「左利きの大型DF」
2025年のJ1リーグにて、「神戸の強力攻撃陣を完封した」と話題になった大型DF。
184cmの高さに加え、精度抜群の左足を持つなど、ポテンシャルの高さはピカイチ。
そして、注目すべきは”彼の経歴”。
高校時代は千葉県の準・強豪校でプレーし、大学生活は7軍からのスタート。
大学時代に行われた”日本代表との練習試合”をキッカケに、サッカー人生が大きく好転した選手です。
今回は、根本健太のプレースタイルと経歴をご紹介します。
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根本健太ってどんな選手?
Embed from Getty Images- 名前:根本健太(ねもと けんた)
- 生年月日:2002年12月13日
- 出身地:千葉県八街市
- 所属チーム:浦和レッズ
- ポジション:DF
- 背番号:28番
- 身長:184cm
- 体重:81kg
- 利き足:左
根本健太のInstagramはこちら。
日本代表歴
- A代表:なし
- 世代別:U-22日本代表(パリ五輪世代)
運命を変えた日本代表との練習試合
流通経済大学在学時に行われた日本代表との練習試合。
当時、流経大の3軍でプレーしていた根本選手でしたが、その練習試合で圧巻のプレーを披露。
報道陣からは「誰だあいつは!?」の声が殺到するほどで、その試合をキッカケに状況が一変。
一気にトップチームへと駆け上がり、プロ注目のプレーヤーになります。
アジア大会に出場
2023年に行われたアジア競技大会。
日本からは、「パリ五輪世代の2軍」という位置づけの選手たち出場したこともあり、Jリーガーと大学生が混在。
特に注目を集めた大学生は、佐藤ケイン・内野航太郎・関根大輝の3人。
そして、当時大学生だった根本健太もメンバー入りしており、ベスト16と準決勝の計2試合に出場しています。
9クラブによる争奪戦
Embed from Getty Images「左利きの大型DF」という貴重な能力に加え、世界と戦った経験もあり。(参照:4years)
当然、根本選手の元には数多くのオファーが舞い込みます。
その数は、なんと9クラブ。
そのうち7クラブがJ1のクラブという、大人気っぷりを見せています。(参照:日刊スポーツ)
根本健太の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:アディダス
根本選手の着用スパイクは、”F50”シリーズ。
スピードプレーヤー向けに作られており、フィット感に優れた人工皮革のスパイクです。
※2024年までは”X(エックス)”という名前のシューズでした。
根本健太のプレースタイル
Embed from Getty Images「キックで魅せるCB」
- 対人守備
- 空中戦での強さ
- 左足のキック精度
ポジションはCB(センターバック)。
代表クラスの選手にも負けない対人能力を持っており、空中戦での強さも抜群。
ゴール前では安心感を与え、相手ゴール前では脅威になれる選手です。
左足からのフィード能力も高く、最後尾から攻撃の起点になることも。
キックに自信があるからこそ、”勇気を持った縦パス”をバンバン入れていきます。
根本健太の経歴
- 柏レイソル長生
- ジェフユナイテッド市原・千葉U-15
- 東京学館高校サッカー部(千葉県)
- 流通経済大学サッカー部
- 浦和レッズ
小学生・中学生時代
小学生時代は、柏レイソル長生でプレーしています。
中学進学時にジェフユナイテッド市原・千葉U-15に籍を移しており、若くして”千葉県のライバル間での移籍”を経験。
ただ、成長期が来るのが遅かったこともあり、U-18への昇格は逃しています。(参照:ゲキサカ)
高校生時代
高校生時代は、東京学館高校サッカー部でプレーしています。
千葉県2部に在籍するチームで、千葉県内では「サッカーが強い」と知られる存在で、全国的には無名の学校。
当時の大きな出来事は、”左SB→CBへのコンバート”。
大学生時代
大学生時代は、流通経済大学サッカー部でプレーしています。
高校時代は無名だったこともあり、大所帯で知られる超強豪大学では7軍からのスタート。(参照:4years)
冒頭でも述べた通り、”日本代表との練習試合”をキッカケにサッカー人生が好転します。
- 大学2年:トップチームのスタメンCBに定着
- 大学3年:アジア競技大会に出場
- 大学4年:浦和レッズ入団内定
流経大時代のチームメイト
・安居海渡(3学年先輩)
・佐々木旭(3学年先輩)
・満田誠(3学年先輩)
・菊池泰智(3学年先輩)
・熊澤和輝(2学年先輩)
・中島舜(同期) など
浦和レッズ
2025年に浦和レッズに入団します。
サポーターからの期待は大きかったものの、クラブW杯が控えていたこともあってか出場機会に恵まれず。
リーグ終盤戦に出番を掴み、大きな話題を呼んだのは第33節の神戸戦。
豪華攻撃陣に競り勝つと同時に、左足からのサイドチェンジでも違いを作り出しました。
まとめ
空中戦での強さに加え、最高峰からの美しい弾道のロングフィード。
CBというポジションながらも、”攻撃面”でも一役を買える選手です。
今後、「サッカー好きなら誰もが知っている選手」になっていく予感がします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


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