「中盤の狩人」
中盤を制圧する”刈り取り能力”。
ボールを持てば、自分でガンガン持ち運ぶ。
屈強な外国人もなんのその。
今後、”日本代表の中心人物”になる可能性も秘めた”中盤の狩人”です。
今回は、佐野海舟のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。


佐野海舟について
- 名前:佐野海舟(さの かいしゅう)
- 生年月日:2000年12月30日
- 出身地:岡山県津山市
- 所属クラブ:マインツ(ドイツ)
- ポジション:MF
- 背番号:6番
- 身長:176cm
- 体重:67kg
- 利き足:右
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:6試合0ゴール(2025年7月時点)
- 世代別:なし
世代別代表でのプレー歴はなし。
2026年W杯アジア2次予選(2023年11月)で日本代表に初招集されています。

弟・佐野航大
同じくサッカー選手の佐野航大は実の弟。
2022年には、J2で”兄弟対決”が実現。
そして、2025年には「A代表での兄弟共演」が実現しました。
- 兄の海舟:クールで、守備的なプレー
- 弟の航大:陽気な性格で、攻撃的なプレー
性格もプレーも似ていない2人は、いまや「日本で1番有名な兄弟Jリーガー」です。

個人分析官のレオザ
佐野海舟選手の個人分析官を務めていた、サッカー系YouTuberの”レオザさん”。
試合の分析に定評がある、社会人サッカーチームも運営する元・お笑い芸人です。
対談動画もあがっていますので、ぜひチェックしてみてください。

現行犯逮捕!?
2024年7月17日。
海外移籍直前に飛び込んできたニュース。
「佐野海舟が、不同意性向で現行犯逮捕!?」。(参照:朝日新聞)
X(Twitter)には、「地元の悪い友達が・・・」という情報を発信する人が現れたりと、非常に大きな波紋を呼びました。
ちなみに、この件についてはTVでも大々的に報じられました。
ただ、「不起訴になった」という報道はほとんどしてもらえず。
佐野海舟の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:アディダス
佐野選手は、アディダスの”コパ”を着用しています。
とても柔らかく、ボールタッチのしやすさが特徴の天然皮革のスパイクです。
佐野海舟のプレースタイル
Embed from Getty Images「ボールハンター」
ポジションは、”ボランチ”。
圧倒的な走力と、守備が光るプレーやーです。
- 危機察知能力の高さ
- フィジカルの強さ
- 奪った後の運び出し
”鋭いタックル”・”インターセプト”でボールを奪い切り、そのまま攻撃に。
ドリブル時の”前に入り込む技術”も一級品です。
また、走力もワールドクラス。
2024-25シーズンには、”ブンデスリーガ総走行距離No.1”に輝いています。
佐野海舟の経歴
- FC viparte U-12(津山市立鶴山小学校)
- FC viparte U-15(津山市立中道中学校)
- 米子北高校サッカー部(鳥取県)
- FC町田ゼルビア
- 鹿島アントラーズ
- マインツ(ドイツ)
小・中学生時代
小・中学生時代は、FC viparteでプレーしています。
3歳からサッカーをはじめた佐野選手。
小学校に入学すると、父もコーチを務めるチームへと入団します。(参照:Sportiva)
チームの練習以外でも、”弟との1v1”に明け暮れる毎日。
その中で、「兄は守備的な選手に・弟は攻撃的な選手に」育っていったのかもしれません。
高校生時代
高校生時代は、米子北高校サッカー部でプレーしています。
1年生の頃からトップチーム入りを果たし、3年連続で全国大会に出場。
- 2年生:10番
- 3年生:7番、キャプテン
2年生からはチームの核に。
砂浜での走り込みで培ったスタミナを武器に、豊富な運動量でピッチを駆け回りました。
FC町田ゼルビア
Embed from Getty Images2019年にFC町田ゼルビアに入団します。
プロ1年目に、本職ではない左右のサイドバックで定位置を掴みます。(参照:ゲキサカ)
プレーの幅を広め、2年目からは守備的MFのレギュラーに。
「J2No.1の守備的MF」へと上り詰め、J1へとステップアップします。
町田での成績
・2019年:21試合0ゴール(J2)
・2020年:41試合1ゴール(J2)
・2021年:35試合6ゴール(J2)
・2023年:20試合1ゴール(J2)
町田時代のチームメイト
・水本裕貴
・中島裕希
・富樫敬真
・吉尾海夏
・チョンテセ
・長谷川アーリアジャスール
・平河悠
・宇野禅斗 など
鹿島アントラーズ
Embed from Getty Images2023年に鹿島アントラーズに移籍します。
開幕から定位置を掴み、J1でも圧巻のボール奪取を披露。
「とんでもない選手が来た。」
数々の日本代表のプレーを見てきた”常勝軍団のサポーター”でさえも、佐野海舟のプレーに驚かされました。
鹿島での成績
・2023年:26試合1ゴール(J1)
・2024年:20試合0ゴール(J1[途中退団])
マインツ(ドイツ)
Embed from Getty Images2024年7月にマインツに完全移籍します。
契約期間は4年間。
Jリーグから直接5大リーグへの移籍で、1年目から大暴れ。
走行距離No.1を記録し、有力メディア(アスレティック誌)による年間ベスト11にも選出されています。
マインツでの成績
・2024-25年:34試合0ゴール
まとめ
攻撃は、”ボールを奪った瞬間”に始まる。
だからこそ、ボールを奪える選手はとても貴重な存在です。
言ってしまえば「黒子役」。
ただ、「良い黒子役がいるチームは強い」ということも事実。
そして、佐野海舟というボランチは、「ビッグクラブの黒子役」を務める実力を持っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


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