【10分でわかる】スイスってどんな国?|2026年サッカーW杯出場なるか?

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スイスの国旗の画像
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「スイスってどんな国?」

『アルプスの少女ハイジ』の舞台としても知られるように、スイスアルプス山脈に囲まれた、豊かな自然が広がる国。

また、「戦争に加担しない“永世中立国”」として国際的に信頼され、高級時計チョコレートなどにおいては世界屈指のブランドを生み出してきました。

サッカーでは、統率のとれた守備力が大きな特徴。

その緻密さは、かつて“カテナチオ”で名を馳せたイタリアに匹敵するほど。

この記事では、スイスのサッカーだけでなく、「どんな国なのか?」という視点から、歴史・文化・産業の魅力までをわかりやすくご紹介します。

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目次

スイスってどんな国?

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  • 国名:スイス連邦(中央ヨーロッパ)
  • 首都:ベルン
  • 国土面積:41,285㎢
  • 人口:約900万人
  • 言語:ドイツ語/フランス語/イタリア語/ロマンシュ語

アルプス山脈に囲まれたヨーロッパの内陸国

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※アルプス山脈の”マッターホルン”の画像。

スイスヨーロッパ中央付近に位置する内陸国で、面積は“九州と同じくらい”の小さな国。

国土の約2/3山岳地帯で、その多くをアルプス山脈が占めています。

中でも有名なのが、イタリアとの国境沿いにそびえる標高4,478mマッターホルン

スイスを象徴する名峰で、世界中の登山家や観光客が訪れます。

地域差はありますが、冬には氷点下まで冷え込む場所も多く、夏でも涼しい気候が続きます。

永世中立国

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※ジュネーブの国連欧州本部の画像。

「どこの国の戦争にも加わらない」。

そんな”中立的な立場”条約で認められているのがスイスの特徴です。

ナポレオン戦争後の「1815年ウィーン会議」にて、世界から”永世中立国”として正式に承認。(参照:讀賣新聞

その後に起きた第一次世界大戦・第二次世界大戦でも、スイスは中立を貫きました。

この“中立国としての信頼性”から、スイスのジュネーブにはWHO(世界保健機関)の本部国連欧州本部(UNOG) など多くの国際機関が集まっています。

豊かで治安も良い

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世界遺産の”ベルン旧市街”の画像。

スイス経済の中心となるのは、電力や製薬、金融業など。

一人あたりのGDPは世界トップクラスで、世界的にも豊かな国として知られています。(参照:World Invest

物価は日本よりかなり高く、特に外食やサービスは日本の2〜3倍ほどに感じることも。(参照:SWISS learning

その分、社会保障も充実しており、国民の幸福度ランキングでもTOP3に入るほど。

国民の満足度が高く、治安も安定しているため、「暮らしやすく、安全な国」として世界中から評価されています。

高級時計ブランドの数々

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「高級時計」と言えば、どこの時計をイメージしますか?

パッと思いつくのは、投資目的での需要も高いロレックス

他には、「世界3大時計」と称される3メーカー。

  • オーデマ・ピゲ
  • パテック・フィリップ
  • ヴァシュロン・コンスタンタン

それとも、オメガタグホイヤーなどでしょうか?

驚くことに、これらはすべて “スイス発の時計ブランド” です。(参照:GINZA RAISIN

スイスでは、16世紀(1500年ごろ)から時計の製造が始まったとされており、その歴史の長さは世界トップクラス。

そんな背景もあり、時計業界を代表する高級ブランドの多くがスイスにルーツを持っています。

ミルクチョコレート発祥の地

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フランス、ベルギーと並び、スイスは”チョコレート”で世界的に有名な国。

実は、私たちがよく食べるミルクチョコレートスイスで誕生しました。(参照:Salon de Royal

豊富な乳製品とチョコレートづくりの技術が組み合わさり、19世紀(1800年代)に世界初のミルクチョコレートが生まれたと言われています。

日本でも人気の「リンツ」「レダラッハ」「カイエ」などもスイスのブランド。

バレンタインデーやホワイトデーには、スイス産のチョコレートを送ったら喜んでもらえるかも?

アルプスの少女ハイジ

1974年に放送され、国民的アニメになった『アルプスの少女ハイジ』

現在も認知度は高く、「クララが立った!」という名シーンは、日本人なら誰もが知っているのではないでしょうか?

ハイジといえば、広大な自然を駆け回るシーンや、ブランコに揺られる姿が印象的ですが、その舞台のモデルになったのは”スイスのアルプス地方”です。

さらに、原作小説『ハイジ』の作者であるヨハンナ・スピリもスイス出身。

アニメに描かれる自然豊かな風景は、まさに「スイスの景色そのもの」と言えます。

スイスってサッカー強いの?

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  • 愛称:リ・ナティ(スイス国民)
  • FIFAランキング:17位(2025年11月時点)
  • W杯出場回数:12回
  • W杯最高成績:ベスト8(1934年,1938年,1954年)

スイス代表の特徴

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第2回W杯から出場し、3度もベスト8に進出している古豪。

1970~2000年代前半にかけて、30年近くW杯本大会から遠ざかっていましたが、「サッカーが強い国」であるのは間違いなし。

2000年以降に限ると、5大会本大会に出場してベスト16進出は4回(2002年大会は欧州予選敗退)

グループリーグ突破確率は脅威の80%を誇ります。

特に有名なのが、”組織的で規律のある守備”

抜群の連携でブロックを形成し、簡単には崩れない“鉄壁の守備力”を武器としています。

スイスの実力を一言で言うと、「優勝候補にはあがらないけど、”強豪国”の1つ」といったイメージです。

無失点で終えた2006年ドイツW杯

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「スイスの守備」に関する代表的なエピソード。

それが、”2006年ドイツW杯での無失点敗退”です。

「相手に恵まれたのでは?」と思いきや、決してそんなことはありません。

同じグループでは、この大会で準優勝するフランスとも対戦し、ジダン・アンリ・リベリーといった超強力アタッカー陣を相手に完封しています。

2006年ドイツW杯での対戦結果(GL)
・第1節:vsフランス→△0-0
・第2節:vsトーゴ→○2-0
・第3節:vs韓国→○2-0

スイスは無失点のままグループリーグを首位突破し、ベスト16でウクライナと対戦。

延長戦まで戦い、0-0のまま突入したPK戦で惜しくも敗れました。

この結果、W杯史上初の「無失点での大会敗退」という前代未聞の記録を残すことになります。

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日本との対戦成績

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通算戦績:1勝1敗(日本から見て)

日本とスイスの対戦成績は完全にイーブン。

初対戦は2007年。

守備が強固なスイスを相手に、激しい打ち合いの末 日本が4-3で勝利しました。

直近の対戦は2018年で、こちらは日本が0-2で敗戦

いずれも欧州で行われた試合で、日本国内ではまだ対戦がありません。

注目選手

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「スイスの選手」といえば、ジャカアカンジ

共に、アーセナルやマンチェスター・シティといった“世界的なビッグクラブ”で主力を務めた名選手です。

スイス代表のほとんどが欧州5大リーグでプレーしており、スイス国内組はごく少数。

「組織的な守備」が特徴のチームですが、個々の実力も非常に高く、世界基準の選手が揃っています。

グラニト・ジャカ

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  • 生年月日:1992年9月27日
  • 所属クラブ:サンダーランド(イングランド)
  • ポジション:MF
  • 身長:186cm
  • 体重:80kg

※2016-2023年にかけて”アーセナル”でプレー。

マヌエル・アカンジ

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  • 生年月日:1995年7月19日
  • 所属クラブ:インテル(イタリア)
  • ポジション:DF
  • 身長:188cm
  • 体重:91kg

※2022-2025年にかけて”マンチェスター・シティ”でプレー。

ダン・エンドイェ

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  • 生年月日:2000年10月25日
  • 所属クラブ:ノッティンガム・フォレスト(イングランド)
  • ポジション:FW
  • 身長:184cm
  • 体重:79kg

ブレール・エンボロ

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  • 生年月日:1997年2月14日
  • 所属クラブ:スタッド・レンヌ(フランス)
  • ポジション:FW
  • 身長:187cm
  • 体重:84kg

※2022-25年にかけて”ASモナコ”でプレー。

ヨアン・マンザンビ

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  • 生年月日:2005年10月14日
  • 所属クラブ:フライブルグ(ドイツ)
  • ポジション:MF
  • 身長:182cm
  • 体重:75kg

スイスのリーグは強いの?

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名称:スイス・スーパーリーグ

1898年に創設され、トップリーグには12クラブが参加。

代表的なクラブは、FCバーゼルBSCヤングボーイズ

どちらも欧州カップ戦でも存在感を放っており、特にバーゼルCLベスト16進出や、ELECL準決勝まで進んだ実績があります。

特に、FCバーゼルは”CLベスト16”に進出することもあり、ELやECLでは優勝も狙える実力。

また、日本人選手との縁も深く、かつては中田浩二柿谷曜一朗がプレー。

現在は常本佳吾バーゼルの一員としてプレーしています。

蹴り道FOOTBALLでは、『サッカーの放映権』についてまとめた記事を書いています。

「この国はリーグはどこで観れるの?」という疑問に解決できる内容になっています。

ぜひ一度ご覧になってください。

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まとめ

派手さはないけれど、着実に勝利をつかむ。

スイスのサッカーは、派手なスター選手よりも、組織力堅実さを好む“サッカー通”にこそ愛されるスタイルと言えるでしょう。

もし今後、「攻撃面で飛び抜けたスペシャルな選手」が現れたなら・・・。

そのときは、スイスが“超・強豪国”の仲間入りを果たすかもしれません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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