「ガーナってサッカー強いの?」
2026年W杯アフリカ予選では8勝1敗1分という強さを見せ、本大会出場権を獲得。
代表メンバーの大半は欧州の強豪国でプレーしていて、中にはプレミア屈指のアタッカーがいたり。
位置付けとしては、「準・強豪国」にあたるでしょう。
この記事は、ガーナのサッカーの他に、「どんな国なの?」ということがわかる内容になっています。
楽しく読んでもらえると幸いです!
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【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。

ガーナってどんな国?
Embed from Getty Images- 国名:ガーナ(アフリカ)
- 首都:アクラ
- 国土面積:239,000㎢
- 人口:約3,500万人
- 言語:英語/チュイ語
ガーナはどこにある?
Embed from Getty Imagesガーナは、西アフリカに位置する国で、大西洋(ギニア湾)に面しています。
赤道のすぐ北にあり、年間を通して”平均気温28~33℃”という温暖な気候です。
日本との距離は13,800kmで、所要時間は20~25時間ほど。
直行便はなく、欧州や中東(ドバイなど)を経由するのが一般的です。
チョコレートの名産地
Embed from Getty Imagesガーナは、世界2位のカカオ豆の生産国。(参照:株式会社明治 公式HP)
日本でも「ガーナチョコレート(ロッテ)」というお菓子名で知られるほど、チョコレートのイメージが定着しています。
年間を通して温暖な気候で、カカオを育てるには最適な地域であり、ガーナ経済を支える重要な産業です。
旧名・ゴールドコースト
Embed from Getty Images1957年にイギリスから独立。
かつては“ゴールド・コースト(金の海岸)”と呼ばれ、金などの鉱物資源が豊富な国です。
現在も金の輸出は国の主要産業であり、“黄金の国”という呼び名は健在。
「黄金が豊富」という特徴は、ガーナ国旗でも強く主張されています。
ガーナの国旗の意味
・赤色:独立に向けた戦いで流された血
・黄色:金などの鉱山物質
・緑色:森林や農業
・黒い星:アフリカの自由のシンボル
野口英世が訪問
「1,000円札の肖像画(旧札)」としても馴染み深い”日本の細菌学者・野口英世”。
1927年に黄熱病の研究のためにガーナを訪問。
現地で研究を続ける中で自らも黄熱病に感染し、ガーナで亡くなりました。
首都アクラには今も「野口記念医学研究所」があり、彼の功績を称える施設として残っています。
東京五輪の際には、ガーナ選手団が”福島県猪苗代町(野口英世の出身地)”に滞在。(参照:外務省公式HP)
日本とガーナを結ぶ“歴史的な絆の象徴”として、両国の絆は今も受け継がれています。
盛んなスポーツ
Embed from Getty Imagesガーナではサッカーが圧倒的な人気を誇りますが、陸上やボクシングも人気。
2025年世界陸上では4×100Mリレーで決勝戦に進出。
また、ボクシングの”アズマー・ネルソン”は世界的に有名なアスリートで、「歴代軽量級ボクサーの最強クラス」という呼び声も。(参照:ラブすぽ)
ガーナってサッカー強いの?
Embed from Getty Images- 愛称:ブラックスターズ
- FIFAランキング:75位(2025年10月時点)
- W杯出場回数:5回(2026年大会を含む)
- W杯最高成績:ベスト8(2010年)
ガーナ代表の特徴
Embed from Getty ImagesアフリカNo.1の国を決める”アフリカネーションズリーグ”では通算4回の優勝を誇るアフリカの強豪。
2度目のW杯(2010年)でベスト8進出を果たした反面、2018年にはアフリカ予選で敗退。
一言で言えば、「ハマったら強いけど、安定感はない」という印象です。
最大の特徴は、個々の身体能力の高さ。
W杯出場歴
・2006年:GL敗退
・2010年:ベスト8
・2014年:GL敗退
・2018年:アフリカ予選敗退
・2022年:GL敗退
・2026年:本大会出場決定
日本との対戦成績
Embed from Getty Images5勝3敗0分(日本側の視点)
すべて親善試合での対戦。
直近では2022年6月に対戦し、久保建英のA代表初ゴールなど4-1で日本が勝利しています。(参照:JFA公式HP)
注目選手
ガーナ代表メンバーの大半が欧州でプレー。
5大リーグの強豪でプレーしている選手も複数人いたりと、”個の力”が非常に強い国です。
特に有名な選手は、セメニョ、クドゥス、パルティの3選手です。
セメニョ
Embed from Getty Images- 生年月日:2000年1月7日
- 所属クラブ:ボーンマス(イングランド)
- ポジション:FW
クドゥス
Embed from Getty Images- 生年月日:2000年8月2日
- 所属クラブ:トッテナム(イングランド)
- ポジション:FW
トーマス・パルティ
Embed from Getty Images- 生年月日:1993年6月13日
- 所属クラブ:ビジャレアル(スペイン)
- ポジション:MF
ガーナのリーグは強いの?
リーグ名:ガーナ・プレミアリーグ
1957年に創設。
「国家の独立と同じ年に、サッカーのリーグが創設されている」という事実が、サッカー熱の高さを物語っています。
リーグの2強とされるのは、”アサンテ・コトコ”と”ハーツ・オブ・オーク”。
両チームともにアフリカNo.1に輝いたことがありますが、最後に優勝したのは2000年のこと。(ハーツが優勝)
※蹴り道FOOTBALLでは、『サッカーの放映権』についてまとめた記事を書いています。
「この国はリーグはどこで観れるの?」という疑問に解決できる内容になっています。
ぜひ一度ご覧になってください。

まとめ
「黄金の国」という名の通り、サッカーの面においても”数々の才能”が眠っている国。
高い身体能力から繰り出す個人技は世界でも通用するレベルで、ハマれば強い。
ただ、安定感にはやや欠ける。
良くも悪くも、「アフリカっぽさ」を感じられる国かもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!



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