「攻守に輝くダイナモ」
激しいディフェンスでチームを救ったかと思いきや、次の瞬間にはゴール前へ。
”守備”を強みとしているのに、”ゴール”まで決めてきます。
おまけに、豪快なゴールが多い。
攻守に輝く、万能型のMFです。
今回は、稲垣祥のプレースタイルと経歴をご紹介します。
「もっとサッカーが楽しくなる」をテーマに、ブログを書いています。
【10分以内】で、気軽に読める記事がたくさんあります。
初心者の方も、サッカー通の方も、ぜひ楽しく読んでください。

稲垣祥ってどんな選手?
- 名前:稲垣祥(いながき しょう)
- 生年月日:1991年12月25日
- 出身地:東京都練馬区
- 所属チーム:名古屋グランパス
- ポジション:MF
- 背番号:15番
- 身長:176cm
- 体重:72kg
- 利き足:右
日本代表歴
Embed from Getty Images- A代表:1試合2ゴール(2025年7月時点)
- 世代別:なし
2021年の圧巻のパフォーマンス
Embed from Getty Images大卒でプロ入りして以降、10年以上にわたってJ1リーグでプレー。
中でも凄かったのは”2021年”。
- A代表初選出
- J1リーグベスト11
- ルヴァン杯優勝&MVP
- ACLベスト8進出
まさに「キャリアハイ」と呼べるシーズンでした。
ローランドの先輩
”ローランド”と言えば、TVにも引っ張りだこの「日本一有名なホスト(元ホスト)」。
「俺か、俺以外か」などの名言も連発する超・売れっ子ですが、そんなローランドさんは帝京高校サッカー部の出身。(参照:日刊スポーツ)
稲垣選手の1学年後輩です。
いまでも親交があり、LINEでのやりとりもしているのだとか。(参照:中日スポーツ)
同じキャリアの三浦颯太
Embed from Getty Images「稲垣祥の経歴」と酷似している選手が。
その選手の名は、”三浦颯太”。
2024年元日の試合で、”J2からの日本代表”で話題になった人物です。
2人の経歴としては、中学・高校・大学・プロ(甲府)の4クラブも同じ。
- FC東京U-15むさし
- 帝京高校サッカー部
- 日本体育大学サッカー部
- ヴァンフォーレ甲府
9歳も離れているので、チームメイトとしてプレーしたことはありません。
ただ、「同じクラブで育ち、プロ入りしている」というのも凄い話です。

稲垣祥の着用スパイク
Embed from Getty Imagesメーカー:NB(ニューバランス)
稲垣選手は、ニューバランスの”442”を着用しています。
「平均的に機能が高い」と言える、万能型のスパイクです。
稲垣祥のプレースタイル
Embed from Getty Images「点もとれるボランチ」
- 中盤での刈り取り
- 無尽蔵のスタミナ
- 得点力
ポジションは”ボランチ”。
相手のチャンスの芽を摘み取る、いわゆる「刈り取り」が持ち味の選手。
強度の高い守備を、ピッチのどこでも披露。
しかも、90分間やり続ける。
驚くべきスタミナの持ち主です。
ここまでだと、「守備職人系の選手」という印象を持つかもしれませんが、なんと”得点力”まで完備。
ミドルシュート良し。
ダイレクトでの豪快なボレー良し。
中盤の選手でありながらも、Jリーグ通算得点は40ゴール超え!
稲垣祥の経歴
- 大泉西ハリケーン
- サウスユーベFC
- FC東京U-15むさし
- 帝京高校サッカー部
- 日本体育大学サッカー部
- ヴァンフォーレ甲府
- サンフレッチェ広島
- 名古屋グランパス
小学生時代
小学生時代は、2つのクラブでプレーしています。
- 大泉西ハリケーン
- サウスユーベFC
サッカーor野球で悩んだ末に、4歳の時にサッカーをスタート。(参照:名古屋グランパス公式HP)
姉と妹の影響もあり、「男社会が苦手だった」のだとか。(参照:ゲキサカ)
中学生時代
中学生時代は、FC東京U-15むさしでプレーしています。
本人曰く「ヒョロヒョロ」だった中学生時代。
技術はあれど、試合には絡めず。
ユースへの昇格が難しいことにも気づいていたようです。
FC東京U-15むさし時代のチームメイト
・重松健太郎(1学年先輩)
・加部未蘭(同期)
・白崎凌兵(1学年後輩)
高校生時代
高校生時代は、帝京高校サッカー部でプレーしています。
2年連続で選手権全国大会に出場。(高2・高3)
3年時には”10番”を背負って出場するも、チームは2年連続の1回戦敗退に。
「高校生でのサッカー引退」も考えたものの、「教員免許をとりたい」という想いから進学を決意。
大学生時代
大学生時代は、日本体育大学サッカー部でプレーしています。
2年生から主力に定着し、関東2部リーグ制覇。
大学4年になると、高校時代と同じく”10番”を背負ってプレーしています。
日体大でのチームメイト
・岩尾憲
・藤井貴之(LISEMのたか) など
ヴァンフォーレ甲府
Embed from Getty Images2014年にヴァンフォーレ甲府に入団します。
入団1年目のキャンプにて、体力測定でチームトップの記録を樹立。(参照:スポーツ報知)
そんな体力自慢の一面を買われ、サイドでプレーしたことも。
複数ポジションでのプレーをこなし、チームのJ1残留に貢献しています。
甲府での成績
・2014年:19試合0ゴール(J1)
・2015年:29試合1ゴール(J1)
・2016年:33試合5ゴール(J1)
甲府時代のチームメイト
・佐々木翔
・下田北斗
・水野晃樹
・伊東純也
・クリスティアーノ
・バレー など
サンフレッチェ広島
Embed from Getty Images2017年にサンフレッチェ広島に完全移籍します。
移籍2年目からスタメンに定着し、自身初の優勝争いも経験しています。
広島での成績
・2017年:14試合2ゴール(J1)
・2018年:33試合3ゴール(J1)
・2019年:24試合4ゴール(J1)
広島時代のチームメイト
・青山敏弘
・佐々木翔
・森島司
・野上結貴
・荒木隼人
・川辺駿
・大迫敬介 など
名古屋グランパス
Embed from Getty Images2020年に名古屋グランパスに完全移籍します。
中盤でボールを刈り取り、点も決める。
特に2021年には圧巻のプレーを見せ、”森保監督”が率いる日本代表にも初召集。
ベテランになった現在も、チームの中核を担っています。
名古屋での成績
・2020年:34試合3ゴール(J1)
・2021年:38試合8ゴール(J1)
・2022年:34試合2ゴール(J1)
・2023年:33試合3ゴール(J1)
・2024年:36試合6ゴール(J1)
まとめ
30代半ばも近づき、ベテランの域に。
能力が衰えるどころか、「ピークがやってきた!?」と思えるようなプレーぶり。
技術もスタミナも、衰退していく気配は伺えません。
攻守に違いを見せており、「チームの心臓」と呼ぶに相応しい選手です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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