「ハンパないFW」
- 高校サッカーのスター
- 日本代表
- ドイツで活躍
- W杯に2回出場
- 2023年J1リーグMVP
学生時代から”スター選手”。
プロ入り後も期待通りの活躍を見せた大迫選手。
ベテランとなった今も、”半端ねぇ大迫”は健在です。
今回は、大迫勇也選手のプレースタイルと経歴についてご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。

大迫勇也について
Embed from Getty Images- 名前:大迫勇也(おおさこ ゆうや)
- 生年月日:1990年5月18日
- 出身地:鹿児島県南さつま市(旧・加世田市)
- 所属クラブ:ヴィッセル神戸
- ポジション:FW/MF
- 背番号:10番
- 身長:182cm
- 体重:71kg
大迫勇也のインスタグラムはこちら。
日本代表
Embed from Getty Images- A代表:57試合25ゴール
- 世代別:U-16~U-23(ロンドン世代)
出場した主な大会
・ブラジルW杯(2014年)
・ロシアW杯(2018年)
・アジア杯(2019年)
まさかの五輪落選
Embed from Getty ImagesU-23世代の頃から鹿島のスタメンに定着し、日本代表にも選出。
順風なプロキャリアを築く中、まさかの「ロンドン五輪メンバー落選」。
「大迫・原口の落選」は、多くのサッカーファンに衝撃を与えました。
大きな挫折を味わうも、2人は共に欧州への移籍が実現。
さらに、”W杯出場”も果たしています。
負傷の影響もあり、2022年カタールW杯でも無念の落選を経験しています。
酒井・伊東と仲良し
超・陽キャ揃いの日本代表。
そんな中、比較的落ち着いた性格の大迫選手。
代表でプレーしている時は、同じく落ち着いた性格の酒井宏樹選手と伊東純也選手と共に行動することが多かったようです。
大迫半端ねぇ
Embed from Getty Images「大迫、半端ないって」。
この有名なフレーズが生まれたのは高校サッカー選手権。
対戦相手の滝川第二高校のキャプテンが発言がキッカケです。
全国の舞台で毎試合2ゴールを奪い、この試合でも2ゴールを決めた大迫選手。
後ろからきたボールをトラップしたりと、”半端ないプレー”の連続でした。
奥様はモデルの三輪麻未さん
大迫選手の奥様は、モデルの三輪麻未さん。
2014年に結婚し、2人のお子さんがいます。
海外での試合にも応援に駆けつける、1番のサポーターです。
大迫勇也スタジアム
”YUYA OSAKO Stadium”
2019年に市民栄誉賞を受賞し、副賞として競技場の名称に大迫選手の名前が冠されました。
学生時代、大迫選手は加世田運動公園陸上競技場(旧名)でプレーしており、自身にとっても思い出の地です。
大迫勇也の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:ナイキ
大迫選手は、ナイキの”ファントム”を着用しています。
ファントムシリーズは、ボールタッチに定評があるシューズ。
シューズの表面に加工を施し、”パス・トラップ・シュート”の精度を高める人工皮革のスパイクです。
大迫勇也のプレースタイル
Embed from Getty Images「万能型FW」
大迫選手のプレーは、チームの攻撃の質を格段に上げます。
大迫選手の大きな特徴は、以下の3つです。
- 万能型FW
- 周りを生かすポストプレー
- コンタクトプレーでの強さ
万能型FW
一言で言い表すならば、”万能型FW”。
- 得点がとれる
- 足元の技術がある
- 空中戦が強い
- 勝負強い
欠点がなく、全ての能力が高い選手です。
ドイツではトップ下を任されることも多く、足元の技術やパスセンスも光ります。
周りを生かすポストプレー
FWの仕事は、ゴールを決めること。
それと同時に、”得点に絡むこと”も求められます。
大迫選手は自らが潰れ役になり、味方のゴールを生み出すのがとても上手いです。
大迫選手が前線にいると、他の選手が”絶好のシチュエーション”でシュートを打つことができます。
コンタクトプレーに強い
サッカーは相手との接触が激しいスポーツです。
特にFWは厳しく身体をぶつけられるポジションで、海外ではより一層激しさが増します。
そんな環境で、長年にわたって対等以上にプレーしてきた大迫選手。
味方になると、これほど頼りになる選手はいません。
大迫勇也のこれまでの経歴
- 万世サッカースポーツ少年団(南さつま市立万世小学校)
- 鹿児島育英館中学校サッカー部
- 鹿児島城西高校サッカー部
- 鹿島アントラーズ
- 1860ミュンヘン(ドイツ2部)
- FCケルン(ドイツ)
- ヴェルダー・ブレーメン(ドイツ)
- ヴィッセル神戸
小学生時代
小学生時代は、万世サッカースポーツ少年団でプレーしています。
山に囲まれた田舎町で育ち、のびのびとサッカーをプレーした大迫選手。
サッカーが盛んな地域ではなかったものの、一際上手かった大迫選手は県トレセンの練習にも参加しています。
中学生時代
中学生時代、鹿児島育英館中学サッカー部でプレーしています。
鹿児島城西高校の提携校で、体育コース新設一年目に入学。
先輩がいない環境で、1年生の頃の試合では”中1vs中3”が当たり前でした。
トップ下からFWにポジションを変えた大迫選手は、U-15日本代表候補にも選出されています。
高校時代
高校時代、鹿児島城西高校サッカー部でプレーしています。
1年生の5月には出場機会を得るようになり、途中出場すれば当たり前のように得点。
そして、大迫選手といえば高校3年生の冬の選手権です。
”1大会で10ゴール”という半端ない記録は、10年以上たった今も破られていません。
選手権では惜しくも準優勝となりましたが、その攻撃力は高校サッカー史でも随一でした。
鹿島アントラーズ
Embed from Getty Images2009年に鹿島アントラーズに入団します。
プロ一年目の開幕戦からベンチ入りし、22試合に出場。
”個の力”で打開する場面も多く、超高校級ストライカーはプロの世界でも活躍します。
5年間の在籍で、数多くのタイトルを獲得。
- Jリーグ優勝
- ヤマザキナビスコ杯優勝(現・ルヴァン杯)
- 天皇杯優勝
個人でもJリーグベストイレブンやナビスコ杯MVPに輝き、「大迫半端ないって」はJリーグサポーターにも浸透します。
鹿島時代は、興梠慎三と熾烈なポジション争いを繰り広げました。
1860ミュンヘン(ドイツ2部)
Embed from Getty Images2014年冬に、1860ミュンヘンに移籍します。
半年間の在籍ながらも、15試合で6ゴールを記録。
トップ下でプレーし、味方のゴールを引き出すなど、確実にチームに貢献しました。
FCケルン
Embed from Getty Images2014年夏にFCケルンに移籍し、4年間プレーします。
FWだけでなく、トップ下やサイドハーフでもプレー。
2016-17シーズンにはリーグ5位。
翌年はEL(ヨーロッパリーグ)にも出場し、2ゴールを決めています。
ケルンでの成績
・2014-15年:28試合3ゴール
・2015-16年:25試合1ゴール
・2016-17年:30試合7ゴール
・2017-18年:25試合4ゴール
ケルンに在籍していた日本人選手
・奥寺康彦
・槙野智章
・長澤和輝
ヴェルダー・ブレーメン
Embed from Getty Images2018年夏にヴェルダー・ブレーメンに移籍し、3年間プレーしています。
シーズン二桁ゴールに迫るなど、FWでもトップ下でも活躍。
しかし、日本代表活動による長距離移動や怪我の影響でコンディションが悪化。
サポーターからの批判が集中するなど、難しい時期も経験します。
ブレーメンでの成績
・2018-19年:21試合3ゴール
・2019-20年:28試合8ゴール
・2020-21年:24試合0ゴール
・2021-22年:2試合0ゴール(2部[途中退団])
ヨーロッパから日本への移動は12時間以上。
海外組の日本代表活動は、想像以上に過酷です。
ヴィッセル神戸
Embed from Getty Images2021年夏にヴィッセル神戸に移籍します。
- 大迫勇也
- 武藤嘉紀
- ボージャン・クルキッチ
ビッグネーム3人の同時期の加入は、多くのJリーグファンに驚きを与えました。
加入直後は怪我に苦しんだものの、徐々に本領発揮。
- 2023年J1リーグMVP&得点王
- 2024年J1リーグベスト11
やっぱり大迫はハンパない!!
神戸での成績
・2021年:11試合4ゴール(J1優勝)
・2022年:26試合7ゴール(J1優勝)
・2023年:34試合22ゴール(J1優勝)
・2024年:36試合11ゴール(J1リーグ&天皇杯優勝)
まとめ
2018年ロシアW杯のコロンビア戦。
勝利を決めたのは、”大迫選手のヘディング”でした。
Embed from Getty Imagesあれから5年以上の月日が経ち、”ベテラン”と呼ばれる年齢に突入。
それでも、当たり前のように”J1リーグMVP”に輝く男。
「大迫ハンパないって」。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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