「次世代の万能型ボランチ」
ピッチのどこにでも現れる、褐色肌のボランチ。
- パス良し
- ドリブル良し
- 守備良し
欠点の少ない、「万能型」と呼ばれるタイプの選手。
そして、天性の明るさとサッカーIQの高さもピカイチです。
今回は、藤田譲瑠チマのプレースタイルと経歴についてご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。

藤田譲瑠チマってどんな選手?
- 名前:藤田譲瑠チマ(ふじた じょえる ちま)
- 生年月日:2002年2月16日
- 出身地:東京都町田市
- 所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー)
- 背番号:8番
- ポジション:MF
- 身長:175cm
- 体重:76kg
- 利き足:右
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:試合ゴール(2025年6月時点)
- 世代別:U-11~U23
パリ五輪世代のキャプテン
Embed from Getty Imagesパリ五輪世代の主将。
小学生時代から、周りを叱咤激励できるリーダーシップがあり、声で周囲を動かせるという特殊能力あり。
また、初めての世代別日本代表に入った時には、たったの2日でチームに中心になったことも。
ON・OFF問わず、キャプテンにふさわしい人材です。

ナイジェリア×日本のハーフ
藤田選手は、ナイジェリア人の父と日本人の母を持つハーフです。
ハーフというと、「デカくて強い」というイメージを持つ方も多いはずです。
ですが、藤田選手は175cmと平均的な背丈。
そして、日本人以上に”技術”と”頭脳”を駆使してプレーする選手です。
黒木ひかりが大好き!?
/
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) December 17, 2022
明日の #やべスタ は…!👀
\#藤田譲瑠チマ 選手
憧れの黒木さんと2ショートで告知💓
そして日本代表#板倉滉 選手がスタジオに登場❗️
お見逃しなく✅
⚽#やべっちスタジアム #102
📅12/18(日) 22:00 pic.twitter.com/vkXlJm75z0
藤田選手が”かわいい”と絶賛する女性。
それは、「やべっちスタジアム(DAZN)」のアシスタントを務める”黒木ひかり”です。
スタジオで共演した際には、司会のやべっち(お笑い芸人・矢部浩之さん)にいじられまくり。
2人の今後に期待してしまう視聴者が続出しました。
藤田譲瑠チマの着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:アディダス
藤田選手は、アディダスの”コパ”を着用しています。
とても柔らかく、ボールタッチのしやすさが特徴の天然皮革のスパイクです。
藤田譲瑠チマのプレースタイル
Embed from Getty Images「万能型MF」
- サッカーIQの高さ
- 足元の技術
- 対人守備
本職はボランチ。
MFとして必要な能力を兼ね備え、欠点らしい部分はなし。
非常に頭の良い選手で、戦況を見定めてゲームをコントロールします。
また、ポジショニングの良さは攻守に渡って輝きます。
- 攻撃:ボールをもらえる位置に顔を出す→パスワークの中心に
- 守備:相手の攻め方を予測し、パスをカット
足元の技術、身体の使い方も抜群で、チームを中盤から支えています。
日本代表デビューは20歳。
実力は本物です。
藤田譲瑠チマの経歴
- 町田大倉FC(町田市立大倉小学校)
- 東京ヴェルディジュニアユース(町田市立鶴川中学校)
- 東京ヴェルディユース
- 東京ヴェルディ
- 徳島ヴォルティス
- 横浜F.マリノス
- シント=トロイデン(ベルギー)
小学生時代
小学生時代は、町田大蔵FCでプレーしています。
ドリブルが上手く、相手全員を抜き去ってゴールを決めてしまうほど。
「同世代の町田のサッカー少年で、チマを知らない人はいない」と言われるほど有名で、東京トレセンでもプレー。
東京トレセンのコーチには武田修宏さんがいて、当時の藤田選手は「この人テレビタレントじゃなかったの?」という感想を持ったのだとか。(参照:Footballista)
幼稚園の頃にFC町田ゼルビアのスクールに通っていました。
中学生時代
中学生時代は、東京ヴェルディジュニアユースでプレーしています。
東京ヴェルディ、FC東京の練習に参加。
ヴェルディ下部組織でプレーした過去を持つ小学生時代の恩師の助言もあり、東京ヴェルディへの入団を選択。
プレースタイルも変更し、「ゴールを取る選手→アシストする選手」へと変わります。
馬場晴也選手(北海道コンサドーレ札幌)とは同期です。
東京ヴェルディユース
高校生時代は、東京ヴェルディユースでプレーしています。
1,2年生の頃はほとんど試合に絡めず。
試合では”ビデオ係”として撮影に回ることも日常茶飯事。
高校2年の冬に転機が訪れ、CB(センターバック)にコンバート。
それをきっかけにAチームに定着し、9月には2種登録選手としてプロデビューを果たすなど、驚くべきステップアップを見せます。
東京ヴェルディ
Embed from Getty Images2020年に東京ヴェルディに昇格します。
プロ1年目からJ2リーグで41試合に出場。
出場時間はフィールドプレーヤーでは2番目に多く、オフシーズンには”人気銘柄”に。
1年でJ1へのステップアップを果たします。
東京Vでの成績
・2019年:4試合0ゴール(J2)
・2020年:41試合3ゴール(J2)
徳島ヴォルティス
Embed from Getty Images2021年に徳島ヴォルティスに移籍します。
プロサッカー選手2年目、J1プレーヤー1年目で28試合に出場。
チームは”勝ち点1の差でJ2降格”となりますが、”藤田譲瑠チマ”の名は日本サッカー界に轟きます。
前年以上の大人気銘柄となり、またしても1年でのステップアップを果たします。
徳島での成績
・2021年:28試合1ゴール(J1)
横浜F.マリノス
Embed from Getty Images2022年に横浜F.マリノスに移籍します。
移籍1年目からチームの中心選手になり、J1で29試合に出場。
J1リーグ優勝に貢献し、9月には日本代表デビューも果たしています。
マリノスでの成績
・2022年:29試合1ゴール(J1優勝)
・2023年:17試合2ゴール(途中退団)
シント=トロイデン(ベルギー)
Embed from Getty Images2023年7月にシント=トロイデンに移籍します。
この夏、3人目の「Jリーグ→シント=トロイデン」への移籍。
”東京ヴェルディユースの同期”でもある山本理仁と再タッグ。
2024-25シーズンには残留争いを経験し、精神的なタフさも増しているでしょう。
シント=トロイデンでの成績
・2023-24年:20試合1ゴール
・2024-25年:27試合0ゴール

ザンクトパウリ
2025年6月にザンクトパウリに移籍します。
かつて宮市亮も所属していた、”熱狂的なサポーター”で有名なクラブ。
まとめ
日本代表の中盤の層は厚く、5大リーグで活躍している選手ばかり。
若手選手が入り込む隙はなかなかありません。
ただ、「ジョエルならスタメンあるかも・・・」と思わせてくれる、高いポテンシャルあり。
ドイツでの活躍次第では、日本サッカー牽引する立場になれるかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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