【10分でわかる】カナダってどんな国?|2026年サッカーW杯出場国

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カナダの国旗の画像
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「カナダってどんな国?」

北半球に位置する、とてつもなく大きな国。

多くの日本人にとって、カナダは「雪国」、「自然が豊かな国」、「オーロラの見える場所」といった
イメージで知られているでしょう。

でも、「カナダのサッカー」について知っている人は、どれくらいいるでしょうか?

「2026年W杯の開催地」ということもあり、今後その注目度は上がってくることはありません。

この記事では、カナダのサッカーだけでなく、「どんな国なのか?」という視点から、歴史・文化・産業の魅力までをわかりやすくご紹介します。

「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。

【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。

初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。

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目次

カナダってどんな国?

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  • 国名:カナダ(北アメリカ大陸)
  • 首都:トロント
  • 国土面積:9,985,000㎢
  • 人口:約4,100万人
  • 言語:英語/フランス語

世界2位の国土面積

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1867年にイギリスから独立したカナダは、北アメリカ大陸の約半分を占めるほどの広大な国土を持ちます。

その面積は9,985,000㎢で、ロシアに次いで世界第2位。

日本と比べるとおよそ26倍の広さを誇ります。

一方で、人口は約3,800万人日本の約1/3ほどしかおらず、世界でも屈指の人口密度の低い国でもあります。

また、カナダは「3つの海に囲まれた自然の国」。

  • 北側:北極海
  • 東側:大西洋
  • 西側:太平洋

内陸部にはロッキー山脈をはじめとする雄大な山々が連なり、氷河・湖・森林といった多彩な自然景観が国全体に広がっています。

地域によって異なる気候と地形

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※ロッキー山脈の画像。

先述した通り、カナダ世界で2番目に大きい国

そのため、国内で”気候や地形が全く異なる地域”が多数存在します。

そして、各地域ごとに異なる特色を呈し、登録された世界遺産の数は20以上

例えば・・・

  • 北部:北極圏に近く、冬は‐50℃になる地域も。
  • 東部:大西洋に面する沿海地域。
  • 西部:ロッキー山脈や氷河など、山岳地帯が広がる。
  • 南部:平原や温帯の気候が見られる地域。

このように、カナダでは「海岸」「氷原」「山脈」「平原」という4つのタイプが、ひとつの国の中に自然と共存しています。(参照:NEWT

カナダの主な世界遺産
[北部]
・ナハニ国立公園
・ウッド・バッファロー国立公園
[東部]
・ケベック旧市街の歴史地区
・ジョギンズ化石断崖
[西部]
・カナディアン・ロッキー山脈公園群
・スカン・グワイ
[南部]
・ランス・オ・メドー国定史跡
・グロス・モーン国立公園   など

アイスホッケーが強い雪国

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雪国として知られるカナダでは、国民の多くが雪や氷と共に暮らす生活を送っています。

冬季オリンピックでは常に上位に名を連ねる、まさにウィンタースポーツ大国です。

中でも圧倒的な人気と実力を誇るのが、アイスホッケー

氷上の格闘技」とも呼ばれるこの競技は、氷の冷たさをも吹き飛ばすほど熱く・激しいスポーツとして親しまれています。

カナダ代表は、アイスホッケー世界選手権で27回優勝しており、これはロシアに次いで世界2位の記録です。

日本からの留学生が多い

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※首都・トロントの様子。

カナダは「多文化共生社会」を掲げており、地域によっては「住民の4人に1人以上が移民」というほど国際色豊かな国です。

さらに、医療や福祉制度の充実厳しい銃規制による治安の良さなど、安心して暮らせる環境が整っています。

穏やかな人柄と安全な生活水準が特徴を持ち、「英語を学ぶ環境」としては最適。

日本からの留学生ワーキングホリデー利用者も非常に多いのがカナダの特徴です。(参照:IAJP

※ニュージーランドも留学先として人気です。

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カナダってサッカー強いの?

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  • 愛称:カナックス(カナダ人)
  • FIFAランキング:28位(2025年10月時点)
  • W杯出場回数:3回(2026年大会を含む)
  • W杯最高成績:GL敗退

カナダ代表の特徴

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カナダ代表は、これまでに2度のW杯(1986年・2022年)に出場。

結果はいずれもグループリーグ敗退で、6試合全敗とまだ世界の壁は厚い状況です。

しかし、近年は着実に成長を遂げています。

攻撃陣には、スペインやイタリアなど欧州トップリーグでプレーする選手が増加中。

一方で、守備陣やGKはMLS(アメリカ・カナダ合同リーグ)所属の選手が中心となっています。

現時点での立ち位置は、「準・強豪国」といったところ。

日本との対戦成績

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通算戦績:3勝1敗(日本から見て)

公式戦での対戦は2001年のコンフェデレーションズ杯のみ。

その他3試合は親善試合での対戦で、直近対戦は2023年10月。

その際は、4-1で日本が快勝しています。

注目選手

歴史を振り返ってみても、かつてのカナダには「ワールドクラスの選手」と呼べる存在はほとんどいませんでした。

しかし近年、その状況が一変。

ヨーロッパのビッグクラブでプレーする若く才能ある選手たちが次々と登場しています。

アルフォンソ・デイヴィス

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  • 生年月日:2000年11月2日
  • 所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
  • ポジション:DF
  • 身長:183cm
  • 体重:75kg

ジョナサン・デイビット

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  • 生年月日:2000年1月14日
  • 所属クラブ:ユヴェントス(イタリア)
  • ポジション:FW
  • 身長:177cm
  • 体重:77kg

タジョン・ブキャナン

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  • 生年月日:1999年2月8日
  • 所属クラブ:ビジャレアル(スペイン)
  • ポジション:FW
  • 身長:183cm
  • 体重:71kg

カナダのリーグは強いの?

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※MLS(アメリカ)の「トロントFC vs バンクーバー」の写真。

名称:カナディアン・プレミアリーグ

2017年に創設され、トップカテゴリーには8クラブが参加。

実は前身となるリーグは1926年にスタートしていましたが、財政的な問題などから一度衰退。

そんな背景もあり、”強豪3クラブ”が離脱し、アメリカのリーグへと転籍。

  • CFモントリオール
  • トロントFC
  • バンクーバー・ホワイトキャップス

上記3クラブは、現在もMLS(アメリカ)に所属しています。

蹴り道FOOTBALLでは、『サッカーの放映権』についてまとめた記事を書いています。

「この国はリーグはどこで観れるの?」という疑問に解決できる内容になっています。

ぜひ一度ご覧になってください。

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まとめ

歴史を振り返れば、カナダは決して「サッカーが強い国」とは言えませんでした。

しかし近年、その評価は確実に変わりつつあります。

欧州の舞台で活躍する若手の台頭により、代表チームも着実に進化。

かつては遠い夢だった「W杯での1勝」を、自国開催のW杯で実現する日も近いかもしれません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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