003年8月17日
- 所属クラブ:マンチェスター・シティ(イングランド)
- ポジション:MF
- 身長:180cm
- 体重:71kg
フランスのリーグは強いの?
Embed from Getty Images名称:リーグ・アン
1932年にリーグが創設され、トップリーグには18クラブが参加。
イングランド、スペイン、ドイツ、イタリアと並ぶ「欧州5大リーグ」に数えられる強豪リーグ。
レベルの高さは世界トップクラスですが、「5大リーグの中ではやや見劣りするかな?」と感じる人も多いでしょう。
とはいえ、2024-25シーズンに”パリ・サンジェルマン(PSG)”がチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げたことで、その流れも変わりつつあるかもしれません。
PSGの他にも、ASモナコやマルセイユなど、世界中にファンを持つ名門クラブも。
また、若手の育成にも定評があり、”実力×育成”を高いレベルで実現しています。
※蹴り道FOOTBALLでは、『サッカーの放映権』についてまとめた記事を書いています。
「この国はリーグはどこで観れるの?」という疑問に解決できる内容になっています。
ぜひ一度ご覧になってください。

まとめ
”フランス代表監督”という仕事は、どこの代表監督よりも大変そう。
王様のような選手が多すぎて、監督の言うことを聞かなそうだから?
我が強くて、すぐにケンカが起きそうだから?
もちろん、それも理由のひとつでしょう。
ただ、1番大変そうだなと感じるのは”メンバー選び”。
私の場合、ゲームですら「フランス代表の誰を外すのか」を悩みます。
それほどまでに、フランス代表は“豪華すぎる”。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


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