「アメリカってどんな国?」
日本の約25倍という広大な国土を持ち、食べ物もBIGサイズ。
経済規模は世界最大級で、エンタメも抜群。
それでいて、スポーツだってとにかく強い。
何においても、”スケールの大きさ”がずば抜けているのが、アメリカという国です。
では、サッカーはどうでしょう?
アメリカのサッカーの実力は、一般的にはあまり知られていないような気がします。
この記事では、アメリカのサッカーだけでなく、「どんな国なのか?」という視点から、歴史・文化・産業の魅力までをわかりやすくご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。

アメリカってどんな国?
Embed from Getty Images- 国名:アメリカ合衆国(北中米)
- 首都:ワシントンD.C.
- 国土面積:9,867,000㎢
- 人口:約33,600万人
- 言語:英語
イギリスから独立した”自由の国”
Embed from Getty Images1766年にイギリスから独立して”アメリカ合衆国”が誕生。
独立後のアメリカでは、「自由」や「平等」を重んじる価値観が広まり、多くの移民が”新しい生活”を求めて集まる国に。
その結果、さまざまな人種が共生する多民族国家として発展していきました。
そして、「個人の自由」を尊重しながら、”自分の力で未来を切り開く国”という理念が築かれていきます。
また、政治的思想や学問についても ”個人の自由” を尊重する。
これらの精神こそ、アメリカが”自由の国”と呼ばれる理由です。
Embed from Getty Images世界最大の経済大国
Embed from Getty Images※ニューヨークの街並み。
アメリカは、名実ともに世界最大の経済大国。
その中心となるのが、世界金融の心臓部と呼ばれる”ニューヨークの金融街(ウォール街)”です。(参照:sky ticket)
ニューヨーク証券取引所や多国籍企業の本社が集まり、世界の市場を動かす存在として君臨しています。
これで”首都ではない”という点が、経済大国アメリカの恐ろしいところ・・・。
一方、西海岸には世界のIT産業を牽引するシリコンバレーがあります。(参照:まっぷる)
有名どころでは、Google・Apple・Metaなどの巨大企業がこの地で生まれました。
スタートアップ文化も根付いており、”新しい産業が生まれる場所”として世界中から注目される都市です。
映画の聖地・ハリウッド
Embed from Getty Imagesアメリカのエンタメ文化を語るうえで欠かせないのが、 ”映画の都・ハリウッド” 。
撮影スタジオやロケ施設が集まり、数えきれないほど多くの名作がここ地で生まれました。
映画祭や授賞式が行われる”レッドカーペット”の舞台としても有名で、世界中のスターや監督が集まる場所。
まさに、「映画界のすべてが詰まった街」といえる存在です。
”アメリカといえば映画”というイメージが強いのも、ハリウッドが世界の文化に大きな影響を与え続けてきたからと言えるでしょう。
宇宙を目指す”NASA”
Embed from Getty Imagesアメリカは、宇宙開発の最前線を走る ”NASA(アメリカ航空宇宙局)” を持つ国。
アポロ計画で人類初の月面着陸を成功させ、現在もロケット開発や宇宙望遠鏡などにおいて世界をリードし続けています。
宇宙開発は、IT・通信・軍事技術にも直結するアメリカの重要分野のひとつ。
”宇宙”に莫大な資金を投じ、その挑戦を国全体で支えている点にも、アメリカという国のスケールの大きさが表れています。
Embed from Getty Imagesアメフト・バスケ・野球の最強国
Embed from Getty Imagesアメリカと言えば、世界随一のスポーツ大国。
特に、アメフト・バスケットボール・野球は”国技級のスポーツ”としての人気を集め、世界大会では圧倒的な強さを誇ります。
NFL(アメフト)、NBA(バスケ)、MLB(野球)はいずれも世界最高峰のリーグで、トップ層の契約金はまさに桁違い。
とにかく競技人口が多く、育成環境も一流。
大学スポーツのレベルも高く、そこから世界的スターが次々と生まれるのがアメリカの特徴。
こうした”スポーツ大国としての土台”が、アメリカで次々とスター選手が生まれる理由のひとつになっています。
Embed from Getty Imagesアメリカってサッカー強いの?
Embed from Getty Images- 愛称:スター&ストライプス(星条旗が由来)
- FIFAランキング:14位(2025年11月時点)
- W杯出場回数:12回(2026年大会を含む)
- W杯最高成績:3位(1930年)
アメリカ代表の特徴
Embed from Getty Imagesアメリカは、アメフトやバスケ、野球などで圧倒的な強さを誇る国。
その一方で、サッカーに関しては”不毛の地”と呼ばれてきた時期も。
しかし、W杯の歴史を振り返ると意外と侮れない存在です。
第1回大会(1930年)で3位に入賞し、これまでベスト16以上が6回。
実績で言えば、準・強豪国と言える存在です。
北中米No.1を決めるゴールドカップでも、優勝7回とメキシコに次ぐ好成績。
派手さはないものの、確かなベースと着実な成長を続けています。
日本との対戦成績
Embed from Getty Images通算戦績:2勝2敗(日本から見て)
これまでに4試合対戦し、戦績は完全にイーブン。
これまで4試合対戦しており、数字だけ見れば完全にイーブンです。
直近の対戦は2025年9月。
日本は0-2で敗れましたが、当時は怪我人が多く、さらに“完全ターンオーバー”で挑んだ一戦。
スコアだけ見ると完敗ですが、「本来の実力差だったか?」という悔しい試合に。
注目選手
Embed from Getty Imagesアメリカ代表は、国内組(MLS)と海外組がほぼ半々というバランス。
海外でプレーする選手の中には、欧州のビッグクラブで主力を張るタレントもいます。
中でも特に有名なのが、ACミランのクリスティアン・プリシッチと、ユベントスで活躍するウェストン・マッケニー。
チームの軸を担う存在であり、アメリカ代表の攻守を引っ張る中心選手です。
クリスティアン・プリシッチ
Embed from Getty Images- 生年月日:1998年9月18日
- 所属クラブ:ACミラン(イタリア)
- ポジション:MF
- 身長:177cm
- 体重:73kg
ウェストン・マッケニー
Embed from Getty Images- 生年月日:1998年8月28日
- 所属クラブ:ユヴェントス(イタリア)
- ポジション:MF
- 身長:183cm
- 体重:84kg
タイラー・アダムス
Embed from Getty Images- 生年月日:1999年2月14日
- 所属クラブ:ボーンマス(イングランド)
- ポジション:MF
- 身長:175cm
- 体重:72kg
ブレンデン・アーロンソン
Embed from Getty Images- 生年月日:2000年10月22日
- 所属クラブ:リーズ・ユナイテッド(イングランド)
- ポジション:MF
- 身長:177cm
- 体重:68kg
フォラリン・バログン
Embed from Getty Images- 生年月日:2001年7月3日
- 所属クラブ:ASモナコ(フランス)
- ポジション:FW
- 身長:178cm
- 体重:66kg
アメリカのリーグは強いの?
Embed from Getty Images名称:MLS(メジャーリーグサッカー)
MLSは1996年に創設され、現在は29クラブが参加する北米最大のリーグ。
アメリカだけでなく、カナダのクラブも3チーム加わっています。
国土が広いため、リーグは複数の地域に分かれて行われ、シーズン後は成績上位クラブがプレーオフ方式で優勝を争う仕組みです。
また、選手の年俸総額に上限を設けるサラリーキャップ制が導入されており、欧州とは異なる独自の運営スタイルが特徴です。
近年は”リオネル・メッシ”の加入をきっかけに注目度が急上昇。
その影響もあってか、世界的スター選手が次々とアメリカへ移籍する流れが加速しています。
※蹴り道FOOTBALLでは、『サッカーの放映権』についてまとめた記事を書いています。
「この国はリーグはどこで観れるの?」という疑問に解決できる内容になっています。
ぜひ一度ご覧になってください。

まとめ
「サッカー不毛の地」と呼ばれたのは、もはや昔の話。
欧州のビッグクラブでプレーする選手も着実に増え、W杯でもベスト16は当たり前になりつつあります。
そう、いまのアメリカ代表は、 ”日本代表と同ランク” と言えるでしょう。
「サッカー強豪国」と世界に認知されるのは、日本が先か?それともアメリカが先か?
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!



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