「アイドル級のドリブラー」
- 17歳でJリーグデビュー
- 19歳で海外挑戦
日本代表に定着すると、”フォトブック”を発売するほどに女性人気が爆発。
順調すぎるほどのステップアップを見せているようですが・・・。
実は、”海外での伸び悩み”を経験した時期も。
約2年間のスランプを乗り越え、日本を代表するドリブラーへと飛躍を遂げています。
今回は、中村敬斗のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。


中村敬斗ってどんな選手?
- 名前:中村敬斗(なかむら けいと)
- 生年月日:2000年7月28日
- 出身地:千葉県我孫子市
- 所属クラブ:スタッド ランス(フランス)
- ポジション:FW
- 背番号:17番
- 身長:180cm
- 体重:75kg
- 利き足:右足
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:18試合8ゴール(2025年7月時点)
- 世代別:U-15~U-21
17歳でプロデビュー
Embed from Getty Images17歳でガンバ大阪に入団。
ユースからの2種登録ではなく、街クラブからの加入です。
高校3年生ながらもJリーグ17試合に出場し、得点も決めています。
ユース年代のW杯に2回出場
Embed from Getty Images中村選手は、ユース年代のW杯に2回出場しています。
- U-17W杯
- U-20W杯
U-17W杯ホンジュラス戦ではハットトリックを記録。
世界に通用する”個の力”は、プロ入り前からの大きな武器です。
靴下を下げまくる
Embed from Getty Images「スネ当て入ってる!?」と思うくらいに下げたソックス。
その理由は、「足が攣りやすいのを軽減するため」。(参照:スポーツ報知)
スネ当てをちゃんと入れていますが、”かなり小さいスネ当て”を使っているようです。

アイドル並みのイケメン
Embed from Getty Images「この金髪のイケメン誰?」
日本代表デビュー時に、テレビの前の多くの女性の目を”♡マーク”にさせた中村選手。
女性人気は高まる一方で、2025年にはフォトブック(写真集)を発売。
イケメン揃いの日本代表においても、特に女性人気の高い選手です。
隣の美女は代理人?
2023年夏の”スタッド・ランス移籍時”のこと。
「代理人も美人だな!!」
ネットを騒つかせた写真は、実は合成写真。
謎の美女は、”リンツ(前所属チーム)のクラブスタッフ”。
中村選手本人が、「代理人ではない」と否定する事態にまで発展しました。(参照:ゲキサカ)
中村敬斗の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:ナイキ
中村選手は、ナイキの”マーキュリアル”を着用しています。
マーキュリアルシリーズは、加速力に特化。
スピードスターに好まれる人工皮革のスパイクです。
中村敬斗のプレースタイル
Embed from Getty Images前線であればどこのポジションでもプレーできる中村選手。
最も得意なポジションは”左WG(ウイング)”です。
- シュート精度の高さ
- ドリブル突破
「巧い・強い・速い」の三拍子が揃っており、”個の力”で局面を打開できます。
特に、左サイドからのカットインシュートには要注目です。
中村敬斗の経歴
- 高野山SSS(我孫子市立高野山小学校)
- 柏イーグルスTOR’82
- 柏レイソルU-12
- 高野山SSS
- 三菱養和SCジュニアユース(我孫子市立我孫子中学校)
- 三菱養和SCユース
- ガンバ大阪
- トゥエンテ(オランダ)
- シント=トロイデン(ベルギー)
- FCジュニアーズOÖ(オーストリア2部)
- LASKリンツ(オーストリア)
- スタッド ランス(フランス)
小学生時代
小学生時代は、3つのチームでプレーしています。
- 高野山SSS
- 柏イーグルスTOR’82(現・柏TOR’82 レイソルトーア)
- 柏レイソルU-12
プロ候補生として柏レイソルU-12に入団するも、このクラブはパスサッカーを志向。
「ドリブルがしたい」という思いが強く、高野山SSSに復帰しています。
中村選手は、茨城県牛久市の”アルコイリス(フットサルチーム)”にも所属していました。
中学生時代
中学生時代は、三菱養和SCジュニアユースでプレーしています。
”個の能力”を育てる街クラブで、サッカーを楽しみながらレベルアップ。
入団前にはクラブの人に、「ドリブルできますか?」と質問したのだとか。
※三菱養和SCジュニアユースには2支部あります。
- 巣鴨(中村敬斗を排出)
- 調布(相馬勇紀を排出)

高校生時代
Embed from Getty Images高校生時代は、三菱養和SCユースでプレーしています。
15歳の頃から世代別日本代表に選出され、”街クラブの星”として注目の的に。
プロからの注目度も高く、複数チームの練習に参加。
- FC東京
- 浦和レッズ
- ガンバ大阪
- ジェフユナイテッド千葉 など
その中からガンバ大阪を選択し、高校3年生にしてプロ入りを決断します。
高校生でプロデビューを果たすのは、Jリーグクラブのユースに所属している人が大半。
高校3年生での新規入団は極めて珍しいケースです。
ガンバ大阪
Embed from Getty Images2018年にガンバ大阪に入団します。
高校生ながらも”育成枠”ではなく、”チームの戦力”としてプレー。
1年目から17試合に出場し、2年目には18歳にしてルヴァン杯ニューヒーロー賞を獲得しています。
ガンバ大阪では1年半プレーし、海外移籍を決断します。
ガンバ時代の成績
・2018:17試合1ゴール
・2019:7試合0ゴール
ガンバでのチームメイト
・遠藤保仁
・東口順昭
・今野泰幸
・宇佐美貴士
・三浦弦太
・谷晃生
・飯野亮太郎
・アデミウソン
・ファン ウィジョ など
トゥエンテ(オランダ)
Embed from Getty Images2019年夏にトゥエンテに加入します。(ガンバ大阪からのレンタル移籍)
開幕戦で名門・PSVを相手にスーパーゴール。
次の試合でも、日本から来た19歳が得点をあげ、オランダでは”時の人”になりました。
しかし、半年たった頃から出場機会をパッタリと失い、Bチーム行きを命じられることも。
レンタル期間は2年半の予定でしたが、1年でトゥエンテを退団します。
トゥエンテでの成績
・2019-20:17試合4ゴール
シント=トロイデン(ベルギー)
Embed from Getty Images2020年夏にシント=トロイデンに加入します。(ガンバ大阪からのレンタル)
日本企業のDMMがスポンサーを務めていることもあり、シント=トロイデンには多くの日本人が所属。
2020年には、5人の日本人選手がプレー。
なかなか出場機会が得られず、悔しいシーズンになりました。
シント=トロイデンでの成績
・2020-21:5試合1ゴール

FCジュニアーズOÖ(オーストリア2部)
2020年冬にFCジュニアーズに移籍します。
約1年にわたってプレーし、リーグ戦では14試合5ゴール。
「在籍1年ってことは、またうまくいかなかったのかな?」
いいえ、その逆。
というのも、FCジュニアーズはのセカンドチームのような位置付け。
「FCジュニアーズ=LASKリンツの下部組織」
明確に上下関係があるわけではありませんが、見事”トップチームへの昇格”を果たします。
FCジュニアーズでの成績
・2020-21:9試合2ゴール
・2021-22:5試合3ゴール
LASKリンツ(オーストリア)
Embed from Getty Images2021年にLASKリンツに加入します。(完全移籍)
ドリブル突破、シュート技術に磨きがかかり、チームの中心選手としてプレー。
在籍2年目は得点を量産し、”得点ランク6位”。
ついに日本代表入りを果たしました。
LASKリンツでの成績
・2021-22:22試合6ゴール
・2022-23:30試合14ゴール
スタッド・ランス(フランス)
2023年8月にスタッド・ランスに移籍します。
「右の伊東・左の中村」のイケメンアタッカーが共演。
重要な局面のゴール・アシストも多く、24-25シーズンには”二桁ゴール”を記録しています。
Sランスでの成績
・2023-24年:25試合4ゴール
・2024-25年:32試合11ゴール(2部リーグ降格&カップ戦準優勝)
まとめ
Jリーグ下部組織はまさにサバイバル。
「残りたくても残れない」、「昇格できない」は当たり前。
日本代表で活躍する選手たちの中にも、「昇格できなかった」、「セレクションで落選した」という選手が大勢います。
そんな中で、幼い頃から”個人で打開したい”という強い信念をもち、自ら大きな決断を下したきた選手。
今後もその決断力で道を切り開き、持ち前の決定力で日本のヒーローになるはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


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