「フランメンゴの至宝」
24億円。
この金額は、ブラジルの名門・フラメンゴがマテウス・サヴィオに設定した違約金です。
ブラジル国内でも評価が高く、世代別ブラジル代表の主力。
それゆえに、クラブが高額な違約金でプロテクト。
セレソン(ブラジル代表)としてW杯に出場していてもおかしくない経歴の持ち主です。
今回は、マテウス・サヴィオのプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。

マテウス・サヴィオってどんな選手?
- 名前:マテウス・ゴンサウヴェス・サヴィオ
- 生年月日:1997年4月15日
- 出身地:ブラジル・サンパウロ州
- 所属クラブ:浦和レッズ
- 背番号:8番
- ポジション:MF/FW
- 身長:175cm
- 体重:74kg
- 利き足:右
元U-20ブラジル代表
Embed from Getty Images元U-20ブラジル代表選手。
17歳でブラジル1部リーグデビューを果たすなど、若くして才能を開花させています。
ヴィニシウスとパケタは元チームメイト
Embed from Getty Images※左から2番目がヴィニシウス。左から3番目がパケタ。
- ヴィニシウス(現・レアル・マドリード)
- ルーカス・パケタ(現・ウェストハム)
上の2選手は、ブラジル代表としてカタールW杯にも出場した世界的名プレーヤー。
そんな2人とサヴィオ選手は、フラメンゴ時代のチームメイト。
特に、パケタ選手は年齢も同じで大の仲良しです。
2022年J1リーグ優秀選手
Embed from Getty Imagesサヴィオ選手は、2022年J1リーグの優秀選手に選出されています。
2人がかりでも止められない個人技と、正確なパスでチームを牽引。
5月には利き足ではない左足でスーパーゴールを決め、月間ベストゴールを受賞しました。
日本を満喫
Embed from Getty Imagesサヴィオ選手は大好きな家族と共に、日本での生活を満喫しています。
- 練習場には自転車で行くことも
- 公園で息子ベンジャミン君とサッカー
- OFFには家族とお出かけ
安心して暮らせる日本を気に入り、快適に過ごしています。(参照:SAKANOWA)
お気に入りのブランドは、ルイヴィトンやグッチ。
ハイブランドが超似合うかっこいい家族です。
マテウス・サヴィオの着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:プーマ
サヴィオ選手は、プーマのウルトラを着用しています。
ウルトラシリーズは、とても軽量でスピードプレーヤーに好まれる人工皮革のスパイクです。
黒塗りのスパイクを着用する試合もあります。
マテウス・サヴィオのプレースタイル
Embed from Getty Images「走るファンタジスタ」
”ファンタジスタ”というと、テクニックがある反面、あまり走らない選手も多いです。
サヴィオ選手は”プレーでお客さんを呼べる選手”であると同時に、守備も全力。
「攻撃のために足をとっておいて・・・!」と思ってしまうほどボールを追いかけます。
そのプレーにはスタンドから大きな拍手。
真面目な性格で、vitoria(勝利)の精神を持っています。
- ドリブル良し
- パス良し
- シュート良し
特に、ドリブル中に見せる”股抜き”には圧巻の一言。
狭いスペースをスルスルと抜けていきます。
個人技でも、味方との連携でもゴールを生み出す、「10番」がよく似合う選手です。
マテウス・サヴィオの経歴
- フラメンゴ下部組織(ブラジル)
- フラメンゴ
- GDエストリル([レンタル]ポルトガル)
- CSA([レンタル]ポルトガル)
- 柏レイソル[レンタル→完全移籍]
- 浦和レッズ
フラメンゴ下部組織(ブラジル)
中学生年代は、フラメンゴの下部組織でプレーしています。
キャプテンマークを巻くこともあり、この頃から高いキャプテンシーを発揮。
ちなみに、来日前から「友」というタトゥーを入れています。
フラメンゴ(ブラジル)
Embed from Getty Images2015年にフラメンゴのトップチームに昇格。
17歳の若さでセリエA(ブラジル1部リーグ)デビューを果たします。
のちに2チームにレンタル移籍することになりますが、「ブラジルの名門に所属・U-20ブラジル代表」という華やかな道を歩みます。
GDエストリル(ポルトガル)
2017-18シーズンは、GDエストリルにレンタル移籍します。
下位に沈むチームの起爆剤として加入し、6試合1ゴール。
健闘虚しく、チームは2部に降格します。
2019-20シーズンには、食野亮太郎選手(現・ガンバ大阪)が所属していたクラブです。
CSA(ブラジル)
2018年にフランメンゴに復帰。
その後、2019年はCSAにレンタル移籍し、約半年間プレー。
ブラジル1部リーグ通算21試合3ゴールという成績を残し、日本行きを決断します。
柏レイソル
Embed from Getty Images2019年に、当時J2の柏レイソルにレンタル移籍にて加入します。
オルンガ、クリスティアーノといった強烈な外国人選手の存在感が強すぎたものの、サヴィオ選手も19試合で7ゴール。
途中出場で流れを変えるジョーカーとして、J2優勝&J1昇格に貢献しました。
2020年には完全移籍で正式に加入するものの、怪我での長期離脱も。
- 2019年:22番
- 2020年:22番
- 2021年:11番
- 2022年:10番
背番号の変更に比例するかのようにプレーの質が上がり、いつしか”10番”を背負う”柏のキング”に。
2024年には、「17位からのベスト11選出」という快挙を成し遂げています。
柏での成績
・2019年:19試合7ゴール(J2優勝)
・2020年:6試合0ゴール(J1[長期離脱])
・2021年:20試合2ゴール(J1)
・2022年:32試合6ゴール(J1)
・2023年:31試合7ゴール(J1)
・2024年:38試合9ゴール(J1)
浦和レッズ
Embed from Getty Images2025年に浦和レッズに移籍します。
CWC(クラブW杯)への出場を果たすも、いまいち戦術にフィットせず。
実力は間違いないだけに、浦和のサッカーへの適応が待たれています。
まとめ
”個の力”で状況を変え、”味方の良さ”も引き出せる。
圧倒的な攻撃センスを持っているのに、勝利のために”全力”を出し切る献身性。
いつの日か、セレソン(ブラジル代表)入りもありえる才能です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

コメント